2021-07-23 Fri
抹茶スイーツブッフェスイーツだけでなく食事も手作りで、すべてにアットホームな温かさを感じる雰囲気で包まれます。
今回は特産の八女抹茶を擁した抹茶スイーツをメインにした内容。
素材のよさもさることながら、目を惹くのはチョコレートの使い方のうまさ。
抹茶との合わせ方はもちろん、チョコ単体のものでも、配合や焼き加減など見えない部分での工夫を感じます。
先だっては幻に消えてしまったチョコレートブッフェを密かに心待ちにしてたりして。
いつもながら、内容、雰囲気ともにとても満足感の高いブッフェでした。


マカロン、カヌレ、抹茶のブラウニー、抹茶のモアールショコラ、生チョコロール、抹茶のシフォンケーキ

抹茶のフィナンシェ、抹茶の生チョコ

マリトッツォ(抹茶、プレーン)

抹茶ティラミス、レモンゼリー

パンナコッタ、いちごゼリー

抹茶ムース


抹茶プリン


抹茶のオペラ

いちごのショートケーキ

抹茶のベイクドチーズケーキ

チョコレートケーキ






八女抹茶

わらび餅

てつやとのりこの玉子と博多華味鳥の親子丼

キッシュ各種



チーズタッカルビ

オニオンリング、ポテトフライ


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ウェルカムプレートは、マカロン、抹茶プリン、抹茶の生チョコ。

チョコレートケーキ。
チョコ一色の濃厚なケーキ。たっぷりと生地が使われて固めでホロっとした生地が、ガナッシュともよく絡みます。
上のホール状態の写真で、上にピーナッツチョコの欠片が散らされてるのがわかると思いますが、
この欠片が生地の中にも入れ込まれて、時折感じるその食感と味わいのアクセントが最高です。
抹茶のベイクドチーズケーキ。
しっとりと密度が高い生地で、チーズ感はそれほど強くないものの、その塩っぽさと抹茶の香りで、さっぱりと感じます。

抹茶のモンブラン。とにかく抹茶のモンブランクリームが絶品。よくありがちな、ホイップに抹茶を混ぜたものではなく、
モンブランクリームに抹茶をたっぷりと混ぜ込んでいるので、ややザラリとした舌触りや甘さ、
モンブランの味わいはそのままに、抹茶の香りも楽しめるクリームに仕上がっています。
抹茶のモアールショコラ。簡単に言うと、クラシックショコラの中が柔らかいタイプのものに近い。
ただ、こちらは単に柔らかいというよりも、テリーヌのようにねっとりと口の中でまとわりつく食感と、
濃厚なホワイトチョコの甘さが際立っています。

抹茶プリン。こちらのシグネチャースイーツのプリンをベースに抹茶をプラス。
ほぼカスタードに近いコクのある甘い玉子の味わいに、お茶の香りと後味に少しのほろ苦さを感じます。
抹茶のオペラ。シロップの浸みた感は少ないが、ミルクとホワイトの2つのチョコガナッシュと、
抹茶クリームでコクのある味わいの鮮やかな層をなしている。

生チョコロール。
見た目以上にとてもミルキーな味わい。中心に据えられた生チョコでグッとチョコ感を出します。

フィナンシェは表面がねっとりしてるタイプ。甘めだが、抹茶の香りと苦味でほどよい仕上がり。

ティラミスはゆるめの抹茶風味のクリームがたっぷり。薄めのスポンジが2層ほど入っています。

わらび餅。和スイーツのメニューがほどよく入っているのもうれしい。

八女抹茶は一人ずつお茶をたててもらえます。


カフェの食事メニューで人気の親子丼。スイーツブッフェでのこの優しい甘辛醤油がいっそうおいしい。

こちらも人気メニューの黒ゴマ坦々麺。口の中で黒ゴマの香りがすごい。後味に辛さがピリッときます。

キッシュとチーズタッカルビ。タッカルビは辛さはほぼなく、大ぶりの鳥肉がゴロッと入っている。
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2021-03-26 Fri

お店はホテルの2階に位置するカフェ。急ぎ足なら、新幹線のホームから5分とかからない好アクセスです。
平日の昼下がりながら、サラリーマンからマダム、女子学生と幅広い客層でにぎわっていました。
大きな窓はちょうど木の緑と同じ高さで、葉っぱが風で揺れるのに合わせて春の光がキラキラと漏れています。
いつものスイーツブッフェと違った形で、こちらのスイーツを味わえるのを楽しみにしていました。
スイーツは、ポーションもやや小さめのものが多くて、全般的にとても食べやすい印象。
それはただ単に軽いということではなくて、それぞれのスイーツに合わせた味のバランスがとれているからでしょう。
とてもステキなひと時を過ごすことができました。








ピスタチオとショコラのタルト


→タルト台のクッキーはかっちりしてサクサクで、香ばしいココア風味。
中にはチョコとピスタチオ、2種類のガナッシュがいれこまれています。
トップのピスタチオムースはやや固めでババロアのような食感で、これも中にはショコラムース。
あまおう苺のシフォンサンド


→見た目のボリュームで、オーダーするのをちょっと躊躇しますが、いざ食べてみるとそれが杞憂であることに気づきます。
フワフワで柔らかなシフォン生地、中のホイップもゆるくて軽い口あたりで、スルスルと飲み物のように入っていきます。
キャラメルショコラ

→上はビターで香ばしく、下はスイートでミルキーな2つのキャラメルムースを使って、味と香りに厚みがあります。
間の層にチョコフレークを散らして食感のアクセント。キャラメリゼしたクラッシュナッツとか入っててもよさそう。
レアチーズボール


→ホークスのホームタウンということで野球のボールを模したレアチーズ。
レアチーズ自体はチーズ感強めで酸味を感じます。中のベリーソースはミックスベリーで、甘酸っぱさのバランスが抜群。
あまおう苺のタルト


→トップに生クリーム、苺の間に少しカスタードを入れたのみのシンプルなタルト。
そのため、苺のフレッシュな甘酸っぱさと、サクサクで中がねっとり甘いタルト台をダイレクトに味わえます。
生チョコロールケーキ


→周りはチョココーティングされていて、中のクリームの中に生チョコが入っています。
さぞコテコテしてるのかと思いきや、これも不思議なほどフォークが進みます。
外のチョコが割れるパリッとした食感、クリームはやや固めでホロッとしてほどよい甘さ、いいバランスのロールケーキです。
桜


→先日のブッフェでは小型のものが出されていました。やっぱりこの大きさになると味の特徴がはっきりします。
柑橘系の甘酸っぱさが爽やかに香る桜ムース、中には白あんが入っていて和のしっとりとした甘さとフィットしています。
トップにあしらわれた桜の花に塩漬けですっきりとした後味。
苺の米粉ロールケーキ

→スポンジ生地は、さっくりとして香ばしいような香りがします。
これと次のガトーフレーズには、甘いミルクの香りの、あの生クリームが使われていて、苺との相性も最高。
ガトーフレーズ

→いちごのショートケーキ
枡入り八女抹茶ティラミス


→独特な香りがかすかにするので、最初は枡の香りかと思いましたが、どうもお茶の香りのようです。
表現が難しいんですが、お茶っぽくない、スッキリとした「青い」香りとでもいいましょうか。
スイーツは、スポンジとコクのある抹茶クリームが層をなしていて、ショートケーキのような感覚も併せ持ちます。
中にも所々あずきが入っていて上品な和風の甘さ。
オリエンタル博多プリン


→色を見てもわかるように、たまごが濃い!そのコクと香り、ややねっとりした食感はもはやプリンではなく、
カスタードクリームそのもの。下にカラメルが入ってますが、むしろ要らないぐらいです。
器も凝っていて、まさにシグネチャースイーツの名にふさわしい一品。
しぼりたて和栗モンブラン (オーダーブッフェメニュー適用外)


→こちらのカフェの看板メニュー。せっかくの機会なのでいただきました。
今流行りのスタイル、テーブルで最後の仕上げとしてモンブランクリームを絞ってもらえます。
このクリーム、九州産の栗が使われて和栗の芳醇な香りとほっくりと濃い甘さ。
薄いクッキーを底に敷いて、サクサクのメレンゲ、そしてカスタードクリーム。このカスタードが大正解!
和栗だけだとちょっと単調で野暮ったいところもありますが、カスタードが入ることで奥深いスイーツ感が倍増します。
2021-03-21 Sun
和スイーツブッフェ
和をテーマにしたスイーツビュッフェ。年末の同テーマの開催時と大きな違いはないですが、
そもそも一通りするだけでも結構満腹になるほどのラインナップなので、むしろアンコール的な感じでしょうか。
このホテル、いい意味でホテルらしくない、アットホームで気さくな雰囲気が魅力なんですが、
スイーツや食事メニューにもその雰囲気が出てて、敷居が低いというか、肩ひじを張らない抜け感があって、
なんとも絶妙なホームメイドの「ちょうどいい」感があります。
メニュー内容にしろ、一口サイズの小さいポーションもそうなんでしょうが、
「きっとお客さんはこの方がいいはず」という物差しに従っているのを随所に感じます。
おなかも気分も満足して、いい時間を過ごせました。












桜餅と餡入りわらび餅















オリエンタルたこ焼(実演)

揚げかりんと万頭(実演)

照り焼きチキン

オニオンリング、ポテトフライ
他、手作りいきなり団子、明太子とお餅のピザ 、牛すじ煮込みうどん、 料理長自家製味噌の豚汁 、
てつやとのりこの玉子を使った三種のチーズ入り茶碗蒸し 、自家製わらび餅(実演)、

途中、ドリンクコーナーでは、レインボーカクテルの実演がありました。
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ウェルカムプレートからスタート。ほうじ茶と野菜チップス、餡入りわらび餅。

一見普通に見えるカステラ、これがあなどれない。噛むとガリガリと音を立てるほどのザラメの主張の強さ。
本家のカステラ屋さんだったら、「ちょ、待てよ!」と止められそうですが、「いやいや、これですよ、これ」と言いたい。
ふかふかの生地にもコクがあっておいしい。

左下は、自家製あんこの冷し苺入ぜんざい。

抹茶のオペラ、抹茶のモワールショコラあたりを食べると、中止になったチョコのフェアにぜひ行ってみたいと思います。
ショコラ系扱うのが結構上手い印象があるので、きっとおいしいだろなー。

看板のモンブラン。ピスタチオと白あんは、ピスタチオのほろ苦い感じも出てて、豆を食べているような風味があるクリーム。
桜のムース。軽い柑橘の酸味がする桜のムースにさりげなく白あんを合わせています。
桜の花のほのかな塩味も加わって、味に厚みが出ていておいしい。


一つのポーションが小さめに設定されてるので、和菓子も終始おいしくいただけます。


いきなり団子、自家製わらび餅、揚げかりんと万頭。八女抹茶は実演でその場で立ててもらえます。
充実の軽食・・・いや、食事メニュー
↓

がめ煮ときんぴら・・・この、さりげなく弁当に入ってそうな感じ・・・なんか落ち着く。
給食のピーマンが食べれずに残されてたアイツに教えてやりたい。「この肉味噌をつけなさい」と。

よく見ると2種類のキンパ。一つはソーセージ入り。米にゴマ油がからんでいい香りがします。

八女抹茶そば

牛すじ煮込みうどん
牛すじは生姜の香りがする甘辛味。

自家製味噌の豚汁

てつやとのりこの玉子を使った三種のチーズ入り茶碗蒸し
ダシもきいていて、チーズが入って濃厚。

照り焼きチキン、明太子とお餅のピザ、オニオンリングとポテト。

料理長自ら焼き続けた、渾身のたこ焼き。
2020-11-08 Sun


前から気になっていたんですが、なにぶんこのあたりにゆかりがないのと全貌がわからなさすぎて二の足を踏んでいました。
今回は、「和スイーツ」なんていう魅力的なテーマだったので行ってみました。
結果・・・行ってよかった!いや、むしろなんでもっと早く行かなかったんだろうと思いました。
行くまでは、まぁ駅前のビジネスホテルがビュッフェレストランで開催してる程度だろうし、
「博多の石畳」でも買って、帰りの電車で食べようかと思っていました。
が、まったくその必要はない、どころかお釣りがでるぐらいでした。完全にナメてましたね、申し訳ありません・・・
以前は知りませんが、コロナ対策ということで宴会場での開催で広々。
下の「フルーツ」までのメニューは同じものが左右の端に並べられ、それ以降の実演メニューが正面に配置されています。
ここのホテル自体が全面的に地域密着型、九州、博多の街を推していて、メニューにも所々それが表れています。
スイーツ、食事全般にわたって手作りされていて、どれもこれもほんとに「きちんとしてる」という印象。
一つ一つのポーションがとても小さくて、特に今回のような和菓子は手間がかかるでしょうが、
ゲストにとってはその分食べやすいし、いろんなものを試すことができるので嬉しい。
メニューやそれぞれのバランス、真新しさなど、ゲストの視点でかなり研究されて熱意のあるブッフェに感じました。
この価格でこの内容っていうのは、驚きの一言です。
あと、ここのホテル、いい意味でくだけていて、例えば従業員の人もカジュアルスタイルの服装だったりするので、
とてもフランクで親しみやすい雰囲気なので、とても居心地がいいです。
なんだか、思わぬところで次世代のホテルの姿を垣間見たような気がしました。
大満足の一日でした。






きなこ・抹茶・あんこのおはぎ

みたらし団子 桜餅

鳴門金時芋の大学芋(抹茶チョコがけ) 自家製あんこの冷し栗ぜんざい 市松羊羹

赤福風よもぎ餅

練キリ 求肥で巻いた練キリ

ぶどうゼリー

柚子のパンナコッタ

抹茶大福 フルーツ大福(イチゴ・オレンジ・いちじく・マスカット) クリームチーズ大福

あまおうムース

みかんのショート

和三盆ロール 抹茶ロールケーキ

チラシ寿司

博多がめ煮

八女抹茶そば

サラダ

フルーツ



揚げかりんと饅頭
ライブスイーツは他、いきなり団子があります。

食事は他に、牛すじ煮込みうどん、てつやとのりこの玉子を使ったチーズ茶碗蒸し、料理長自家製味噌の豚汁、
ポテトフライ(青のり風味)、オニオンリング、若鶏竜田揚げ、があります。
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緑茶モヒート

ファーストプレート
赤福風よもぎ餅と野菜チップス、とても香りのいい番茶。

みかんのショートケーキ。オレンジとは違うみかんの香りは確かに和風感ありますね。
柚子のパンナコッタ。クリーム感、甘味も濃いパンナコッタで柚子の香りとの相性もいい。
なんでもなさそうな苺のムースも、いちごテイストがよくでてました。
洋菓子の時に、また他のケーキじっくり食べてみたいです。





フルーツ大福(上)は白あん、クリームチーズ大福(左下)は、まんまクリームチーズで、レモンがまたニクいほど合う。


揚げかりんと饅頭

わらび餅もちゃんと本わらびでもっちもち。


いきなりだんご
実はこれ結構好物なんですが、芋と粒あんのバランスがよくて、ほんとにちゃんとできてて思わずにんまりしました。

抹茶はその場でたててもらえますが、体験として自分でたてさせてもらうこともできます。

がめ煮があるっていうのは博多っぽくていいですね。サラダは豆腐が入っています。
パスタサラダはゆずの香りがするさっぱりドレッシング。チラシ寿司も豪華。

チーズ茶碗蒸し

ダシが香ってなめらかな口あたり。中にはミックスチーズにカマンベールも入っています。これ、とってもおいしい。

スイーツブッフェで本格的に自家製のたこ焼きって、普通にすごい・・・このブッフェの熱量の高さを感じます。

豚汁と、竜田揚げ、ポテトフライ、オニオンリング。青のりのポテトフライってありそうでないですね、いい香り。

温かい牛すじ煮込みうどん、冷たい八女抹茶そば。
後半、クリスマスケーキのお知らせと試食(限定数)

八女抹茶のクリスマスオペラ

和栗モンブランのクリスマスノエル

クリスマスジュエリーボックス

クリスマスショコラ

あまおう苺のクリスマスケーキ



偶然、食べてみたかった3つGETできました。とてもいい抹茶の香りとホワイトチョコの甘さのオペラが気に入りました。