2020-05-31 Sun
デザート&パンブッフェ タルトバラエティフェア。タルトフェアと聞くと、なんだか殺風景な風景をイメージしていましたが、むしろそのバラエティの豊かさにビックリ。
最もお気に入りのフェアの一つになりました。
他のお店の開催がない中、ずっとブッフェの火を灯し続けてきたこのお店も来月はお休み。
それもあってか、いつも以上に豪華で充実した内容でした。

苺ショートケーキ
柔らかいスポンジと苺のショートケーキ
真ん中に苺のコンフィがあしらわれていて、フレッシュだけのものより甘味が増してよりスイーツらしい。好きなタイプのやつです。

三柑~MIKAN~
オレンジ、甘夏、グレープフルーツの3つの柑橘を使用した食べごたえのあるケーキ。
間違いないオレンジとチョコ。オレンジよりも優しさのあるみかんの甘酸っぱさや風味に、和の趣きを感じます。

モンブラン
ノワゼットとスぺキュロスの記事にモンブランクリームをたっぷり絞りました。
実は季節ごとにマイナーチェンジされていて、いわば頼りになるエース。
モンブランにナッツ類を合わせるのがここのスタイルで、今回はヘーゼルナッツ。サクッとしたクッキー地の食感も印象的。

ベリー・ベリー~Very Berry~
たくさんのベリーのゼリー寄せ アーモンドミルクムースを土台に食べやすい一品。
おおよそタルトフェアとは結び付かなさそうな一品。重量級のメンツが並ぶ中、軽やかな口あたりはまさにオアシス。

フルーツタルト
季節のフルーツを盛り付けました。
「フルーツタルトには2種類ある。フルーツとタルト台が調和してるやつと、してないやつ。」(YAZAWA風に)
もちろん、ここのは前者のほう。
上に乗っかったフルーツとタルト生地を一緒に食べておいしい!と思えるのが真のフルーツタルトだと個人的には思います。
タルト生地がきちんと作られているからこそ成り立つケーキですね。

ブルーベリータルト
クリームチーズのタルト生地にチーズクリームとフレッシュブルーベリーをたっぷり盛り付けました。
奇しくも昨日、「ブルーベリータルトとチーズタルトを一緒に食べたら~」という話をしましたが、これはもはやその必要なし。

フロマージュ
ベイクドチーズとマスカルポーネの2種類を使用したチーズケーキ レーズンのはちみつ漬けを添えて。
心地よいチーズ感で、それ以上にフレッシュなミルクの味わいがします。爽やかなコクを感じるケーキ。

フランボワローズ
フランボワの酸味とほのかなバラが香るクリーム。
なんかこう、「宝塚歌劇団」を思わせるようなブリブリの女性的なケーキ。(あくまで個人的主観)
フランボワーズとちょっとフロマージュっぽい酸味もあって、ほんのりとローズが香ります。

ラベイユ
はちみつやレモン、ベリーを使ったムース。
ホワイトチョコの濃厚な甘さの中に、レモンの香りとベリーの酸味をバランスよく合わせています。

金柑のタルト
シロップ漬けした金柑と金柑のタルト台。

ブルーベリータルト
クリームチーズと一緒に焼きこんだタルト。

タルト カフェモカ
コーヒーのタルトにコーヒーガナッシュ。
ブルボンにこういうお菓子なかったですか?あれ、子供の時すごい好きだったなぁ。

ラムレーズンタルト
ラムレーズンを練りこみ焼きあげました。

抹茶と桜のタルト
濃厚抹茶と桜あんを焼きこんだタルト。
ベイクドされた抹茶と桜餡。ちょっと和寄りの和と洋の融合感が好物なやつです。

ブルーチーズタルト
ブルーチーズが活かされたタルト はちみつを添えて。

タルト バスク
ミックスフルーツ入りのバスクのタルト仕立て。
フルーツケーキをチーズ風味にしたような感じで、どこか伝統的な焼き菓子のような雰囲気があります。
実際、ブッフェ台の方にはパウンドバージョンのものも置かれてましたね。

タルト 黒ごま
黒ごまのタルトとキャラメルナッツ。
名札だけ見ると、「はいはい、黒ゴマのタルトね。よくあるやつでしょ」と思わせながら、まさかキャラメルと合わせてくるとは…
少し塩気もあってとてもいいバランスでした。「そうか、その手があったか」と感じた一品。

チェリータルト
グリオットチェリーとピスタチオのタルト。


































パンは時間を追うごとに追加されます。

おなかに余裕があったらパンも心置きなくいきたいところ。ケーキの合間のあんぱんが意外といける・・・
おそらくアンパンマンであったろう顔が、真っ二つにされてるのがちょっとシュール。(皿の一番右)

ピザやキッシュもあります。具のチョイスといい味付けといい、なんかうまいな。サンドイッチは大人気です。

ビネガードリンクもあり。

オーダー制のミルフィーユ。
ビュッフェで提供されるのがもったいない雰囲気で、裏でさぞかしスタッフの皆さん頑張ったんだろうなぁと感じました。

いちご

バナナ
同じケーキを何度も食べているはずなのに、毎回違うおいしさを発見できる奥深さがあるスイーツ。
細部まできちんと作り上げるからこそ味わえるんでしょうね。
少し意外性のある組み合わせなんかも、スイーツ然としてきちんと成立させている感性と技量は、相変わらずさすがですね。
暑い夏が来る頃には、また素敵なブッフェを開催されることを期待しています。
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2019-12-01 Sun

12月になりましたね。今年も残すところあと1か月。今月前半は、怒涛のクリスマスフェア~


クリスマスショートケーキ

ミルフィーユ

ティラミス

ブリュレプリン

白いモンブラン

ピスタチオムース

柑橘テリーヌ

ジンジャークッキー マンディアン スノーボール


柚子生チョコ

ブッシュドノエル

いちごムース


ベリータルト

柚子レモンケーキ

こびとシュー

クリスマスオペラ

レモンタルト

抹茶テリーヌ

ミルクレープ



スパークリングとハイビスカスゼリー









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スタンダードなラインナップを丁寧に作られている印象を受けました。
クリスマスということで、クリーム満載かと思いきや、柚子やレモンなど柑橘系のフルーツを使って口あたりのいいものもあり、
全体的にほどよいバランス感がある内容でした。
その柚子とレモンを使ったパウンドケーキ。
吸い付くようなしっとりとした食感とほどよい甘さ、柚子の爽やかな香りにすっかりはまってしまいました。
柚子生チョコ。こちらは柚子の香りは弱めでコクのあるホワイトの生チョコ。
ブリュレプリン。少し凍っていて、それはまさに、ポモドーロのタルアラそのもの。
クリスマスオペラ。スポンジにコーヒーが浸みこんで・・・というものとは全く正反対で、バタークリームの層の存在感が強い。
なめらかでコクのある口あたり・・・このオペラ、結構好きです。
ミルフィーユ。想像以上に柔らかくいミルククリームで、かなり優しい味わいのミルフィーユに仕上がっています。
レモンタルト。メレンゲが乗ってないタイプで強めの酸味が特徴的。個人的にはすっきりしていて好きですね。
こびとシュー。シュー生地がザクっと固めに焼きあがっていて、見た目以上に武骨な食感。
柑橘テリーヌ。テリーヌというか、かなり弾力があるフルーティーなゼリー。

リコッタと春菊の春巻き。クセの春菊の香りがリコッタチーズと合います。オトナの味わいのうまい組み合わせ。
クリスマスチキン。醤油ベースで意外と和風の味付け。
白身魚とキノコ パイ包み。キノコは別添えで後乗せであっさりと。
ミネストローネ。野菜たっぷりで具沢山。やっぱり、デザートビュッフェにスープは重要。

アイス。うまくできていましたね、おいしい。特にいちごは食感や風味が活かされていました。
京都のロクシスイあたりの、シンプルだけど、丁寧で品のいい味のスイーツが並ぶビュッフェ。
ムレスナティーも3種類置いてあって、粋な感じがしますね。
ちょっとしたクイズを催すなど、ゲストと双方向となるような仕掛けもあって、式場の強みを活かしたいい内容でした。
2019-06-23 Sun
リクエストデザートビュッフェに行ってきました。前から行ってみたかったお店。
桑名という土地に来るのは初めてです。桑名駅を出て少し行くと、焼き蛤のお店が登場して、
「その手は桑名の焼き蛤」っていうのはホントだったんだと、妙に納得してしまいました。
ちなみにこの言い回しは、江戸時代から言われてる、結構古い洒落言葉だそうです。
駅から続く、どこか昭和感あふれるメインストリートを17分ほど歩いて、「ほんとにあるんだろうか」と心配になったころ、
大通りから少し入った場所にお店があります。


古い旅館かなにかをリノベした、落ち着いていて、とても雰囲気のある建物です。

待合室もゆったりして居心地がよい。10分前ぐらいから、到着順に会場に案内されます。
ビュッフェ台の様子。


























ドリンク

席に案内されるとすぐにビュッフェが開始されて、軽食コーナーは写真撮れませんでした。
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リクエストデザートと銘打っていますが、フルーツあり、抹茶やチョコあり、焼き菓子ありと、
とてもバランスがいい内容になっていました。
夏の始まりということで、レモンやメロン、マンゴーなどのトロピカルフルーツを使ったものが多く見受けられました。
・レモンレイヤープリン。爽やかなレモンの香りとミルクのトロっとなめらかなプリン。なめらかなクリームとともに。
・レモンロール。こちらもレモンの香りがするロールケーキ。クリームに酸っぱさなどはなく、夏らしいロールケーキ。
・レアチーズケーキ。重く感じるチーズの酸味も、レモンの香りで爽やか。とてもいい組み合わせ。
・ウィークエンド。しっとりと焼きあがって、砂糖でコーティングされたパウンドも、レモンの香りで軽やか。
・マンゴーのシブースト。キャラメリゼにカソナードが使われているそうで、甘ったるくなくどことなくマロンのような香ばしい香り。
・フルーツショートケーキ。メロンといちごのショート。メロンだけだとちょっと味がボヤっとするんですが、
いちごの甘酸っぱさが加わって、締まりがあってバランスよく仕上がっていました。
・りんごのショートケーキ。
リンゴはよくある甘く煮たタイプではなく、あっさりとしてほのかにシナモンが香る程度に火を通されたもので、
生クリームと合わさることで品のある甘さ、味になっています。
・フルーツ大福。フルーツと白あんの一口サイズの大福。味のバランス、食べやすさもあってか人気No.1だそうです。
・サンライズ。しっかりとしたトロピカルフルーツのゼリー。カクテルを意識した作りですね。
その一方で、チョコや抹茶を使って、ドシっと食べさせるものもあります。
・大人のティラミスモンブラン。スポイドに入っているのは洋酒。チョコやマロンはやっぱりお酒入ると格段においしい。
ちなみにこのスポイドのお酒、かなり使えるヤツで、他のものにもかけまくってました。
特に、次の生チョコタルトケーキにはピッタリ。
・生チョコタルト。ねっとりとした濃厚なチョコと、一番下にはフレークのサクサク層で食感もよく、よく考えられています。
・抹茶と栗のケーキ。表面にはチョコもあしらわれていて、見た目は重さを感じますが、食べてみると、
しっとりとして香りのいい抹茶の生地と栗の味わいが上品さを感じるケーキです。
焼菓子もいい焼き加減でよくできていておいしかったです。
・梅のガレット。梅が、ジャムほど甘くなく、ほのかに香りを感じる程度に味付けされていて、
バター風味のガレット生地にそっと寄り添っているようなバランスで食べやすく仕上がっていました。
・ピーナッツバタークッキー。ピーナッツの香りがよくサクッと焼きあがっていて、和風のせんべいを思わせるようなやさしい味わい。
・オペラ。チョコだけでなくクリームのミルクの風味もしっかりと存在して、バランスがよくおいしい。
・3段ケーキ。下段はホワイトチョコ、上はベリーのムースで、見た目以上に甘くて食べごたえのあるケーキ。


軽食は、
・豚と玉子のサンドイッチ、鶏肉フライのサンドイッチ ・魚フライ ・ブロッコリーコロッケ ・野菜マリネ ・ポテトチップス
・ミネストローネ など。(名前はちょっとあやふやです・・・)
どれもよくできていておいしかったです。
サンドの玉子は出し巻き風でしっかりした味わいだったし、野菜マリネのほどよい甘酸っぱさの味付けもとても食べやすい。
ミネストローネは白インゲン豆が入った具沢山スープ。
スイーツも軽食も丁寧にしっかりと作られている印象を受けました。
メニューの全体のバランス感覚もよくて、飽きることなく最後まで楽しむことができました。
接客サービスもゆき届いているし、式場のビュッフェは肌に合うものが多い気がしますね。
ぜひまた行ってみたいビュッフェです。