2019-10-22 Tue
◎開催日が障壁も、なんとか都合をつけて訪れたいお店。












以後、時間内に追加~









*************

ウィーンの森

森スグリとレモンのパイ

シャインマスカットタルト

グランノール

アールグレイショート

ピスターシュ


洋栗のモンブラン


ジャック

プリントルテ

オレンジタルト


フルーツタルト

ザッハトルテ

いちじくとフルーツのタルト
どのケーキも断面の層がきれいで、細やかで丁寧に作られている印象です。
秋仕様の重めのスイーツ、というより一年を通して旬のフルーツを使ったものをメインに、というスタンスを感じました。
岡山ということで心理的なバイアスがかかってるのかもしれませんが、シャインマスカットをはじめとして、
フルーツ自体がおいしいと思いました。
タルトは円形と三角の2種類の台生地が使われています。円形はザクザクのクッキー、三角は少しフカフカした厚めの生地。
特に三角のタルトにはカスタードが使用されていて、プリンとババロアの間ぐらいの、やや弾力のある食感。
ジャックの上のキャラメルの層も同じように作られていて、むしろムースよりも食べやすい。
そのジャック、上の層はほとんど甘味がなく、ふわりとキャラメルの香りがする程度。
層を重ねることで味のバランスを表現していて、食べ方によっていろんな楽しみ方ができそうです。
グランノール。うん、おいしい。周りのフィルムを取った瞬間に、品のいい抹茶の香りがふわりと漂います。
通常なら、どんな形であれあずきを使ってそうですが、ほうじ茶のフィアンティーヌを使って一層お茶の香りを引き立てています。
ピスターシュ。ピスタチオの香りはするものの、なぜかとてもフルーティーな味わいがします。
外のムースや中央の薄いスポンジもピスタチオですが、中には2種のムース、タルト生地の中にはベリーが入っていたりと、
層の厚みが生んだ味わいなのでしょう。
また、ショートケーキやザッハトルテ、先のグランノールなどに使われているスポンジ生地は、柔らかいというか淡い。
口どけがいい、というのとも違う、崩れやすく儚い食感。そのため、見た目以上にスイスイ食べられる。
プリントルテ。たぶん前回も食べたと思いますが、もしかしたら、これが一番気に入ってるかも。
上のプリンは前述のように、もはやカスタードの層の一部となっていて、ショートケーキさながらの生クリームといちご、
そして下部にはザクザクのチョコのクランチが入れられています。オールスターの面子を集めて、文字通り厚めの層です。
層が織りなす彩りと、それぞれの層の味の調和、どれもまさに機能美を感じるスイーツです。
スポンサーサイト
2019-04-30 Tue
火曜日の贈り物に行ってきました。


火曜日の開催ということでなかなか来ることができなかったんですが、今回はやっと来ることができました~
ありがたや、10連休。
朝の立ち上がりの時間だからなのかわかりませんが、気づいたときに一つ、また一つとケーキが入れ替わっていきました。
なので、ショーケースの写真は時間内のものをまとめて。
















マカロンも対象です。
*************

ビュッフェの注意書き。マカロンも1個ずつのようです。

最初の2個。右がジャック、左は・・・すみません、失念しました。おそらくグランドショコラだったような。

ジャック。キャラメルのババロアと洋梨のクリームの黄金コンビ。

ちょっと失念しましたが、たぶんグランドショコラだったかと。チョコレートのショートケーキ。
2つとも、キャラメルやチョコの味をほどよく抑えることでフルーツの味も活き、全体的に調和した、
優しい味わいだなぁと思いました。


ピスターシュ。いかにもピスタチオ、というものではなく、どこかメロンのようなフルーティー感すらおぼえる口あたり。
アクセントに使われているベリーとの相性がいい。


オレンジタルト。ザクザクのタルト生地は、ダマンドの中にベリーが忍ばされていて絶品のタルト台。
オレンジのほろ苦さとブリュレの組み合わせもよくて、春らしい味わい。

グランノール。いわば抹茶のショートケーキ。
オペラのようにヒタヒタになったスポンジと、最下層のほうじ茶テイストのフィアンティーヌのザクザクとの食感も楽しい。

ガトープランタン。一番上のピンク色のものはベリージャムだそうですが、桃を思わせるような繊細な味わいがしました。
そのため、チェリー入りの苺の甘酸っぱい層、パインと黄桃入りのややトロピカルな層とのコントラストをじっくり楽しめます。

ザッハトルテ。グラサージュされた一般的なザッハトルテではなく、チョコまみれの濃厚ショートケーキといったところ。


昔ながらのモンブラン。滞在中の中盤で登場しました。この後、洋栗のモンブランも登場していました。
こちらは表面にマロンクリーム、中は上が生クリーム、下はカスタードという贅沢な構成。
それらクリームをスポンジが受け止めてバランスを保っていて、どこかバナナのような香りがしました。

プリントルテ。単にプリンをのせただけではなく、中間層の苺と生クリーム、最下層のフィアンティーヌが、
味と食感ともに抜群の調和と一体感を出していて、向かうところ敵なし。


フォレノワール。これも、しっとりしたチョコスポンジと優しい甘酸っぱさのチェリーとの組み合わせ。

いちごスペシャル。終盤で登場しました。じゃあ、今まで置いてた苺ショートはなんだったのか?と思わせるほどの存在感。
スペシャルの名にふさわしく、いちごを存分に味わえます。生クリームもおいしいやつ。


フォレノワールにのっていたマカロンがおいしかったので、頼んでみました。
やや大ぶりで、外はサクほろ、中はクリームでねっとり。食べごたえがあって、おいしいマカロンです。


シュークリーム。パイシューだとか、クッキー地だとか、そんな小洒落たものはこの際不要。
昔ながらのワサワサっとしたシュー生地に、たっぷりのカスタード。どこか懐かしくて安心するシュークリーム。


ちぃずさんと迷いましたが、今回はこちらで。
結構濃厚なチョコとねっとりした食感のチーズスフレ。サイズ感もよくて、おいしいです。

プリン。名前にもなっているように、とにかくなめらか。これも、優しくてホッとする味わい。

ミックスジュース。無駄な甘さはなく、今まで食べてきたケーキの感想そのまま。ミルク感が強くてとにかく優しい口あたり。
「優しい」
何回もこのワードを使いましたが、このお店を一言で表すとこれがピッタリです。
フルーツの味わいを活かして、全体的な調和、バランスに個性を感じるものが多く、
「和をもって尊しとなす」
そう思わせるスイーツでした。