2020-12-20 Sun
ナッツクラッカー・スイーツビュッフェ
これも少し前の話。
コンラッド大阪が好きなホテルなので、東京のコンラッドにも行ってみました。
んー、オトナな雰囲気に加えて、こちらはなんとなく艶っぽいというか色気がある雰囲気ですね。
なんかやっぱりこのホテルブランドの雰囲気は好きな感じ。
お店から見える眺望の抜け感は大阪の方がありますが、こちらは摩天楼の風景、というよりもまさに摩天楼そのもの。
なんというか、まさに国の中心、大都会のド真ん中にいるという高揚感を感じます。

お店から出て帰る途上の遊歩道。このアーバンな感じ、何なん?
ちょうど頭上、ビルの合間をゆりかもめが走っていくその様は、未来都市そのものです。
ちなみにこの遊歩道、行き道はオノボリさんにとっては迷路のように入り組んでいて、そもそも入り口がわからず、
スーパーマリオのクッパ城のステージさながら右往左往・・・
この日はまだ少し暖かいぐらいだったのもあって、汗だくでお店にすべりこみました。

「くるみ割り人形」という世界観は知りませんでしたが、単に「ナッツ」という単語に惹かれたという・・・
ナッツがどうだかというのはさておき、さほど品数は多くないものの、全体的に好きな感じの内容でした。
メインどころのスイーツも、しっかりと濃厚な味わい。

66%チョコレートタルト
→もっとビターな味わいを想像していましたが、ちょうどいい甘さ。チョコレートの香りがいいですね。中にはベリージャム。

スコーン
→表面は固くてサックリとした食感。好きなタイプのスコーンでした。もちろん、クロテッドクリームで。

ベリーとチョコレートムース
→ムースというかチョコレートクリーム?というほど、こってりしていて食べごたえあり。


ストロベリーショートケーキ

ピスタチオムースとイチジクのコンフィチュール
→これはやっぱりイチオシ。中のいちじくのコンフィは、先日の琵琶湖マリオットと同様、ベリーとのコンビ。
いちじくの優しい甘さとベリーの甘酸っぱさの補完関係がとてもいい。これからの主流になりそうな予感です。
ピスタチオの香りとホワイトチョコの甘さもほどよく、完璧なバランスでした。

紅茶とミルクチョコレートのムース

レモンとプラリネのムース
→プラリネムースのナッツの香りと味がかなり濃く、レモンの爽やかな香りが心地よくていいバランス。

鴨胸肉の燻製とデーツのタルト
→甘じょっぱい系のタルト。燻製のスモーキーな香りがアクセントになっていて、洒落たセイボリー。

サーモンレムラードとフェンネルサラダのサンド
→ちょっと何言ってるかわからない名前ですが、サラダ系のサンド。生地にマカダミアナッツが入ったパンがおいしい。

チョコレートとバナナのケーキ
→さりげなく添えらえれたくるみの食感と香りが、ものすごい合う。

エルダーフラワーとシトラスのゼリー
→ゼリーにはオレンジ?ピールがたっぷり入ってザラついた食感。口あたりと香りのいいグラス。

アップサイドダウンベリーケーキ

ベイクドチーズケーキ

バニラのパンナコッタとクランベリーのジュレ

リヨン風ポテトのキッシュ

ロブスターマックチーズ
→ロブスター風味の、マカロニグラタン的なやつ。


ターキーブレストの香草ロースト 5種類のコンディメント
→あっさりと淡泊なターキー。個人的にはシンプルに粒マスタードで。

タルトモンブラン
→中のバニラムースがあっさりとしていて、サクサクのタルト生地の食感もあって、意外と食べやすいモンブラン。
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2020-01-04 Sat
PIERRE HERMÉ PARIS & SATSUKI BUFFET~SWEETS Plus~今回は、ベスト盤のCDみたく、人気のものをグッと凝縮したような感じで、全体的にややコンパクトに収まった印象。
おかげで初めてスイーツを一通り食べることができました。これぐらいがほどよいかも。
~SATSUKI~

エクストラスーパーイスパハンショートケーキ

東京スーパーチーズケーキ

新エクストラスーパーあまおうショートケーキ

バスクチーズケーキ

新エクストラスーパーメロンショートケーキ

スーパーオペラ・レジュール

アップルパイ

あまおうナポレオンパイ

スーパーチョコレートミルフィーユ

新あまおうロール

新フルーツロール

スーパーフルーツケーキ

スーパーモンブラン

新和三盆シュークリーム

スーパーチョコレートショートケーキ





バニラアイスクリーム/マンゴーシャーベット/豆乳チョコレートアイスクリーム/ゆずシャーベット/ピスタチオアイスクリーム/
あまおうシャーベット/ラムレーズンアイスクリームブルーベリーシャーベット/八丈島ジャージー牛乳シャーベット

パンケーキ
~PIERRE HERMÉ~

ケークショコラオランジュ

ケークオフリュイ

ガレットオザマンド

キャレマンショコラ

タルト フィンモガドール

ミルフィユセレスト

チーズケーキ 抹茶と小豆

オディセイ

ドゥミルフィーユ










プチ抹茶

プチあまおう

プチチョコレート

ハーブドッグ

プチビーフカレー




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SATSUKIは、もっぱらいちごフェアの「あまおう」推し。にしても、やっぱりうまいと思いました。
あまおうショートケーキ。いちごの量は一般的なものと変わらないのに、いちごの味と香りをはっきりと感じました。
いちごをひきたたせながらも、しっかりとした余韻の生クリームの口当たりとバランスが素晴らしい。
ロールケーキは、あまおうとフルーツの2種。どちらもライチが入っていてスッキリさをプラス。
あまおうは、餡や求肥が入って和のテイスト。フルーツはいちごやメロンのフルーツのみずみずしさが特徴的。
あまりトレンドを意識してなさそうなSATSUKIも、やはりバスクチーズは出さずにはいられなかったようです。
それでも、東京スーパーチーズケーキのほうが好きですね。あのザラメのジャリ感がなんとも心地よい。
スーパーチョコレートミルフィーユ。年末に、「あーこれうまかったなぁ」と思い出してましたが、うまいこと出してくれました。
サクザクのパイ生地に濃厚なダークとミルクのチョコクリーム、ホワイトガナッシュ。そして、後味に強めの塩味。
これが、たまらない。
スーパーチョコレートショートケーキ。個性だらけのチョコレートに負けないミルク感たっぷりの生クリーム。
あくまでショートケーキのチョコ版というスタンスで、よくできてますね。
スーパーオペラ。幾層にもわたった断面が美しく、まさに機能美。濃厚なチョコもあったかと思うとコーヒーの層もあって、
そしてナッツの香りもしたりと、さまざまな魅力を楽しめるケーキ。

出汁巻きはいいあおさの香り。サーモンは結構塩気があって、おいしい。どちらも合間に食べるにはもってこい。

カレーそば。カレー香る和風だしのスープだけにしようかと思ってましたが、結局やっぱり食べてしまう。


エルメさんは、はっきりと濃厚なものもあれば、複雑な味の方程式で解読できないものもあって、
そういう意味では活き活きと感じるケーキ。
シンプルなガレットデロワですら、中のアーモンドクリームがとても風味豊かで存在感。
それが何かと問われたら、何でしょうね。単にバターの香りのような気もするし、なんだかフルーティーな感じもあるし。
抹茶とあずきのチーズケーキも、抹茶クリーム取ってみても、いつもの抹茶よりも何かの作用でどこか青々しく感じたりもする。
オディセイは、おそらくチーズ系のケーキなんだろうなとは思うけど、いろんな香りが交錯しているんだけど、一体・・・
tにかく、名札と見た目以上のテイストの化学変化や奥深さを感じました。
かとおもうと、キャレマンショコラや、デセールのプレジールシュクレなんかは、これでもかというぐらいとにかく濃厚。
プレジールシュクレは、上がチョコのバタークリームで下がキャラメルで、もはやスニッカーズも顔負け。
あと、こちらも、ミルフィユセレスト、ドゥミルフィーユと、こちらもいちごとチョコの2種のミルフィーユが登場してうれしい。
ミルフィユセレストは、いちごのミルフィーユで、パッションフルーツのテイストが加わっています。
ケークオフリュイは洋酒がばっちりきいててうまい。
一巡できたとはいえ、満腹は必至。年明けから、いい夢を見させてもらえたビュッフェでした。

帰り道のホテル前。
2019-10-06 Sun
※スイーツもあるサンドウィッチビュッフェ
ホテルニューオータニ サンドウィッチ&スイーツビュッフェ ~栗とぶどう~

きれいな庭園が見えるガーデンラウンジにて。









































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見てお分かりの通り、こちらはサンドイッチの種類がとても充実してますね。
具材も、ステーキ、カツ、ローストビーフ、すき焼き・・・etc、とバラエティに富んでいて豪華。どれもおいしいですね。
そして、サンドウィッチだけでも十分満腹になりそう。
ふと、ニューオータニが、「本当に旨いサンドウィッチの作り方100」という本を監修してて、しかも購入してたことを思い出しました。
さしずめ、サンドウィッチを主体としたランチビュッフェといったところでしょうか。本を出すのもうなずける・・・
ところで、こっそり期待してたのはエッグベネディクト。
ワイキキのニューオータニにある「ハウツリーラナイ」のエッグベネディクトは有名ですね。
実際、朝から予約して食べに行った、あの思い出の味。あれがここで食えたなら…
と思って食べてみましたが、エッグベネディクトというか、ベーコンエッグに近いかな(笑
どうやらビュッフェ以外の単品メニューであるようなので、本物が食いたければそれを注文しろってことですね。
むしろ、隣に置かれていたスパイシーシーフードドリアがおいしかった。
チリのきいたトマトソースとバジル風味のシーフードドリア、これはいい組み合わせ。
あと、カレーが南国風で、イエローとレッド、どちらもおいしかったですね。
スイーツに関しては、あくまでビュッフェ用にアレンジされたもので、品数はそれなりにあるものの、印象としては薄い。
「サンドウィッチ > スイーツビュッフェ」が成り立ち、スイーツを目当てにしていくとちょっとしんどいかなと思いました。
見ていただいてる方は関西圏の方が多いと思うので、大阪のスイーツビュッフェと比較してみると、
大阪の方は、スイーツが主体なので、品数としては変わらないまでも、クオリティとしては一定以上のものが置かれてます。
ここではスーパーショートケーキが置かれてましたが、ビュッフェ用にアレンジされてる時点で、そこまでの魅力はないかも。
「ちょ、待てよ。一緒にするなよ」と、本家のスーパーさんからクレームを受けそうです。
なんだかんだ言って、大阪の方は良くも悪くもスイーツの方の印象が強く残って、スイーツについて議論されることが多いので、
「サンドウィッチ < スイーツビュッフェ」となっていると思いますね。
どちらのお店も、そのあたりをふまえて利用されるといいかと思います。
2019-09-02 Mon
ホテルニューオータニ(東京)にやってきました。
東京のニューオータニはやたらと雰囲気がありますね。

日本庭園を眺めながらブッフェを楽しみます。いや、よく見るとほんとによくできたきれいな庭園だわ。
今回の会場案内とメニュー。


スーパースイーツシリーズから















エルメのボンボンショコラとマカロン









ピエールエルメ






















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新edo抹茶マロンミルフィーユは今回一番楽しみにしてきました。層がすごいことになってます。
あれとこれの組み合わせで・・・というレベルを超えて、さまざまな味が複雑に交差して、
ファイナルアンサーとしては、抹茶マロンだよね~という感じ。
ここに並んでるケーキは、一部のショートケーキを除いてどれもそんな感じ。
オペラにしろロールケーキにしろ、一見シンプルに見せながら、ものすごい手がこんだものばかり。
イスパハンショートケーキも、薔薇の上品な香りのその裏で、コクや甘酸っぱさ、甘さ、いろんな要素の味が広がります。







こちらは相変わらずはっきりと主張のある味。
モンブランには結構強めのコンフィ。これが野ばらですかね?梅のような独特な酸味を感じました。
タルトオマージュはマロンと洋梨?で割と優しい味。
マカロンはクリームブリュレとミレーナ。ミレーナはミントのフレーバーで、中にはベリーのコンフィ。
アイスもはっきりしっかりした味。グラスモンブランはもはやアイスではないぐらい。
ザラッとしたマロンのアイスに、クリームチーズと柿?っぽいソルベが合わせられています。


とりあえずこのヌードル2品は食べておきたい。他のものはなかなか手が出せませんね。
クロワッサンあたりも食べてみたいですが、全然「プチ」じゃねーよ・・・
安定のSATSUKI、挑戦のエルメ。とでも言いましょうか。
SATSUKIのほうは随所に豆乳を使っていたりと、やはり日本的な奥ゆかしさみたいなのが肌に合いますね。
エルメさんの方は、新しさや可能性といった刺激的な印象をいつも感じます。
まさに、最高峰のスイーツブッフェにふさわしい内容でした。
2019-05-04 Sat
PIERRE HERMÉ PARIS & SATSUKI BUFFET ~SWEETS~に行ってきました。どこかの殿上人が集う、ラグジュアリーなスイーツイベントだと思っていましたが、
いつか行ってみたかったこの場所に、今回来ることができました。
GWで、しかも皇居の一般参賀もあってか、このあたりでもやや街がざわついているような印象を受けました。

会場の配置

今回のメニュー
SATSUKIのスイーツ


















東京スーパーピュアプリン スーパー黒豆かん ピュアメロンゼリー ピュアコーヒーゼリー 新edoくず餅ゼリー
新edo杏仁豆腐 新edoくず餅ブランマンジェ 新edoくず餅パンナコッタ




ニューオータニ特製パンケーキ
エルメのボンボンとマカロン


ライムのマカロン

ミントのマカロン

アプリコットのマカロン

スミレとカシス(中のクリーム)のマカロン


エルメのスイーツ














SATSUKIの軽食

ローストビーフサンドイッチ







Jシリアル麺のスープそば ピリ辛豆乳仕立て


プレミアムシートは20分早くスタート、一般は5分間の写真撮影後に一度退場して20分後にスタート。
僕は一般席の方でしたが、さほど不都合は感じませんでした。
再入場すぐはやや混雑したものの、その後はどこも割とスムーズにもらうことができましたし。
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エルメの20周年を記念して~のお土産もいただきました。
*エルメ






メニュー表の名前を見ても全く想像つきませんが、パッと見た瞬間、なんとなく色気がある美しさがありますね、やっぱり。
暑くなる季節をみこして、、割と口あたりのいいものも見受けられました。
どれも主張が強くてはっきりした味ですね。まさに海の向こうから雰囲気で、どこかよそいきな感じ。
バヤデールはベリーとリュバーヴの強めの酸味と、エキゾチックなライムの香り。
好物のパイナップルとココナッツのものが2つあって気に入りました。
エモーションエキゾチック。中間にスポンジ、底には甘めのピスタチオのクリームで、夏らしくもしっかりしたスイーツ。
ヴィクトリア。生地はサワっとした食感のダックワーズで、タルトと違った軽やかさがあります。
キャレマンショコラ、ミルフィユクロエ。チョコ系はかなり濃厚。香りや酸味も醤油かと思うぐらいの強さです。
リーヴゴーシュ。真ん中の層はティーのブリュレ。こちらは濃厚ながらも、香りもよく食べやすい。
サンドイッチはクリームチーズとサーモン、ベーコンと玉子サラダの2種。スイーツと同じく、どちらもしっかりした塩気。
マカロンはドンとしたなかなかの食べごたえ。ここでもライムのものが気に入りました。
スミレは繊細な香りで、最初はグレープか何かかなと思ったぐらい。
エルメのアイス。ソルベオアジスはいちごとほんのりバジル。グラスジャルダンジャポネは強めのベリーの酸味。
~プラリネノワゼットはクラッシュしたナッツが入っていて食感がよく、しっかりとしたチョコのアイス。
*SATSUKI







Jシリアル麺のスープそば ピリ辛豆乳仕立て

カレーそば
対して、こちらは「ただいま」といった感じの、いつもの落ち着くスイーツ。
ショートケーキは、「エクストラスーパー」も登場。生地、クリーム、そして果実自体もスーパーと違うとか。
エクストラスーパーメロンショートだけ食べましたが、一言で言うと上品さの違いなのかなと思いました。
スポンジ、クリームとも軽やかで主張が少なく、メロンの繊細な甘さや香りにそっと寄り添うような感じ。
ショートケーキのしっかりとしたクリーム感を味わいたいのなら、「スーパー」のほうがいいのかなといったところでしょうね。
新edo大納言ショート。軽やかな香りと苦みの抹茶クリームに黒蜜のあずきとホワイトチョコのガナッシュ。
主にedoシリーズで使われるこの和のテイスト、とても好きです。
ホワイトチョコのガナッシュもそうですが、カスタードにも豆乳を使って軽やかさを出しているそうです。
このホワイトチョコは、スーパークラシックツインロールにも使われていて、塩も加わってすっきりおいしい。
あまおうロールは、その和のテイストが満載。あずきや白あんも入って、見た目以上に贅沢な味わい。
スーパーチョコレートミルフィーユにも塩が使われていました。
チョコと例のホワイトチョコ、そしてザクザクのパイ生地にカカオニブでナッツの食感と風味を出して、最後に塩ですっきり。
味や食感のバランスをかなり計算された逸品だと思います。
SATSUKIのスイーツは、豆乳や塩で軽やかさを出しつつも、食感に変化を加えて全体的なバランス
グラスの新edoのシリーズは、意外とくず餅の存在感が強くて味の違いがわかりづらい気がしました。
よく見ると、近くに黒蜜やきな粉、ライチソースなんかがあったので、これをかけて食べるべきだったんでしょうね。
スーパーフルーツケーキ、アップルパイ、そして黒豆かんはそもそも目がないのでうれしいですね。
軽食はクロワッサンあたりはもはや手が出ませんでした。
ソースとビーフのサンドイッチはお肉が柔らかく、ホースラディッシュの香りがきいてました。
麺類は2つとも気に入りました。
ピリ辛豆乳スープの方は、名前通りあっさりとしながらも担々麺のような辛さもあって食べやすい。
カレーそばは、和風のような、中華のような、洋風のような、なんだか不思議なカレー味でクセになる味。
最高峰と言われるスイーツだけあって、一つ一つがしっかりつくられていて満喫しました。
わかってはいましたけど、その分食べれないものも多くありましたね。
ここに集まっているのは根っからのスイーツファンばかりで、そういう意味では、殿上人があつまる場所なのかも。
普段にはないどこか優雅で独特な雰囲気が面白かったです。