2019-07-14 Sun
アゴーラ・スイーツファクトリー 「桃とサマーフルーツの夏フェスタ」に行ってきました。今日も店内はなかなかの盛況ぶり。
そろそろおひとり様専用テラス席にも慣れてきて、あの小さな空間の中、それぞれ割と見知った顔ぶれで、
皆が同じように前を向いている光景が、さほど人気のない講義の授業風景のように見えてきて、
懐かしくもちょっと奇妙な雰囲気がちょっと可笑しくて、一人でニヤニヤしてしまいました。
次回あたりは、出欠でも取りましょうか。
スイーツから
軽食
夏野菜のグリーンカレー
夏野菜のキッシュ
ライブキッチン
ハワイアンポークソテー
ノンアルコールカクテル
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今回のメニュー
シャルロットベッシュ。このババロア、バニラが強めで甘いいい香り。
そして、ビスキュイ地でやっとそこにとどまっているほどトロトロでなめらかな口あたり。
すいかとバナナのココナッツタルト。昨年に続いてすいかのケーキが登場。
台生地にココナッツダマンド、そしてバナナと少しのチョコクリームが、すいかの水っぽさをみずみずしさに変えています。
桃と大葉のフレッシュタルト。桃にスッキリとした大葉の香りは和風感が出てとてもいい組み合わせ。
桃の香りが強めなので、個人的には、もう少し大葉が強くてもいいような気がしました。
トラッシュシトロン。酸味だけでなくその香りやほろ苦さまで、レモンの魅力が引き出された爽やかなケーキ。
桃とフロマージュブランのレアチーズケーキ。チーズの酸味、桃の甘味、とにかく優しい味わいのケーキ。
マンゴーのミルフィーユ。もはや言うことなし。サクサクのパイ生地はもはや代名詞。
やっぱり、ここのグラスものっておいしいなぁとしみじみ思いました。とにかく香りがいい。
夏のスイーツは、何もさわやかで口あたりのいいフルーツだけじゃなくて、東洋的でエキゾチックな香りをうまく使うことで、
感覚的にクールな雰囲気を表現しているセンスのよさには脱帽。
ジンジャームースとライムゼリー。どこか和菓子を思わせるような甘いジンジャーの香りと奥行きのあるライム。
ライチとローズのブランマンジェ。どちらもクセが強くて、どちらかが際立つと嫌味になってしまいますが、
とてもいいバランスでそれぞれの魅力が引き出されています。
リ・オ・レとゴールデンパインのコンポート。言ってみれば甘いリゾットのようなもの。
少しのスパイスとパインがなんともいえない異国情緒を醸し出しています。
コーヒーゼリーとラズベリームース。
なんじゃこりゃ、と初めて見た組み合わせですが、ラズベリーの酸味とコーヒーの苦みが意外なほどマッチしていました。
今年も出してくれました、バナナのガレット。これはヤバい。サクサクの食感とバターの香り。最高の一言しかない。
個人的には、やめられない、とまらない一品。
桃のピュイダムール。もはやこのビュッフェの顔になりつつある一品。
ここの最高のパイ生地とカスタードを組み合わせたら、やっぱり最高のものが出来上がりますね。まさに勝利の方程式。
液体窒素で作ったトロピカルフルーツの器。やや酸っぱめでココナッツソースとともに。
桃のデニッシュ。中にはカスタードクリーム。デニッシュ生地はサクッと軽め。やっぱりここのパンはおいしい。
軽食類も夏仕様でどれもおいしい。
黒カレーの代わりに登板したグリーンカレー、これがまた本格的でやたらとおいしい。辛さもちょうどよくて具のチョイスもいい。
あなどれないのが厚焼き玉子のサンドイッチ。シンプルながらも厚焼き玉子の出来栄え、食パンとのバランスが抜群。
ハワイアンポークソテー。「酢豚のパイナップル許せる?」とかいう論争は、この一品の前にはもはや無粋。
甘めのソースに特有な香りの厚めの豚肉、さっぱりと甘酸っぱいパイナップルがむしろ一体化しています。
私はこれで、ハワイアンランチにも行ってみようと決めました。
もはや安定感すら感じる内容で、何を食べてもおいしい。
やっぱり、一つ一つ計算されていてよく考えられているし、しっかり作られてるなぁと思います。
組み合わせや材料のチョイスのセンスもよく、毎回感心します。
また次回が楽しみですね。
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