2019-08-31 Sat
サマースイーツブッフェに行ってきました。

前から来てみたかった場所。
原宿と聞くと猥雑な印象しか思い浮かびませんが、こんなに緑に囲まれて閑静なエリアがあることに驚きました。







































夏の雰囲気が漂う内容です。
特に、アジアンエスニックな食事メニューがいかにも夏らしくていいですね。ビリヤニとはなかなかシブい。
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ロールケーキは、パイナップルとココナッツ。パイナップルの甘酸っぱさ、ココナッツパウダーの食感、
そしてライムの妖艶な香りがよくきいていて、夏の雰囲気満載。
ショコラバナーヌ。濃厚なチョコの甘さと芳醇なバナナの香り、後味にはスッキリと洋酒がきいていてラグジュアリー。
チョコミントムース。フレッシュのミントが添えられて、ミントがウソくさくなく、チョコとのバランスも抜群。
抹茶のガナッシュ。なめらかで濃厚な抹茶&チョコ。豆が添えられているのもあって、和風感高し。
紅茶のオペラ。紅茶の高貴な香りは淡いながら、甘さと甘酸っぱさが同居したしっかり味。
ライチのレアチーズ。どっしりした口当たりのレアチーズとラズベリーに、ライチのオリエンタルな爽やかさをプラス。
組み合わせと味のバランスがとてもうまい。
自家製 水羊羹。食感や口あたりは水羊羹でありながらチョコレートが強めにきいています。
ただ甘さは控えめで涼しげな洋風水羊羹。
2色のブルーゼリー。ゼリーとヨーグルトのクリームがなんともいい相性。
忍ばされた金平糖のジャリっとした食感も楽しい。
モンチェッロのヴェリーヌジュレ。刺すような酸味などはなく、レモンの香りがとても上品。
マスカルポーネのコクとの相性もいい。
バラ香るモンブラン。ホントにバラの香りがするモンブランクリームが餡のような口あたりで食べやすい。
アイスと自家製ブリオッシュ。このブリオッシュがアイスととてもよく合っておいしい。




食事もどれも本格的でおいしい。食事だけで満足しそう。



途中で投入された実演?のスペシャルケーキ。
パフォーマンスだけではなくて、このシュークリームがなかなか完成度高い。
皮はカリカリ、サクサクのクッキー地で、クリームはほどよいマンゴーの香りがする濃厚カスタード。
「えーっと、そういや名札に〇〇って書いてあったな。どこに入ってたっけ?」ということは一切なく、
構成するそれぞれの要素の味が際立っていて、どれも味わい深くて食べ応えのある完成度の高いスイーツでした。
洋酒がしっかりときいているスイーツは、やっぱりおいしい。
2時間ということもあって、店内もゆったりとした雰囲気で居心地もよく、とても満足しました。
ぜひまた開催してほしいですね。
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2019-08-18 Sun
プレミアムナイトデザートビッフェ
この夏の大本命。
お正月にも開催されましたが、今回はまた違ったアプローチのようで、なかなか興味深い・・・

特製コンフィチュールのお土産付き。

ウェルカムドリンクとアミューズ。



今回のメニュー







桃のショート

ショートケーキ










焼きナポレオン

ラタトゥイユ パートフィロ添え

ヴィシソワーズ チキンコンソメのジュレ添え

スパイス香るカレー

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イチジクのタルト。大ぶりのドライいちじくにたっぷりのガナッシュ。そしてさりげなく敷かれたホワイトチョコ。これは、最高。

パッションのシブースト。パッション、そしてベリーと、甘酸っぱさが特徴的なシブーストっぽくない一品。

チーズシュー。スナック菓子のように塩っぽいチーズのシュー生地ととクリームであまっじょっぱい。

トロピカルティラミス。トロピカルの層が厚く、ナッツの食感もよく、南国の雰囲気満載。


抹茶ホワイトチョコ。ホワイトチョコに抹茶チョコ、この甘さはもはや衝撃的。これがうまい、でもあまり食べれない・・・難しい問題。

エクレアピスターシュ。ピスタチオがとても濃いクリームで、まさに名に偽りなし。これぞプレミアム。

アナナスフランボワーズ。パイナップルとフランボワーズながら、ねっとりした甘さが特徴的。パイナップルの食感で後味すっきり。

中山栗のモンブラン。栗の風味が強いマロンクリームの中はバランスよくスポンジとクリームが込められていて、
ほどよい和風感もあって、品のある甘さのモンブラン。

ショコラ

チョコチョコロール
・・・うん、ガッツリとチョコ三昧。

アーモンドパイ。一転、こちらは素朴な味。


プリンアラモード。中にはさりげなくいちごのソース。

川崎産幸水のスープ(手前)。ザラッとした梨のスープと凍らせたダイスの梨。ガリガリ君をちょっと思い出す・・・


バナナと足柄ほうじ茶チョコレートのデセール
下は薄めのブラウニーっぽいもので、相変わらずチョコが濃厚。

グランデセール。住吉の久寿餅とのコラボ。
白いものがくず餅?で、印象がちょっと違いますね。粒あんと黒蜜きなこ、バニラアイスで和風の一品。





軽食もいつもよりグレード高め。カレーはやや酸味が強めのものでした。
夏だというのに、いちじくのタルト、抹茶ホワイトチョコ、モンブランといった魅力的な顔ぶれが並び、
そんなお気に入りのものを気ままに食べてたら、そのパンチ力の高さで後半は完全に足が止まってしまいました。
プレミアムということで、一層重厚に作りこまれてたような・・・
この時期はあっさりとしたビュッフェが多い中、こちらのスイーツはどこか違うベクトルを示していて、やはり魅力的です。
ぜひまた開催してもらいたいものです。
2019-08-12 Mon
夏期限定ランチビュッフェ
有名な朝食ビュッフェとはまたちょっと内容だそうで、スイーツは特にグレードが高くなってる印象を受けました。
スイーツから















お食事



























焼菓子





ドリンク


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品数も味も申し分ない内容ですね。
いつも書いてますが、しっかりしてるのにしつこくなく、ここの味付けはホントにしっくりきます。
スイーツは、「ランチビュッフェのデザート」以上の色気があるものが並んでいます。
ハーブの使い方がうまい。杏のコンポートはローズマリー、バジルも使われていて、すっきりとした香りが大人っぽい。
水ようかんでは和と洋、ショコラドリンクでは酸味と甘み・・・など、コントラストを表現したものも見受けられます。
イチオシは、ココナッツのガトーマジック。
説明にあるように、下の弾力があるしっとり層と上のスフレっぽいふわっとした層のおもしろさ、だけでなく、
生地に練りこまれたココナッツパウダーの香りと食感、ほのかに洋酒の香りもして、見た目以上に奥深い味わいです。
このスイーツエリアよりも、意外とコーヒー・紅茶の横にひっそりとあった焼き菓子エリアが気に入りました。
スイーツエリアほどの派手さはないものの、伝統菓子を思わせる素朴な味わいでどれもおいしい。
中でも、松の実のクロワッサン。一般的なクロワッサンではないですね、これは。初体験の食べ物です。
マジパンのややニチャっとした食感としっかりした甘さ、松の実のカリッと香ばしい香りがなんとも素朴で優しい。
ハーブサブレ。ここでもうまくハーブを使っていて、少し塩気もきかせていて、クラッカー的な甘じょっぱいおいしさ。
マフィンはブルーベリーと黒ゴマ。ブルーベリーは果実の自然な甘さ、黒ゴマの風味がまた牧歌的な印象を与えます。
このエリアの焼き菓子を食べてると、なんとなく、フランスのちょっと田舎で母親がおやつに出してくれそうな雰囲気を感じます。
ここのスイーツは、しっかりした伝統菓子の味わいを出しつつも、一方で、まるでオードブルのような、
スイーツを越えた斬新な感性を垣間見せるところでしょうか。それこそ、コントラストが際立っています。
相変わらず、いいビュッフェで満足しました。
2019-08-11 Sun
トロピカルフルーツ特集

























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バナーヌ・ショコラ・ムース。今回はこれが一番気に入りました。
こないだソマーハウスで気に入った、「バナナチョコタルト」とほぼ同じ構成のもの。ここでまた味わえるとは・・・
ねっとりとして薫り高いバナナと、濃厚でありながら後味はミルクの風味で上品なショコラ。
ほのかな酸味も感じられて、やっぱり魅力的なケーキです。
カヴァイヨン。マングオランジュもそうですが、ゼリーっぽい層が入っていて、メロンの香りが強めに出ています。
ソレイユ。控えめなパッションフルーツと甘酸っぱいフランボワーズの組み合わせ。

ライチペーシュ。オリエンタルで涼し気なライチの香りは夏にぴったりです。添えられたフレッシュの桃ともよく合います。
エキゾチックバナーヌ。バナナと、チーズっぽいすっきりしたムース。

パンプルピスターチタルト。グレープフルーツの甘酸っぱさや苦みを封じ込めているのが意外でした。
果肉の食感から感じられる爽やかさとピスタチオの風味が、どことなく家庭的な雰囲気を感じます。
キャラメルバナナタルト。名前から想像するよりも重さは感じられず、上品な仕上がり。
まるでエッセンスだけを抽出したように、キャラメルの香りや風味を混ぜ込んだよう。クランブルの食感も楽しい。
マンゴーのタルト。マンゴーを入れ込んだアーモンドクリームで、マンゴーをしっかり味わえるタルト。

ジュレはグレープフルーツがベースになっています。

グリッシーニってこんな感じだったかな。カリッとした食感としっかりした味。なかなかおいしい。

一人一つのミルクアイス。








焼きたてバウムを含めて、途中出場の面々。ここのピザは初めてみた気がします。
お盆休みということもあって、ショップの方はかなり混雑していました。ビュッフェを利用する人も多かったでしょうね。
まぁそれでも、以前と比べると落ち着いたもので、いい時間を過ごすことができました。
ここも、トロピカルフルーツといえど爽やかになりすぎることなく、いつも通り品のいいスイーツを楽しめました。
2019-08-10 Sat
ケーキバイキング。ここに来るのもずいぶん久々になりました。使い勝手のよさや、適度に洗練されたケーキも健在。
「ちょうどいい」という心地よさが魅力的なビュッフェですね。















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スイカ、メロンと夏らしい果物が使われています。下のバニラ風味のババロアがしっかりした甘さや風味があるので、
水っぽくなることもなく、みずみずしいスイーツとして成立しています。
ゴールドキウイのタルト。慣れ親しんだグリーンよりもまろやかな甘酸っぱさの印象。
他のものもそうですが、タルト地はどれもサクサクのクッキーで風味も豊か。フルーツに負けない存在感。





バナナタルトは、風味豊かなバナナに加え、アーモンドクリームにはチョコチップが忍ばされています。
いちじくのタルト。おーもう出てきましたか。果実もタルト地も適度な甘さがあって、しっかりとした味わい。
このタルト地とカスタードだと、かなりいいタルトが出来上がりますね。ラズベリーもいいアクセントになっていました。
シャインマスカットのタルト。底にはチョコが敷かれています。





桃大福。いわゆる「雪いちご」的なものの桃バージョン。求肥の中は桃風味の白あんとカスタード、スポンジ、桃。
この、コンビニあたりではやや高めのスイーツ、みたいないい感じのチープ感がとても好きです。気取ってない感じで。
実際、白あんとスポンジ、カスタードのバランスがよくておいしい。
苺のショートケーキ。初めてぐらいかもしれないです、食べたの。苺はそれほど多くなく、クリームを食べさせるタイプ。
クリームは、甘さはしっかりめで、しつこくない。
栗のモンブラン。こちらは割と多めに栗が入っています。これはまぁ、間違いないですね。




アップルパイ。あまり記憶が定かではないですが、リニューアルされたような。しかも、とてもおいしくなってます。
上はシャリっとした食感を残した煮リンゴ、下はシナモンなどでしっかり風味付けされたもの。
リンゴの魅力を存分に楽しめるタルトです。アップルパイ好きなので、これはとても気に入りました。
わらびロール。これは名作だと思いますね。わらび餅の存在もさることながら、生クリームとカスタードのWクリーム。
小豆をクリームの中にこっそり散りばめられていて、和風感もあって、実は結構ゴージャスなロールです。
そのカスタードが使われたクルミのシュークリーム。フレッシュなミルクとバニラの香りでおいしいカスタードです。



プレーンロールも食べてみました。こちらはクリームだけのシンプルなもの。弾力感のあるスポンジ。
黒豆ぶっせ。ここに来たら、やっぱり頼んでしまう。クリームの中に忍ばされた求肥がなんともおいしい。
和の素材の使い方もうまいですね。

最後に、品切れしてたマンゴータルトが復活しました。大ぶりにカットされたマンゴーが豪華。
この、タルト専門店ほどではないが、個人経営店よりは洗練されている感じがまた、ちょうどいい。


あまり食べれないですが、合間に食べる焼き菓子、サンドイッチもおいしい。
2019-08-04 Sun
13周年!スイーツビュッフェ
今までなかなか日程が合わなくて、今回初めて来てみました。
赤と黒を基調としたイメージカラーで、ちょっとクールで前衛的な印象を受けます。
そのイメージとは裏腹に、店内はファミリー客でにぎわっていました。このあたりでは結構な人気店のようです。
販売されているものも、子供が目を惹くようなかわいいものが置かれていたりします。
ビュッフェのお客さんの構成も、この回は5組ほど。ただ、僕以外はファミリー、なんなら2家族・・・なので、
一組当たりの人数が多く、ちょっとした家族の集まりのような雰囲気です。

案内されるとすぐにビュッフェスタート。












開始後に追加で登場したもの。
↓





概ねの内容は例年とほとんど変わってないようですね。
いちじくのタルト、マンゴームースは初回だけ。それ以外は概ね補充されていたように思います。
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キッシュが分厚くて野菜たっぷりでかなりの存在感。優しい味つけでおいしい。

冷製スープのビシソワーズ。

ソフトクリーム

かき氷はいちごを選んでみました。シロップというより、固める前のジャムのような感じ。
地域密着型のケーキ店がファミリー向けに開いているビュッフェですね。
シンプルで誰もが安心しておいしく食べることのできる内容。
特に主力商品のバウムを筆頭に、焼き菓子やシフォンなど、オーソドックスなものであればあるほど、
安定的なクオリティのよさを感じました。
目当てだったチーズバウムも、カリカリの生地で予想通りおいしかったです。
反面、誰もに受け入れられるということは、裏返せば、クセや特徴がないということで、
スイーツファンが求める、組み合わせや奥行きといったようなスイーツの面白さみたいなものを感じることは、
このビュッフェではあまりないかも。それこそ、あっさり店売りのものを買ったほうがいいかもしれませんね。
お店作りと同様、こういうイベントでもターゲットであるファミリー層のニーズをくみ取られていて、方向性がはっきりしています。
そういう意味では、うまいお店、地域密着型で人気があるお店なのもわかるような気がしました。
2019-08-03 Sat
桃フェア前回から中5日の参戦となりました。
ここに来るのは3回目ですが、今のところパーフェクトで、田んぼの真ん中でカーナビに案内を終了されます・・・
なかなか難しい場所にあるようですね。





















































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前回から引き続き登板してるものもいくつかあって、桃とトロピカルが半々といった内容。
桃自体が淡泊な味で足も早いので、スイーツにするには相当扱いにくいフルーツだったと思いますが、
ただ桃をぶち込んだだけではなく、他の素材を使って、うまくスイーツとして成立させていました。
ヨーグルト・ピーチ。オレンジを加えることで爽やかで豊かな風味が引き出されています。
また、スポンジとムースの間にはホワイトチョコのガナッシュ層が敷かれて、コクとスイーツ感がグッと増しています。
桃とオレンジの組み合わせは、パフェ・セゾンでも用いられていました。
シャルロット。こちらは桃とベリー(フランボワーズ?)との組み合わせ。ベリーの強めの甘酸っぱさと桃のほのかな甘さ。
桃のタルト。みずみずしいフレッシュの桃の存在感がとにかく全面に出されています。
この2つは時間を置くと崩れていくほどの柔らかさで、まさに桃の扱いずらさが表されたものですね。
淡くて爽やかな桃とのコントラストの効果もあってか、モンブランをはじめ、チョコを使ったものがとてもおいしく感じました。
ルビーショコラ、アプリコット。チョコとフランボワーズ、キャラメルとアプリコット。
どちらもドシっとした甘さにほんのりと甘酸っぱさを組み合わせています。主張しすぎず、「ほんのり」という塩梅がミソです。
アプリコットの土台層にはサクサクのフィヤンティーヌが使われていて、食感もよい。
ブルーベリーのタルト。大抵はカスタード、普通のアーモンドクリームのものが多いですが、
こちらはアーモンドクリームもブルーベリー味で、ブルーベリーがしっかり味わえます。
洋梨のタルト。生地には紅茶の茶葉が散りばめられていて、落ち着いた雰囲気の洋梨タルト。
バナナプリン。味自体はバナナとミルクのシンプルなものですが、バナナ特有のあの香りがとても芳醇で、
優しくもどこか雰囲気のある味わいに仕上がっています。
単に桃も使っているということではなく、ひとつひとつのスイーとしっかり向き合った跡を感じられる、
しっかりと作られたスイーツは奥深くい味でやっぱりおいしい。組み合わせのチョイスもいいセンスですね。
ビュッフェ台にあったクリームパンを食べましたが、ポテッとして濃厚な、とてもおいしいカスタードでした。
焼菓子もどれもうまくできていますし、むしろミルフィーユのようなスタンダードなものや、伝統菓子も食べてみたいと思いました。
とても魅力のあるお店だと思います。