2020-02-23 Sun
ケーキバイキング ~Slaon du Tempsdor~

















カシスマロン

ケークサレ(ブロッコリー)

ソシソンチョコラルージュ

パウンドショコラ
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フレジェ。バタークリームのテロンとした食感や特有のコクはないものの、かなり固めに仕上がったカスタードクリームは、
常温のアイスを食べているような、新感覚の口あたりと優しくもしっかりとした風味もあって、これもおいしい。
一口にフレジェといえど、店ごとの特徴が色々とあってなかなか面白いケーキです。(なお、今回もこっそりフレジェ祭り・・・)
苺のモンブラン。表面にいちご風味のクリームをモンブランに見立てています。モンブランというより、ショートケーキ。

テ・ショコラ。ホワイトチョコのコクのある甘さと紅茶の香りの組み合わせ・・・これ、いけますね。

抹茶ショート。あずき風味と抹茶の2つのクリームがたっぷり。間にスライスしたいちごがサラリと入っています。



サバラン。シロップでひたひたのブリオッシュの下には紅茶のムース。

苺ムースはココナッツミルクのソースとともに。

ビュッフェ台のお菓子。どれもクオリティ高し。
カシスマロン。この組み合わせのものって、大抵はカシスの甘酸っぱさが際立っていますが、これは酸味がかなり抑えられて、
角がとれて素朴で優しいタルトに仕上がっています。
ソシソンチョコラルージュ。いわば、いちご風味のホワイトチョコのテリーヌがベースのサラミ。食べごたえあり。


途中、ピザとキッシュが登場。
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2019-10-19 Sat
◎しっかりと、そして痒いところに手がとどくような出来栄えで、安定感あふれるビュッフェ。
10月のケーキバイキング










~後半に入れ替えで登場したもの~



他、赤ワインゼリーも登場しました。






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マロンショート 洋梨とキャラメルのムース いちじくタルト
ショートケーキといえど、ただ栗が入っているだけではなく、デコレーションにはモンブランクリームが添えられていて、
ありそうでなかった、豪華な競演が実現した食べごたえのある。それでいて、さほど重さを感じないというから参る・・・
これ、好きですね~洋梨とキャラメルのムース。キャラメルはミルク感が強めのもので優しい。
洋梨のフルーティーな香りと口あたりが爽やかで、キャラメルの重さとのバランスがいい。
いちじくタルト。大胆にカットされた皮を残したフレッシュいちじくの強い風味と味わい。「いちじく食べたなぁ」という感じ。
台生地はほのかにピーナッツのような香ばしい香りがして、それもまたいちじくをよくひき立てています。

ラズベリーショコラ ブラックロール カシスオレンジ ドットムース カシスベイクドチーズ



ドットムースのオレンジはかぼちゃのムースでかぼちゃ感はあまりなく、重くない。
存在感のあるミルクチョコのムースと口の中でほどよくマッチして、これもいいバランス。
カシスオレンジ。どちらかというと、オレンジの味と香りの方が強く、なんだかフランスのお菓子のような異国感を感じます。
しっかりと詰まった生地も、伝統的な洋菓子の装い。
カシスベイクドチーズ。さぞ酸味が強いだろうと思っていましたが、ベイクドチーズのコクが結構強い一方、
カシスとチーズの爽やかさな甘酸っぱさがそのコクを包みこんでいます。
ラズベリーショコラ。ベリーとチョコのゴールデンコンビ。ベリーはより甘酸っぱく、チョコはより重厚に、
それぞれが違ったベクトルに向かうことで、むしろ調和が生まれています。これも、しっかりした生地の層でおいしい。
ブラックロール。紫いものモンブランクリームが甘さを引っ張っていて、中のクリームの主張は少な目。

かぼちゃモンブラン 後半登場の、かぼちゃプリン 赤ワインゼリー

同じく後半登場の、かぼちゃシフォンケーキ りんごタルト
ここのシフォン好きですね。しっとりとしていて目が詰まってしっかりした感じの生地。
固めのクリームとほろ苦いキャラメルソースでデコレーションされて、普通のシフォンケーキではなく、しっかりとケーキしてます。
りんごタルト。アーモンドクリームの生地にりんごをのせたものではなく、キャラメルのクリームとりんごを合わせたタルト。
りんごの甘酸っぱさ、キャラメルのまとわりつくような味わい、これも凸凹をうまく調和させておいしい。

チョコのバウムクーヘン

ビュッフェ台のお菓子
注目すべきは栗のケーキ。強めにきいたラム、しっとりとしたパウンドっぽい生地と栗のほくほくした食感。
何気なくビュッフェ台に置いてる割には、とても雰囲気があっておいしいケーキでした。

キッシュ。鮭ときのこが入っていました。
全体的なメニュー構成、個々のスイーツ、とにかくバランス感がいい。
それぞれの特徴はしっかり残して、しかもその重さを感じさせない、細部まで丁寧に作られたケーキ。
来年も期待ができますね。
2019-05-25 Sat
お茶スイーツバイキングに行ってきました。
ここに来るときは幸いなことに天気に恵まれることが多くて、お店の背景の雲一つない青空が印象的です。
この日差しを見ると、なぜか大阪なんかよりも最高気温が高いことも納得できたりします。
ショーケース






柑橘タルト







ビュッフェ台







シェフさんが、「涼しげなグラスものも結構ありますんで~」と言ってましたが、確かに夏メニューを思わせるような顔ぶれ。
お茶や和風のグラスは、いっそう涼し気な雰囲気を出しますね。
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苺ショート和。抹茶の風味はほぼ感じませんが、生クリームの上品でなめらか口当たりは、いいショートのそれ。
テ ショコラ。見た目同様、チョコレートをガツンと味わえる。厚めで食べごたえのあるチョコ層は酸味や苦みのカドが少ない。
とはいえ、、ねっとりとした食感は濃厚そのもので、クッキー地とサッと添えられたナッツの香りととても合っています。
柑橘タルト。グレープフルーツ、オレンジが載せられた、夏を感じさせる爽やかなタルト。

コーヒーシフォン。酢フォンって、通常はメインのコーヒー味のシフォン生地にホイップを添えられたものですが、
こちらは周りだけでなく真ん中もクリームでデコレーションされていて、しっかりケーキ。
しっとりシフォンの周りはミルクコーヒーの淡い香りがするクリーム、中はそれよりもやや強めのコーヒークリーム。
表面には少しのキャラメルソースもかかっていて、食べるごとに違った味わいで楽しい。
シェフさん曰く、コーヒー味でしっかりまとめて、しかも食べ進めるときに味変していく、というのを狙ったそうです。
抹茶ショコラ。いわゆる抹茶のガトーショコラ。生地はとてもしっとり、というかねっとりしていて甘さは控えめ。
抹茶のスッキリした香りが上品で、ガトーショコラというよりテリーヌに近い。
ジャスミン。ジャスミンと桃、香りが際立ったとてもいい組み合わせ。スッキリしながらも、オリエンタルな香りが後をひく。


ほうじ茶ロール。生クリームとほうじ茶クリーム。ほうじ茶クリームはカスタードを思わせる口あたり。
Wクリームはやっぱりおいしい。中にひそかに甘い白いんげん豆も込められていて芸が細かい。
ル・テ・カシス。見た目はよくあるカシスのムースケーキ。ですが、紅茶ムースがカシスととよく合っていて、どこか高貴な味わい。
歯にくっついてしまうドライフルーツのカシスがたまに入っていて、食感のアクセントになっています。
黒豆茶プリン。昔、堂島ホテルにあった「ほうじ茶プリン」の黒豆茶バージョン。
ほうじ茶に似ていて、ほうじ茶よりも淡い味わいで、ブランマンジェに近い口あたり。上にはあっさりした黒糖ジュレ。
シトラス・ルイボスティー。下はオレンジを主体としたジュレ、上はルイボスの個性的な香りのジュレ。
どちらも固めの食感のジュレで、、夏らしいすっきりした味わい。
ピーチティージュレ。紅茶と桃のよく合う組み合わせのジュレで品のいい香りと口あたり。こちらは柔らかめの食感。
抹茶ブリュレ。ブリュレ自体はクリーミーですが、底に抹茶をさりげなく敷いていて、グッと風味を出しています。


焼菓子など。
マカロン。しょうゆはかなり控えめで甘めのマカロンでした。マロンパイは砂糖がグラサージュされて、やっぱりおいしい。

ほうじ茶バウム。

終盤、フルーツゼリーが登場。マシュマロが入っていてシトラスがメイン。終盤のこのゼリーがまた、おいしい。

テーブルサービスのキッシュ。
この時期は抹茶をメインにしたお茶フェアが開催されていて、チョコやクリームが主体のどっしりした味わいのものが多く、
正直似たり寄ったりで面白くないいんですが、こちらでは、フルーツと組み合わせて淡くて品のいいものもあって、
品数の割には、お茶のいろんな味わいやバラエティの豊かさを感じられました。
一見普通に見えるものも、それぞれの素材のバランスを食べる側の立場で考えられているのと、
細かな部分まで一工夫を加えてしっかり作りこまれている点で、やはり一線を画していると感じました。
2019-03-23 Sat
ケーキバイキングに行ってきました。今回はいちごスペシャル。
ここに来るのはハロウィン以来になりますね。
冬の時期は場所的にどうも足が遠のいてたんですが、春の訪れとともに行ってみました。
ショーケース












ビュッフェ台









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最近はめっきりハリエに行けなくなってしまったので、「最初は3つ」なんていうと、なんだか懐かしさすら感じます。


少数精鋭で、どれもしっかり作られていて、相変わらずクオリティ高いですね。
練乳いちごショート。
きめ細かでしっとりとした口あたり、濃厚だけどしつこくなくない、そして風味がいい、そんな生クリームが主役。
スライスされたいちごの甘酸っぱさが出すぎることなく爽やか。
ピスタチオと苺のタルト。ピスタチオのいい香りがするアーモンドクリームと軽やかなカスタードと苺の組み合わせ。
シャンパンと苺のムース。
シャンパンは感じませんでしたが、とてもしっとりとしたスポンジで、甘めのプリンのような意外と素朴な味わい。

フレジェ。表面にはピスタチオのグラサージュ。ピスタチオの香りはあまりしませんでしたが、苺の風味と相まってか、
どこかメロンのようなフルーティーな味わいがします。
AKARI。一口目はラズベリーの強めの甘酸っぱさ、その後じんわりと洋梨の特徴的な香りが広がってきます。
ショコラケーキ。ムースでもテリーヌでもなく、ガトーショコラにチョコを浸しつくしたような、濃厚で不思議な食感のケーキ。
パリブレストは、生クリームとカスタードのWクリームがたっぷり。こちらのクリームは柔らかめで軽めに仕上がっています。

桜ロール。クリームにはきざんだ桜の葉、そこに、いちごはもちろんのこと、細かく切った栗も加えられていて、
和風感あふれるさわやかな味わい。
いちごレアチーズケーキ。チーズ感が結構強く、塩気を感じました。それにいちごの風味が加わって、スッキリした後味。
ココナッツムース。ココナッツの香り自体はほのかに香る程度ですが、濃厚な口当たりで、ホワイトチョコかと思うほど。
聞くと、ココナッツミルクに含まれてる、いわゆるココナッツオイルがそうさせているのだそう。

レモンバウム。レモンの爽やかな香りでバウムクーヘンながら軽やかに感じます。

ベトナムのスイーツ、チェーのようなもの。
甘さはかなり控えめで、ココナッツミルクの香りとフルーツ、今流行りのタピオカがたっぷり入っていて食べやすい。


ビュッフェ台の焼き菓子もきっちり作られています。
ここでもタルトが2種登場。名札のないものは、オレンジのマーマレードとスライスしたアーモンドのもの。
最近他ではあまり見なくなりましたが、苺とココナッツの組み合わせは、個人的に結構お気に入りです。
これも名札ありませんでしたが、丸いやつ。
チョコのクッキー地の中にはトロっとしたチョコのクリーム。これも、ほんのりと塩気を感じておいしい。
ソシソンルージュは、ホワイトチョコにナッツやドライフルーツを加えたテリーヌのようなもの。
他、バウムラスクやハードなバウムもあったりして、ラインナップも豊富ですね。

いわゆる塩気担当の方は、開始すぐにケークサレが登場して、後半にシェフがテーブルごとにこのキッシュを配ってました。
ベーコン、ブロッコリー、小松菜?と具沢山で焼き上がってすぐなのでおいしい。
どのスイーツも、一つ一つ丁寧に作られていてクオリティが高く、相変わらず満足感の高いビュッフェでした。
いちごもそうですが、他の材料自体も結構いいものを使っていることが感じられて、好感の持てるお店もあります。
2018-09-23 Sun
ケーキバイキングに行ってきました。テーマはハロウィン。最近、天候が芳しくない日が多くて、今朝あたりもグズついてたのですが、帰る頃には、

いい天気になっていました。
このお店に来たときに、パッと目に入るのが抜けるような青空をバックにしてたたずむお店の外観。
行くのは大変ですが、ロケーションもよくてきれいなお店ですね。
ショーケースの様子。












ビュッフェ台の様子。




のちほど、ホットスナックも登場。


バームクーヘン。今回は切り落としで。

デコレーションも控えめですっきりしてますね。かぼちゃを使ったメニューが結構目につきました。
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最初の3つ。
洋梨のタルト。洋梨は甘酸っぱくてシャリシャリしてます。タルトの底のクッキー地が厚めでサクサク。
チェリーショコラ。コンポートされたチェリーが汁気たっぷりなのと、生クリームではなく何か他のテイストなのもあってか、
チョコケーキなのにしつこい甘さをあまり感じません。
さつまいものモンブラン。

台にはこちらのバウムクーヘンが使われていて、「そうそう、こういうのあったらなぁと思ってた!」的な一品。
さつまいもとカスタードで、こちらも甘すぎない。

カシスオレンジ。名札だけ見たときは、「はいはい、よくあるムースのやつか・・・」と思ってましたが、
しっかり詰まった感じの固めのスポンジと、カシス抑え気味の嫌味のない甘酸っぱいクリームを交互に重ねた、
いい意味で予想を裏切られた、ケーキらしいケーキ。
ブラックロール。これも、初見は「あー、よくある竹炭のやつね。」と軽く見てたもの。
弾力のあるロールの生地に、オレンジ風味の爽やかなクリーム。
「風味」というのは、単にオレンジだけでなく、何か甘酸っぱい他の絡み合ったテイストがしました。
紫芋とリンゴのケーキ。紫芋の控えめな甘さ、りんごのムースの口あたりと後に残る爽やかな香りがとてもいい。
チョコタルト。中にフランボワーズソースが入っているもの。台のタルト地はサクサクした食感。
かぼちゃシフォンケーキ。
個人的に、普通のシフォンケーキって味気ないのであまり好きではなく、ビュッフェなどではブリュレをつけて食べたりします。

今回のものは、粘度の高いかぼちゃプリンを周りに塗って、カスタードを添えたもので、まさに理想の一品。
シフォン自体もしっとり弾力高めです。
かぼちゃのスフレ。ザラッとした食感でかぼちゃのテイストが高い。底に何気なく黒豆を入れ込んであって和風感アップ。

赤ワインジュレ。ワインよりもぶどう感が高めでくちあたりのいいもの。
かぼちゃプリン。ザラッとした食感でかぼちゃ感が高い。こちらも、何気なく添えられたラムレーズンが恐ろしくベストマッチ。
苺ショートの苺のようなポジションで、もうちょっと食べたいな~と思わせるのがニクい。

今回はそのまま直球勝負です。通常は生クリームとカスタードを添えていただきます。



カップケーキもかぼちゃが使われていて、こちらはなんというか、カロテン感たっぷりでまさにこれが素材の味。
パウンドなどの焼き菓子も、スパイスの香りがほのかに香っておいしい。
軽食もよくできてます、相変わらず。
キッシュはフワフワでチーズの香りがする卵の生地に、サクサクのタルト地。
ミートパイ。子供が好きそうな、このちょうどいいB級な味わいがとても好きです。パイ生地もおいしい。
どれも細かいところまでしっかりと丁寧に作りこまれているので、控えめながら奥の深い、上品な味に仕上がっています。
特にハロウィンとなると、デコレーションの方が重視される傾向ですが、こちらはしっかり内容勝負。
これからも楽しみなお店です。