2018-05-27 Sun
期間限定のケーキバイキングに行ってきました。昨年からずっと行ってみたかったお店。
徳島駅から2駅離れた吉成が最寄りの駅です。ちなみに、1時間に1~2本しか電車はありません。

1両編成のワンマン電車。「ワンマン」っていうフレーズも久々に聞いた気が・・・

無人駅なので、電車内できっぷを渡します。

駅から徒歩15分ぐらい。意外と近かったです。大きい国道に面しているのでわかりやすい。
てっきり小さなケーキ店だと思ってましたが、想像してたよりしっかりしたきれいなお店です。
ショーケースの様子。













ショーケースのものとアイスを、1回に3つまでオーダーできます。ドリンクは1杯100円で、おかわりも100円です。
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時間より少し早めにスタートしてもらいましたが、滞在中、バイキングの利用は僕ともう一人だけでゆったりと過ごせました。

そろそろ初夏を思わせるメニューになってきました。
パッションマンゴーは、下のほうにチョコのクランチとナッツのサクサクした層があっていいアクセントでした。
杏仁と白桃、とても爽やかな香りと口当たりです。
いちごのものはちょっと名前忘れました・・・いちごのアラモードだったような。底に丸いチョコのパフが敷かれていました。

黒豆抹茶は抹茶の香りがよくてしっかり濃いめ。あっさりした豆乳クリームとよく合っています。
ショコラタルトは、かなり濃厚。表面はねっとりしたチョコで、すぐ下にはキャラメルと合わせたパフ?がところどころ入っていました。
きなこわらびは、きなこプリンの上にわらび餅を乗せた和風スイーツ。このわらび餅が、ものすごい粘り具合でまさに餅。

卵を使っていないケーキ。スポンジが真っ白でやや弾力が強め。クリームが甘さ控えめで軽いもので、とても食べやすい。
タルトタタンはりんごの爽やかな酸味と甘さがいいバランス。
クレームブリュレは、オーダーしてから表面に火をいれてくれます。そこにしっかりバニラビーンズ。

「おすすめって何ですか?」と聞くと、ロールケーキがよく出てるそうで、トッピングされている気まぐれロールをいただきました。
やや弾力のあるスポンジ。
クロワッサンダマンド。サクサクのクロワッサンとアーモンドクリームのねちゃっとした食感がいい。
カヌレもあります。外はカリッ、中はもっちり。やや風味が薄めかな。

チョコのドーム型の気まぐれケーキは、中はチョコムースとバナナのソテーが入っています。
キャラメリゼはしておらず、バナナ本来の味だけ。
ワインのゼリーは、アルコールを幾分残して仕上げた大人な味。添えられたライムと白ワインがとてもいい組み合わせ。

コーヒーゼリー、あまり好きではないのですが、ここのはおいしい。
下にマスカルポーネのムース、あずきが上に少し乗せられていて楽しくて新しい味わい。
アイスは、ゆずキャラメル。アイスというよりジェラートに近い舌ざわりです。
メインはミルクで、キャラメルの味わいとゆずの香りが脇を固めています。

ショコラショコラ。これも濃厚なチョコ。風味豊かな香りです。

ベイクドチーズケーキ。台がクッキーのタルト地で、くどくないチーズで好みのものでした。
クリームに豆乳を使用したり、卵を使わなかったり、ということから伺えるように、全体的に優しい味わいでした。
クリームを使用してるものも少な目で、使用していても軽めで甘さも控えめなものが多いです。
クロワッサンなども、通常よりバターの使用が少な目な気がしました。ブランジェリーのものとか、もっとギトギトしてますけどね。
その分風味は出ないのかもしれませんが、他のものの風味でカバーできているので十分です。
なんというか、必要以上に砂糖やバターでごまかさない印象で好感がもてました。
他の店売りのバイキングと比べて、食後のおなかの感覚も楽だったように思います。
地域性もあってか、スタッフの方も気さくな人ばかりで、いいお店だと感じました。足を伸ばしてみてよかったなと思いました。
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2018-05-27 Sun
今日はランチビュッフェ。有名な朝食メニューをベースにした期間限定のものだそうで、いい機会なので行ってみました。
今日は食事の方から














ちょっと拡大してみました




飲み物やジャムなど



パン

スイーツ














「初夏のモンブラン」もありましたが、写真撮り忘れました。
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もっと混雑しているのかなと思っていましたが、開始直後だけでした。
客層はファミリーが多く、ごはんをよそう人、スイーツに向かう人、真っ先に向かうところはまちまちでした。




ここの食事系のメニューや味つけ、好きです。
朝食がベースなだけあって、野菜を使ったものが多くて、濃い味ではないけどしっかり味もしています。
普通のビュッフェのように、揚げ物やパスタ、ピザのガッツリなものも少ないのもいいです。
満腹になってしまうのでごはんは食べてないんですが、いわゆるごはんのお供が気に入りました。
鮭ハラスは、皮のカリッとした食感ともはや半分溶けてる脂身が口に広がって、びっくりおいしい。
牛肉の有馬煮は、しぐれ煮ですね。山椒が入っていて香りもいい。これと温泉卵をかけて・・・きっと止まらないですね。
好物の水なすの漬物があったのがまた気に入りました。みずみずしくて甘い。
このあたりのメニューのチョイスのセンスがいいですね。痒い所に手が届くというか。


ジャムがあるのでパンがもっとあるかと思ってましたけど、種類はそれほど多くなかったかな。
フロマージュというロカボのパンは弾力がある食感でした。名札をみたら大豆とありましたが、気にならなかったです。
食パン、クロワッサン、ジャムを味わえておいしかったです。





スイーツ。まぁこれも目当てですけどね。
正直、単体のスイーツビュッフェ比べるとクオリティはやや低めですが、
ランチビュッフェのスイーツとしては全然合格点でどれもおいしい。
酒粕のクラシックショコラはねっとりした食感で濃厚でした。
他の店でも、たまに変わり種で酒粕を使われていることが多いですが、チョコは合ってておいしかったです。
生ショコラは、薄い板チョコが忍ばされていて、少しだけパリッとする食感も楽しい。
タルトミルティーユはブルーベリーたっぷりで、もっとジャムっぽくくどい甘さかと思っていましたが、いい塩梅でした。
ブランマンジェにかけるソースが、杏仁のようにとても香り高いもので、思わずカスピ海ヨーグルトに入れてしまいました。
完全にカスピ海ヨーグルトに食われてしまってましたけど(笑)
パウンド系はおいしかったです。ここの焼き菓子っぽいものも好みですね。
食事もスイーツも好みのテイストで満足しました。次回のスイーツビュッフェも楽しみです。
2018-05-25 Fri
3周年記念のケーキバイキングに行ってきました。
今年も開催してくれましたね。梅田もなくなってしまったので、貴重な存在です。

今回は、他の店舗に先駆けて新しいタルトが登場しました。
トライフル。もともと「余りもの」で作ったケーキのことで、ここではクリームとフルーツを混ぜ合わせているタルトだそうです。
ショーケースの様子。










そのトライフルは5種類。

メロンのタルトだけ、この引換券で1人1ピースです。しかし、手書きというのが、素朴な感じでなかなかいいですね。
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説明のあと、開始直後こそやや混雑していましたが、そのあとはスムーズな流れでした。

見た目は重い感じですが、クリームが軽めに仕上がっていて思いの外食べやすいものでした。

グレープフルーツの酸味と苦みを予想していいましたが、クリームとうまく調和してほどよいさわやかな味になっていました。

逆に、こちらは南国のフルーツ特有のクセのある香りが引き出されていて、じんわりとやや酸味のある味わい。

一人一つの限定タルト。メロンの上品な甘さとみずみずしい口当たりで、一番軽くて食べやすいものでした。

ムースケーキは店舗限定だとか。ベリーの酸味とクリームで意外と食べごたえがありました。

以前からビュッフェにあった、トライフルはあまり食べなかったのですが、ケーキになってよくなったと思います。

これが一番気に入りました。組み合わせ自体は普通ですが、バナナとキャラメルの他に、なんというかバニラのような、
何かおいしい香りがしました。これはソースにこだわっていると言っておられたので、そのせいかもしれません。

ブルーベリーとヨーグルトの味だと思っていましたが、ホワイトチョコとの組み合わせ。酸味は少なくマイルド。

トライフルらしいケーキ。いろんなフルーツが入っていてバランスがとれた味と食感で食べやすい。

前にも書き書きましたが、ここのチョコのタルトは結構好きです。本格的すぎず、安っぽすぎず、ちょうどいいカカオ感。
その分重い口当たりにはなりますけどね。

後半、クリームものと切り替えで出てくるクラシックショコラ。ねっとりした口当たり。
2月に横須賀に参戦してからの参加となりました。
あのカオスを経験すると、今回のスムーズな流れのオペレーションが天国のようにすら感じました。
こちらからは見えないところで、きちんと計画して準備しているのだなぁとありがたく思いました。
ケーキ自体は、普通のタルトではなく、もはやコムサのケーキという特別な個性がありますね。
フルーツとクリーム、時々クッキー地で、味と香り、食感をうまく相互補完しています。
いわゆるタルト生地ではなくクリームで構成されているので、重めの印象はぬぐえませんが、
ショートケーキのクリームを食べてみると、フルーツとの相性でそのあたりもうまく調整されていると思いました。
また開催してもらいたいですね。
2018-05-21 Mon
CiNEMA デザートビュッフェ 「ピーターラビットガーデン」に行ってきました。こちらも長い長いイチゴのフェアが終わって、やっと新しいテーマになりました。
前回のピンクと黒のテーマは正直残念な印象でしたが、今回はどうでしょうか。
店内は2階席が使われていたので、ほぼ満席の客入りだったのではないでしょうか。
ビュッフェ台の様子。


























食事系。









クッキーに自分でチョコ細工するコーナー

やっぱりここは、かわいいデコレーションを施す、こういうテーマが力を発揮できますね。
ピーターラビットのことはよく知らない僕も、なんとなくどんな登場人物がいてどんな世界なのかぐらいの見当はつきました。
うまく雰囲気をだしていたと思います。
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開始の合図がされるて、真っ先に列ができたのが食事系のほうでした。

ドリンクメニュー。

ウェルカムドリンク



いつものルドールらしい、バラエティに富んだメニュー構成でした。
半分ぐらいはいつも並んでいるテイストのもので、半分はテーマにまつわるものでした。
イギリスが舞台なだけあって、英国調のアフタヌーンティーを意識したようなメニューも見受けられました。
個人的には、このイギリス菓子がよかったですね。素朴で野暮ったい味わいが、
ムース系が多くて洗練されたルドールのケーキの中でうまくすみ分けができていたというか。
キャロットケーキやビクトリアサンドイッチケーキあたりは、スポンジも粗目の食感でパンに近い味わいで、
一方、チョコや抹茶などのムースやクリームがしっかり使われたいつものルドールのケーキで、
うまくテイストが変化していて、結果的に飽きにくい内容だったように思います。
コーヒーとクルミのロールケーキは、クルミたっぷりでザクザクの食感、コーヒーの香りも強めでした。
バノフォーパイ。サクッとしたクッキー地にキャラメリゼしたバナナ。食べやすいサイズで、香りと食感もよい。
豚のデコレーションがかわいいメイズオブオナーは、タルトがチーズでクリームがいちご。
ジャムタルトも食べやすくてよかったです。スコーンなどもそうですが、アフタヌーンティーのメニューってやっぱり合います。
ナッツが入ったチョコレートファッジケーキ。これがかなり濃厚で、おかしいぐらい完全にスニッカーズの味です。
グラスはバナナレモンゼリー、レモンはかなり弱めで酸っぱくなく、爽やかでフルーティー。口当たりがよくておいしい。



食事系も、英国調をかなり意識したラインナップになっていました。
サンドイッチはシンプルにハムとチーズとレタスのもの。あと、これでもかというぐらいニンジンが使われていましたね。
ニンジン嫌いの方はご注意ください。
フィッシュアンドチップスも用意されていました。これが結構おいしい。日本風にアレンジされていましたし、
タルタルやケチャップではなく、スイートチリソースというのが食べやすくてよかったです。
ココットはじゃがいもとトマトが強めのミートソースのものでした。
豚のローストは、串にさした付け合わせのニンジン(ここでも)が当たり付きです。
ルドール風のケーキだけだと一通り食べると案外満足してしまうのですが、
テイストの違う英国風が加わったことで、バラエティに幅が出ていた気がします。
デコレーションもルドールらしいものが見受けられ、全体の品数も多いので満足できると思います。
ピーターラビットが好きな人は、もっと楽しめそうですね。
2018-05-20 Sun
“温故知新”デザートブッフェに行ってきました。テーマの雰囲気もなんとなく変わって、いろんな面で変化を迎えたこのビュッフェ。ある意味楽しみにしていました。
先月のいちごの回の喧騒が嘘のように、店内は静かな雰囲気でした。
ビュッフェ台の様子。











上のホールのものは魅せる用のダミーです。






実演はミルフィーユ。

アイスも。



食事系。








今までと同じようなテイストのラインナップですね。作ってるスタッフは同じですし、
夏ぐらいまではシェフのレシピが基本になってるそうなので、そのあたりは大きな変更はなさそうです。
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シャルロットポワールは、スポンジがココア風味、中にはカシスのコンフィチュールで面白い。温故知新をうまく表現しています。
クリームブリュレは、ジャスミンの香りとほのかな桃の甘さで上品な仕上がり。
クグロフは、しっとりした生地とたまにシャリっとする洋梨の食感。ヘーゼルナッツの香りもいい。
抹茶のチーズケーキは、抹茶は弱めでねっちゃりしたチーズケーキの味わいがメイン。
マカロンは、白味噌のほのかな塩っ気が後味に残ります。
紅茶とベルガモットのムースは、思いの外強い酸味。その後に紅茶がほのかに香ります。
アーモンドパンドジェンヌ。これはパンの扱いですね。こういう素朴な味、好きです。

マンゴートロピカルマフイン。ここにしては珍しいテイストですね。どこかしらチープな感じ。嫌いじゃないです。
マフィンの生地がとても柔らかくて上のクリームのトロピカル感もよかったです。
サンマルク。これもテーマをうまく表現できていたと思いました。
ナッツの香りとさっぱりしたクリームで、甘ったるさをうまく解消して食べやすいものになっていました。

パイナップルザーネトルテ。グラスに入ったケーキですね。
甘めで爽やかなパイナップルと弾力のある生地が交互に層になっていて、パイナップルを存分に味わえます。
白胡麻と柚子のヨーグルトムース。柚子とヨーグルトの香りが爽やかで、どこか和の味わいがしました。

ここでパイ生地を見るのは初めてのような気がしますね。
トンカ豆と桜のソースで香り高いもので、薄めのパイ生地もサクッといい食感でした。



今回は和風のテイストを強く感じました。パスタはじゃこと小松菜、チャーハンは椎茸の和風あんかけ。
以前にも書きましたが、ここの和の味付けはどこか懐かしい味わいなんですよね。
茶そばのサラダ。これどうやって食べるかわからなかったんですが、おそらくこれが正しい食べ方かと。
牛肉はしぐれ煮になっていて、ごまだれ。冷やし中華とそばの融合のような感じで、おいしかったです。
アイスは、写真を撮り忘れました、痛恨のミスです。
抹茶ときな粉アイス。きな粉のアイスに抹茶のクッキーがちりばめられていて、黒蜜をかけていただきます。
和の3つの香りがよくて、これはとてもおいしい。ベリーとチーズ、メロンミルク、このあたりはまずくないわけがないですね。
枝豆アイスとトマトのシャーベット、これは攻めてましたね。心意気は・・・買いましょう。
今までと同じテイストでどれもおいしいと思いました。また、真摯に一生懸命、丁寧に作っているという印象も受けました。
シャルロットポワール、サンマルクあたりは、いわゆるタノイズムを感じるものでした。
その反面、微妙なもの足りなさを感じたところもちょっとあったかなという感じもします。
それはおそらく、残り数%の「!?」の驚きの感覚が少なかったことのように思うんですよね。
例えばですけど、抹茶のチーズケーキは、下にサクサクのクランチ層が敷いてあったり、
オレンジのゼリーなら下にチョコのムースがさりげなく入っていたり、
枝豆とトマトのアイスに至っては、なんならバジルあたりも入れて強めのレモン味で仕上げるんじゃないかとか。
どこか伸びしろを感じてしますんですよね。そしてタノさんはその部分をつぶしてたんじゃないかという気がします。
それは僕の勝手な先入観と期待感に依るところもありますが。
スタッフの方と話をしてて、「レシピ通りに作ってて、急に変更を加えられてやり直しになることがよくあった」というのを聞いて、
スティーブ・ジョブスがipod開発の際に、水の中に試作品を沈めた逸話を思い出しました。
「これ以上小型化できない」という技術者に、水槽の中に試作品を放り込んで、「まだ水泡が入るスペースがある」
と言ったとかいうあの話です。
シェフも、「おいしい」を超えたインパクトを毎回目指していたんじゃないのかなぁと思いました。
スタッフのの力を100%以上引き出す役割も担っていたのかもしれません。
だからこそ、僕らも何かしら驚きや感動を毎回感じていたのではないかなと。
そんなタノイズムを感じるところもいくつかありましたし、それを引き継ぐ彼のフォロワーが何を生み出してくれるのか楽しみです。
2018-05-13 Sun
アゴーラ・スイーツラウンジ メロン&チェリーに行ってきました。今日はあいにくの雨模様で、そのせいかどうかは知りませんが、店内はちょうどいい人口密度。
店内は、以前ロビーで開催されていた時のような、ゆったりと落ち着いた時間が流れていました。
来るときに鬱陶しかった雨も、この空間から眺めていると、日ごろの現実世界とを隔てるカーテンのようにも見えてきます。
ビュッフェ台の様子。















食事系











ライブコーナー


チェリーと聞いて食べてみたいもの、メロンと聞いてありそうなもの、見た目は普通ですが、
よくよく見てみると組み合わせがやっぱ面白い。色んな期待を満たしたメニュー構成ですね。
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今日のメニュー。

ウェルカムドリンク。
これ、口当たりがよくて意外とおいしいです。メロンとヨーグルト、ジンジャーエール。

チェリーを使ったものが割合的に多いですね。
ピスタチオとチェリーのガトー。これはフルーツが何であっても、ケーキ自体がかなりおいしいですね。
今回のW主役、いちごのように圧倒的なヒロインではなく、
場面に応じて脇役にもなり、周りと調和していくバイプレイヤータイプのような気がします。
チェリーパイでは香ばしいパイ生地を、クラフティではプディングのようなタマゴ感たっぷりの生地を、
ブラックフォレストではチョコを、それぞれ引き立たせていて、
逆に、ガトーバスクでは、サクッとした食感の生地の中でややお酒の香りを強くしたチェリーがアクセントになっているし、
チェリーパイではそのパイ生地に負けない爽やかな酸味で存在感を出しています。
メロンとフロマージュブランのレアチーズもそうですね。オードブルでもありそうなチーズとメロンの組み合わせで、
ここでのチーズはヨーグルトに近いもので、控えめながら爽やかな食感と香りが広がります。
どれも、ケーキそのもの味わいをむしろ強く感じました。

グラス系はテーマに関係ないものも入っているので、むしろバランスがいいです。
そろそろ来るかと思っていたヴェリーヌ。たまにマイナーチェンジをして出されますが、これは間違いない。
あと、ライチとローズのムースも薫り高くて口当たりもよく、気に入りました。

パンは相変わらず生地、焼き上げ方ともに絶妙でとてもおいしいです。
メロンパンのざらめがかけられた周りのカリカリはした食感はクセになる。
ロールケーキにはジンジャーが使われていたようで、ほのかに甘めの生姜の爽やかな香りがしました。
ウェルカムドリンクもそうですが、メロンとジンジャーの組み合わせというのも割合によってはありですね。


食事系は今回も和洋中とフルラインナップ。中でも中華はおいしいです。
今回は、干し豆腐と貝柱の和え物。これがかなり気に入りました。誰が発明したんですか?ってぐらいおいしい。
例えは悪いんですが、カップヌードルをやや固めで食べてるような、絶妙な食感にしっかりとした味、香り。
クラムチャウダーを酒粕テイストにしたものも新しい感じがしましたし、筍のロワイヤルも出汁がガッツリ出てておいしい。

テリーヌ。ほのかにレモンの酸味がして食べやすい。

パフェ。ナッツとアイスの組み合わせで、食感と味のバランスがとてもいいです。

コンフィチュールの実演、ブリオッシュで。
このブリオッシュがまたサクサクしておいしい。実演も大人気でした。
例えば、昨日の抹茶やチョコ、それこそイチゴなど、味がはっきりしたものは飽きるのも早いのですが、
今回のように、控えめな味のものがテーマだと、口当たりがいいのもあって、むしろ食が進むような気がします。
実際、レアチーズなどは珍しく品切れになっていたようですし。
上に書いたように、スイーツ本来の味わいをじっくり味わえて、スイーツ好きの人は満足できたと思います。
スイーツ好きではない、メロンとチェリーの食べ放題を期待していた人は、おとなしくバスツアーに行ってもらうしかないですね。
あと、シェフにスイーツについて質問したり、おいしかったと声をかけたりする雰囲気はとてもいいもんだなぁと感じました。
それ以外にも、顔見知りのスタッフの方と話したり、お客さん同士で交流したり、
双方向のベクトルがあらゆるところで見られる雰囲気もこのお店のいいところだと思います。
シェフをはじめ、スタッフの皆さんが一丸となったお店作りへの努力の賜物ですね。
2018-05-13 Sun
スイーツ&サンドウィッチビュッフェ ~抹茶とチョコのおもてなし~ に行ってきました。いつもこの時期は「メロンとチェリー」とかなんですけど、「抹茶とチョコ」とはちょっと意外でした。
他の競合相手やトレンドを考慮してのことと思いますが、個人的には結構好きなテーマなので、早速行ってみました。
ビュッフェ台の様子。
スイーツ












サンドイッチ



チーズフォンデュとピザ


食事系







パンケーキ

アイス

ドリンク



チーズフォンデュやピザ、唐揚げも登場して、食事系がガッツリ寄りで俗的になったような印象を受けました。
スイーツをあまり食べない男性も満足できるように~とのことだそうです。
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初日ということもあって、やや空席が目立って静かな雰囲気でした。
それでも開始直後はスイーツの台を中心に列ができていました。

ウェルカムドリンク、抹茶のスムージー。

大納言ショートケーキ。抹茶クリームとあずきの層の組み合わせに加えて、黒糖のジュレが忍ばせてあります。
スーパーチョコレートケーキ。こちらはチョコクリームと生クリーム、それと練乳っぽいミルキーなクリームが入っていました。
ミルフィーユショコラ。通常のミルフィーユのようなパイ生地のものではなく、下半分がサクサクしたクランチの層のもの。
濃厚なチョコと上に乗ったナッツの組み合わせがよく合う。
この3つはやはり人気なようで、初日ということもあって珍しく品切れするものもありました。
フォンダンショコラ。一般的なフォンダンショコラに引けを取らない濃厚な味と口当たり。
高い羊羹のように、表面が砂糖でジャリっとする部分があって食感もいいです。たまにあるピンクペッパーがいいアクセント。
抹茶スフレ。こちらも下の方にあずきの層が入ってました。チーズというかクリーミーな香りと抹茶、あずきがいい風味でした。
他、抹茶を使ったロールケーキやティラミスなどもあずきが中に入れていました。

チョコレートプリンはどちらかというとココアに近い味と香りのもので食べやすい。
この時期、メロンゼリーは外さなかったようです。意外とオアシスのような口当たり。
チョコチップサブレは塩気が後味に残って、これもいいアクセントでした。

割とあっさりしたテイストのものが多かったです。
野菜のものは、ややスパイシーな香りのするソースが使われていて意外とクセになる味でした。
メロンパンとハムも意外といい組み合わせだったと思います。



食事系は結構どしっとくるものが多いように思いました。
チーズフォンデュは初の試みだそうです。時間が経つと固まってしまうので、すぐに食べたほうがよさそうです。
初といえば、唐揚げも登場しました。味は普通ですが、ポテトフライとともに好きな人は結構多いでしょうね。
ハンバーグはおいしかったです。味的にはチョコレートはあまり感じず、濃厚なソース。小さいサイズもいい。
サラダもグラスのものではなくなりました。ドレッシングが割と変わってるので面白いかも。

いつものパンケーキ

アイスうまいです。今回はチョコレートラムレーズンは絶対うまいだろうと思ってました。
チョコチップとラムレーズンでなんだか贅沢に感じました。
チョコのものはどれも濃厚で、抹茶もあずきを使っていて、全体的にどっしりしたテイストのものが多いように感じました。
そこにきて、食事系もガッツリしたものが目立つので、品数のわりに満腹になるのが早そうです。
スイーツに関しては、王道ですが、ひと味加えられていてどれも丁寧に作られている印象を持ちました。
いちご味に飽き飽きしていたところなので、個人的にはこれぐらいの重さはよかったです。
同じ価格帯の大手ホテルと比べると、やっぱり味や内容には安定感がありますね。
2018-05-06 Sun
ローストビーフ&デザートバイキングに行ってきました。今月は、『ストロベリーナイト』・・・ここにきて、とどめのようにいちごできましたね。なぜ今!?
最近システムが変わって、先にとりあえず食事からスタート。
その間にスイーツの用意がされて、写真タイムの後にスイーツビュッフェがはじまるようになりました。
食事のメニュー。








他にポテトフライもあり。


いつも言ってますが、結構ここの食事おいしいです。
よく見ると、何気に野菜、鳥、豚、魚とかなりバランスよく食材を選んでいます。
クスクスはカレー味に仕上げてありました。パスタも味見程度に食べてみましたが、よくできています。
しらすとなすのパスタなんて、ちょっと変わった組み合わせで、家でやってみてもいいかもしれませんね。
そうこうしてる間に、メインのローストビーフがきました。これで牛もそろいましたね。ちなみにこれは一人一皿。

これがまた、厚みもあって結構立派なローストビーフで、ほのかに西洋からしの香りがするソースでおいしかったです。
写真タイムの後、スイーツも開始となり、しばらく列ができます。
スイーツメニュー。いつものように、名札のあるものとないものがあります。






































ライブキッチンのスイーツ。
品数もいつものようにかなり多いです。いくつかこどもの日仕様のものもありました。
ちなみに、恒例の「炎のスイーツショー」のフランベはなくなったそうです。
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こいのぼりロールは、なんだかスポンジ生地がものすごいクセのある香りがしたので、
聞いてみると、なんとゴボウが入った生地だそうです。なかなか攻めてますね。
桜もちムース。餅感は感じませんでしたが、桜の香りがいいですね。
タルトフロマージュ。中にオレンジが入っていて、フルーティーでとても食べやすい。

いちご以外のものもありました。ショコラ地にチェリーが入ったものや、デニッシュ地のアップルパイなど。
アップルパイはサクサクの食感でナッツをちりばめていたりと、好きな味でした。
黄色くて台形のものはレモンのケーキ。表面にレモン味のホワイトチョコが塗られているやつ。しっかりした食感でおいしい。

レギュラーでよくあるものたち。いちごのシュークリームはやや弱めで柔らかいものでした。
写真撮るのを忘れましたが、かぶとぶっせはブッセをチョココーティングしたもの。
ローズパイは、りんごを薔薇のように形作って焼き上げたパイ。ちょっとチーズの香りがしておいしいです。

酒のマスに入って洒落た感じの豆乳ティラミスは、確かにちょっとあっさりした口当たり。中はベリーのソースが入っています。
口当たりと言えば、ゆずゼリーはおいしかったです。甘みも割とあって、柚子茶に近い味です。

ライブキッチンのヴェリーヌ。これ、器がチョコになってて食べれます。上の層はタマゴ感の強いもので、下は苺のムースでした。
先に食事をしてるのもあって、なおかつ種類が多いので結構おなかにきますね。
あと、ここはクリームを使ってるものが基本的に多いのですが、
今回は特に苺と生クリームの組み合わせで生クリームを使ってるものが多いのもあってやや苦戦しました。
ショートケーキはホールのものと目玉のデコレーションをした四角いものの2種類あったし、ロールケーキもそうですね。
味自体は、一般的な生クリームでおいしいと思います。
それもあって、個人的には、レモンのケーキやローズパイあたりの焼き菓子系ものが気に入りました。
少し値上げされましたが、それでもこの内容はコスパ的にも優れています。
相変わらず家族連れが多いですが、満足感は高いと思いますね。
2018-05-06 Sun
プレミアムスイーツビュッフェ マスクメロンとさくらんぼに行ってきました。



























主役のメロンとチェリーの食べ放題もあります。

前菜、サラダなど




食事系









サンドイッチ



なぜかおいしいアイス

ハモンセラーノも登場

今回からか、今回だけ、なのかわかりませんが、紅茶がグレードアップしてました。
いろんなフレーバーがあって、おいしくて、楽しいです。

今回は、いつも以上に計画的に食べないとヤバそうですね。
開始の合図後、それぞれのカテゴリーに分散してましたが、メロンとチェリーが一番人気だったかも。
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今日のメニュー。

はじめの一皿。飴細工の中にベリーのソルベが入っていました。
実は、こちらのシェフは飴細工もかなりの使い手だとか・・・





プレミアムだけあって、今回はスイーツの品数も多いですね。
テーマのメロンとチェリーばかりでなく、マロン、チョコ、ナッツ、抹茶、マンゴーなど、幅広いメニュー構成でむしろ楽しめました。
あとファゴットで出されているもの、出す予定のものも少しあったようです。
抹茶のザッハトルテ、DMかなにかでこれを見て、食べてみたいなぁと思ってたら出されてました。
普通のザッハトルテみたいに表面がグラサージュでコーティングされてて、抹茶とホワイトチョコの風味で甘味が強く、
中はオレンジやアプリコットなどのジャムで爽やかな酸味が少しして、やっぱりおいしいです。
トロピカルムースもおいしかったです。名前だけだと、ただトロピカルの甘酸っぱい味のものだと思ってましたが、
そのトロピカルはそこまで強くなく、ココナッツの香りが広がり、そしてもう一つ何かの香り・・・緑の層が抹茶なんですね。
ちょうど、さっきのザッハトルテの組み合わせでメインが逆になった感じです。
ここでは抹茶が強すぎず、うまく風味だけがプラスされていて、トロピカルの味に奥行きが出ていました。
これは出す予定のものだそうです。
ヘーゼルナッツショコラもよかった。濃厚なチョコの味とナッツの風味、そこにクランチのザクザクした食感が加わっていました。
ベイクドチーズケーキは底の砕いたクッキーの食感、ショートケーキもフルーツの魅力が引き出されていて、
オーソドックスなものも忠実に作られていて、どれも丁寧に作れていると感じました。
キャラメルパウンドケーキや黒糖ケーキなども素朴ながらしっかりした味、サブレも好物のスノーボールに近い味で、
焼き菓子系もおいしくできていて、きっと得意なんだろうなぁとも感じました。
メロンのブランマンジェもありきたりだなぁとか思ってましたが、メロンの自然な甘さとほのかなミルク、優しい味でよかったですね。



食事系もかなりの充実ぶりで、パスタやピザは取らなかったにも関わらず、おなかいっぱいになりました。
相変わらず冷菜はちょっと変わってておいしいです。
前回もあったひじきとアボカド、セロリとグレープフルーツなんてのもあって、なかなか面白いです。
写真はないのですが、今回はスパークリングワイン飲み放題もあって、ハモンセラーノもあって特別感が出てましたね。

スペシャルのメロンのベリーヌ、ババロアですね。なんだろう、スパイスのような香りがしてすっきりと仕上がっていました。

みかんとレモンでさっぱりと。やっぱり妙にうまいですね、これ。
いつもはどちらかというと、全体的にオーソドックスで素朴な印象がありますが、
最初の飴細工であったり、スペシャルのメロンのババロアの仕上げ方、店売りで出されるレベルのケーキなどで、
今回はちょっとシェフの真の力みたいなものを垣間見たような気がします。
スイーツも食事も満足する内容でした。
2018-05-04 Fri
スイーツブッフェ「ストロベリーイズム」に行ってきました。ここも6月末まで延長されましたね。昨年末から開催してるので、もはや半年超え・・・
いちごの季節がいつかわからなくなってきました。
ビュッフェ台の様子。

































いちごを使ってどれもきれいにデコレーションされています。
出し方には違っていますが、概ねいつもと同じようなラインナップに感じました。
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ウェルカムティーといちごとミルクのゼリー。

ショートケーキの中の層は、クリームといちごのムースでした。
ミルフィーユは中にはクリームなどはなく、上にのってるクリームで食べるものでした。
抹茶のロールケーキは、中のクリームにはあまり抹茶の味や香りはしませんでした。
チーズケーキはかなりチーズ感が強いもので、小さいサイズながらグッとくるものでした。

ヨーグルトとライムのタルトは、酸味はほぼなく、軽い口当たりがするものでした。
パリブレストは、中はマンゴーのクリーム。主張が弱めのクリームでした。
フルーツブレッドは、いわばいちごのシュトーレン。フワッとスパイスの香りがします。
和菓子は、葛餅と小さい大福。大福の餅はかなり柔らかめ。
カップケーキは意外とアメリカンテイストな仕上がりでした。クリームが結構強めで、抹茶はあまり感じないクリームでした。
タルトはホワイトチョコテイスト。タルトは下の台がしっかり味のものでした。

バームクーヘン、クランブル、このあたりはレギュラー陣ですね。ここはスコーンをやたら推しますね。
ブラウニーはかなり濃いめのチョコ。中にいちごのドライフルーツが入っていました。

コンポート。甘さ控えめで食べやすい。

前にも言ったかもしれませんが、ティーもおいしいですが、コーヒーも濃いめでなかなかいいです。
昨日とはうってかわって、いちごの赤で華々しいスイーツです。
反面、見た目ほど印象に残る味、もうちょっと食べてみたいなと思うものはなかったです。
上のデコレーションと本体のスイーツになじんでないというか、調和してないというか・・・
例えば、ミルフィーユは、上の生クリームと苺と下のパイ生地を一緒に食べるということなんでしょうけど、
どうもこう、「口の中で混ざると一緒だろ」という風にならない。パイ生地自体もそこまでの香りや食感がなかったりする。
他のものも、おそらくデコレーションを計算に入れてるからなんでしょうけど、
スイーツ自体に深みや奥行き、味わをいを感じないんですよね。
しかしながら、若い女性をメインに集客力は衰え知らずで、一定の訴求点があるのは確かです。
そもそものターゲット層が違うということですね。
全種類一巡するかどうかぐらいしか食べない人がほとんどでしょうし、スイーツはそれなりにいおいしければいいわけで、
それよりもかわいい彩りのスイーツとティーを共に、雰囲気のいいところで楽しく会話することを重視するはずですからね。
ある意味、狙いや戦略がはっきりしているんだろうなと感じます。
それをふまえて利用するといいのではないでしょうか。