2020-07-04 Sat
七夕スイーツブッフェテーマを見てよく考えてみたら、そういえばもう七夕の季節なんですね。ちょっとびっくり。
いろんなイベントのキャンセル続きで今年はどうも季節感をあまり感じないというか・・・いつの間にかもう7月になってた感じ。
ここも19時スタートだったんですが、まだ外は全然明るかったし、夏はもうすぐそこですね。
そんな梅雨真っ只中の季節ですが、こちらはカラフルできれいなショーケースで夏を先取りです。









たぶん、サンドクーヘン






緑色は抹茶マカロン


ドリンク

一人一皿の前菜盛

レインボーケーキ。ショートケーキのものが多いですが、今回はレアチーズがベース。
台の砕いたクッキー地の小気味いい食感、ホワイトチョコでまろやかなチーズ感。
クレームブリュレ。以前どこかでラム入りのブリュレを食べてかなり気に入ったのを覚えてますが、ここでも食べれました。
シュークリームでもたまに見かけますが、カスタードとラムの組み合わせは最高ですね。
チーズケーキ。もしかしたら普通のチーズ以上にチーズが強いんじゃないかと思わせるケーキ。
コクや塩気、香りがケーキの規格外で、一個必殺は確実。

サンドクーヘン。バタークリームのコクと甘さで重厚な伝統菓子。あえて余計なアレンジを加えず、基本に忠実な感じを受けます。
こういうものがサラリと出てくるギャップがステキ。
メープルロール。メープルの香りがとにかく前面に出ていて、生地もやや茶色だったりするぐらい。
かなりメープルシロップを使わないとここまでの風味は出ないでしょうね。

リリコイムース。酸味の強いリリコイムースの中にすっきりとした甘さに仕上げられたバナナ。
目を見張るのは、やまもと菓子店でよく見かけるように、ラムでバナナをソテーしてるってところ。
細かな部分にさりげなく材料と手間をかけていると、ちょっとした風味や味に差がでますね。

キャラメルショコラ。横浜の洋菓子店、喜久家のラムボールを思わせるような一品。
ナッツが入ったチョコのコーティングの中は濃厚なチョコのクリームとガナッシュ。
「中にラム酒が隠れた」とありますが、全然隠れてないですね(笑) とはいえ、濃厚なチョコだからこそ光るラムの強い香り。

レモンフィナンシェ。焼きたてをサーブしてくれます。レモンの爽やかな香りがふわりと香って、表面さっくり。

プリン。シンプルですが、プリン自体も濃厚だし、カラメルは糸を引くほどのねっとり感で、味覚にも記憶にもその痕跡を残します。
とても色気のあるプリン。
前回のいちごブッフェの時に、フレジェやビクトリアケーキのあまりの出来栄えのよさに驚いたので、今回も来ました。


バタークリームはつるんとした口あたりでコクがあって好きなタイプのものだし、
ビクトリアケーキの生地の固さも伝統菓子らしい雰囲気を再現してうまくできているし、
今風のカフェで単に映え寄りのスイーツを出すかと思いきや、割と本格的なケーキをさらりと放り込んでくる驚き。
例えるなら、茶髪でちょっとグレ気味の女子が、実はクラスで4,5番目ぐらいの成績だったりする・・・みたいな。
そんなギャップの魅力があるスイーツたちです。(ちなみに、1番ではない、というところが可愛げがあったりする)
また、いい材料をふんだんに使っているし、随所に洋酒を使ったものが多かったりと、見た目以上にリッチな内容に感じました。
そのため、1個食べると満足してしまう、という超バイキング級のものもあったりしますが、それはむしろ嬉しい悲鳴かも。
ぜひまた参加したいブッフェですね。
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2018-06-17 Sun
5組限定のスイーツビュッフェに行ってきました。三ノ宮を過ぎると、電車は海沿いを通って、途中、須磨を通ります。
学生の頃、当時ハマってた「ビーチボーイズ」というドラマの影響もあって、夏になると須磨の海にもよく行ってました。
今でも、車窓から見える須磨の海を見ると、どこか胸がときめくような切ないような不思議な感じかします。
大してきれいな海ではないのですが、あの時期の一コマ一コマは今でも美しく思いだされます。
垂水の駅から歩いてひと坂越えた住宅街にある小さなお店です。
ビュッフェ台の様子。












スタンダードで、体に気を使ったメニューが並んでいます。
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少数精鋭で、アットホームな店内の雰囲気でした。

注意書き。

全体的に無駄な甘さや香りを使ったものではなく、優しい味のホームメイド感あふれるものでした。
ショートケーキのクリームは軽いもので、スッと溶けていく感じ。
タルト類はしっかりの台生地。ナッツのものはゴロゴロ入ったナッツの食感と香りがとても好みのもの。
かたや、桃のコンポートのものは、弱めのクリームでソフトな口当たり。
チャイプリンは香辛料がきいたものではなくて茶葉本来の味で作られていました。ちょっとほうじ茶っぽい味。
抹茶ケーキは、ホワイトチョコの影響からかまろやかな印象。粒あんがニクいトッピング。いいバランス。
豆腐入りチーズケーキは、サワっとした食感が面白い。軽い口当たりですがチーズの香りはしっかり。
ゼリーは、聞いたことないトロピカルフルーツを使っていました。ほのかに南国の香りがして、意外とクセは弱い。
あと、コーヒーがバランスがよくておいしかったのが印象的でした。
以前にも書きましたが、スイーツって作り手の人柄が表れるもので、素朴で優しい印象を受けました。
このお店、一人で運営されてて、カウンターの中で一つ一つ着実に仕事をこなす姿が印象的でした。
準備して補充して、そしてこの後後片付けして、きっと大変でしょうね。
それでもビュッフェを開催するというあたり、意志の強い方なんだろうなぁと感じました。
冒頭で触れた「ビーチボーイズ」も、社会の歯車の中で生きていた一人の男が、
自分の思うように生きるもう一人の男に出会うところからドラマが始まります。
このお店のホームページを見ると、
身体にいい食材、人のつながり、自然など、自分の果たしたい想いを「食」で表現しようとする意志を感じます。
何かを見つけた人を見たようで、応援したくなるお店だなと思いました。
2018-04-28 Sat
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