2019-12-31 Tue
今年もありがとうございました。おかげさまで、今年も素敵な一年を過ごすことができました。
今年思い出に残ったスイーツ、パッと頭に思いついたものをいくつか挙げてみました。
来年もまた、おいしいもの、みなさんと出会えることを楽しみにしています。
では、よいお年を。
*ムッシュマスノ アルパジョン(3/31)

ムッシュブリュレ

ベイクドチーズ
*横浜ベイホテル東急 ソマーハウス(5/3)

横浜ベイロール
*ホテルニューオータニ 「ピエール・エルメ × サツキ スイーツビュッフェ」(5/4)

スーパーチョコレートミルフィーユ、スーパークラシックツインロール
*川崎日航ホテル 夜間飛行(5/18)

ベイクドチーズケーキ
*アゴーラリージェンシー堺 ザ・ループ(7/14)

桃のピュイダムール
*横浜ベイホテル東急 ソマーハウス(7/19)

*クラブハリエ 守山玻璃絵館(8/11)

*横浜ベイホテル東急 ソマーハウス(10/4)

タルトフィグ
*ホテルヒューイット甲子園 ポモドーロ(11/17)

フレジェ

オーガニックケーキ
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2019-12-30 Mon
アスター夫人のデザートサロン 「ストロベリー・ブティック」
今回は、ビュッフェ台が2階になって、ブティックの雰囲気を演出しています。

いちごの食べ比べがずらっとカウンターに並んでいるのは壮観。

さぬき姫 ゆめのか いちごさん ゆうべに 小松島のいちご さちのか 恋みのり 女峰 さがほのか べにほっぺ
の10種類。写真はゆうべに。たぶん・・・




ストロベリーレミントン

ホワイトチョコレートムース

ストロベリークレープムース

ストロベリーパンナコッタ

ストロベリーショートケーキ



デニッシュ

ストロベリースープ

ストロベリーマフィン

黒ゴマストロベリームース

ストロベリーバナナムース

トロべジェンヌ

ミニパリブレスト


ストロベリーシフォンケーキ

ストロベリーオペラ

ストロベリーNYチーズケーキ


ストロベリーフラワーゼリー

ヘーゼルナッツとストロベリームース



ストロベリータルト

紅茶ゼリー


鯖のエスカベッシュ

スモークサーモン 西洋わさびのアクセント

冬野菜の冷製ラタトゥイユ

豚のリエット メルバトースト

キッシュロレーヌ

カリフラワーのムース カレー風味

ミックスサラダとコンディマン(写真はコンディマンだけ)
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ウェルカムドリンクとドリンクメニュー。


並べ方、魅せ方がうまく、いつもよりラグジュアリー感が増した雰囲気。
スイーツ自体はいつもと同じようなラインナップ。むしろ、一つ一つのデコレーションはやや控えめになった印象。
ストロベリーフラワーゼリー。ほのかに白ワインの香りがして、美しくすっきりとしたフルーティーなゼリー。
ストロベリーNYチーズケーキ。マカロンほどのサイズのチーズケーキをクッキーの上にのせたもの。確かにNYチーズケーキだ。
ファウンテンで使われるようなストロベリーのチョコソースがかかっていて、しっかりとした酸味と甘さ。
ヘーゼルナッツとストロベリームース。ヘーゼルナッツの香りといちごの甘酸っぱい香りがよく合っていて、意外と濃厚。
黒ゴマとストロベリームース。黒ゴマがかなり勝っていて、和の雰囲気も感じる。個人的には好きな感じ。
ストロベリータルト。構造はいたって一般的なものですが、タルト生地の一番外側がクラッカーのような食感なのがおいしい。
トロべジェンヌ。前もトロべジェンヌおいしいと思ったような・・・デニッシュもそうですがここのパン、おいしいと思います。
ストロベリーレミントン。軽めのカスタードクリームが底に敷かれてありました。

ストロベリースープ。結構いちごが濃くて、ちょうどジャムになる途上のような感じ。

食べ比べは大人気で、開始直後は長蛇の列でした。後に、一応ちょっと食べ比べててみました。

軽食、おいしかったです。個性という点では、食事の方がよく出ていたのかなと思いました。
とにかく、サーモンが立派で食べごたえがあっておいしい。個人的には、いちごよりサーモン。
冬の根菜が使われたラタトゥイユってなかなか新鮮。下にはクスクスが敷かれていました。
サラダのつけあわせのコンディマンの中にあるツナ。これもなんだか立派なものでおいしい。
なんか魚ばっかり出てくるなと思ってたら、鯖のエスカベッシュもありましたね。今回の食事、結構好きな感じかも。

途中、一人一皿サーブされました。名前は忘れましたが、鶏肉のクリーム煮っぽいやつ。
お店に着くとかなりの盛況な雰囲気にびっくりしてしまいました。いちごの人気は健在なのかも。
小粒ながら10種類のいちごの食べ比べというのは確かに圧巻で、好きな人にはたまらないかもしれませんね。
アナウンスがあるまで席で待機→合図=即開始・・・なので、写真を撮る人とフードを取る人で場が混雑するので注意。
2019-12-29 Sun

生ショコラ三種

八丁味噌

小豆

胡麻

チョコチップクッキー

金柑とショコラブランのティラミス

カカオティーとオレンジサンギーヌのジュレ

ルビーショコラを使用したガトー・オペラ カシス

オレンジとショコラのパウンドケーキ

ロイヤルミルクティーのブリュレとムースショコラ

シューエクレール ショコラ

シューエクレール カフェ


ショコラパフェ スモア風

タルト・オ・ショコラ フルーツのクーリー

グラスフルーツ
他、カカオニブのショコラアイス。

アシェットデセール フォンダンショコラ ルビー
(ビュッフェ中盤に出来立てを提供)

ベジタブルサラダ(ジンジャードレッシング・人参ドレッシング・胡麻ドレッシング)

緑茶風味のサラダチキン
ツナとディルのディップとオレンジ風味のリコッタチーズはポンデケージョとともに。

三元豚のロースカツサンド

穴子きゅうり巻き/蟹の押し寿司

太閤園の出汁巻き玉子

生ハム 柿 クリームチーズ

サーモンとマッシュルームのフォアグラ風味

牛肉のブレゼ チョコレート風味“ブッフ ブルギニオン”

付け合わせの温野菜

ベーコンとエリンギ茸のスパゲティー クリームソース
他、ポタージュパルマンティエ ホイップクリーム、添えチョコの香る カカオカレー。

梅肉風味の鶏の竜田揚げ

海老のカダイフ包み揚げ 安納いもの天麩羅
他、うなぎのひつまぶし、太閤園のお吸物。
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品数は少ないものの、やはり一つ一つはよく作りこまれています。
生ショコラは和素材で三種。昨日もそうですが、和素材とショコラはチョコの重さが中和されて、とてもいいタッグ。
エクレアのシューはサクサク、クッキーはカリッとしていて、いい焼き加減。
特にクッキーは、こう見えてコクのある甘さと奥深い香り、某おばさんにも負けないぐらいの仕上がり。
タルト オ ショコラは、酸味のあるフランボワーズとの組み合わせ。
カカオティーとオレンジサンギーヌのジュレ。ほんのりとカカオの甘い香りがするジュレと爽やかな苦みのオレンジピューレ。
シンプルだけど、カカオとオレンジを軽やかに食べさせるというセンスが素晴らしい。
金柑とショコラブランのティラミス。ライトなホワイトチョコ風味のなめらかなクリームとほろ苦い金柑の組み合わせ。

出来立てのフォンダンショコラは、中から熱々のルビーチョコ。

チョコをそのまま凍らせたんじゃないか?ていうぐらいのアイス。カカオニブの粒の食感がまたニクい。






相変わらず、食事おいしい。肉厚でサクサクのカツサンドひとつとってみても、ビュッフェのレベルじゃないですね。
ブレゼ?シチューの牛肉もとても柔らかくて、クリームのパスタはほぼ濃厚なカルボナーラに近い。
ポンデケージョがまたやたらとおいしい。おすすめは意外とツナのディップ。
ディルの爽やかな香りがいいアクセントになっていて、いつも食べてるツナサラダとはひと味ちがいます。
ランチビュッフェの比重がやや高めですが、食事もデザートもクオリティが高く、少数精鋭で満足できるビュッフェですね。
2019-12-28 Sat
しょこらスイーツビュッフェ
ショコラX和・・・確かにちょっと見逃せないテーマなので、行ってみました。

抹茶のオペラ ショコラガナッシュケーキ

チョコレート6種食べ比べ

ミックスベリーのロールケーキ

ショコラパリブレスト



GOLDチョコクリームとコーヒーブッセ

ソーシオン オ ショコラフリュイ

チョコ&いちごのショートケーキ

カヌレ~日本酒とショコラ~

柿とショコラのケーキ

豆乳ショコラのムース

ショコラとキャラメル ”醤油”のタルト

ほうじ茶とショコラのプリン

ミルクチョコと柚子ムース

きな粉のショコラテリーヌ

プティ・ガトーショコラ

もっちりチョコとマスカルポーネクリーム

ホワイトチョコムースとみかんジュレ 赤しそジュレとカカオバルブジュレ リンゴとショウガのコンフィチュールカカオバルブジュレ

GOLDチョコのマドレーヌ

マカロンショコラ

ビタープレーンチョコレート ミルクプレーンチョコレート ヘーゼルナッツのジャンドゥーヤチョコレート

チョコデニッシュ”パルミエ”

合鴨ロースト 白バルサミコ酢とミルクチョコ

スモークサーモンとレンコンサラダのサンドイッチ

ビンチョウマグロの胡麻ソース”タヒニ風”




右下のなでしこ緑茶。ほのかにりんごの香りがして、レモンとともに。フルーティーで新しい緑茶の飲み方。




ピーナッツオイルと葱の塩ラーメン

チキンの煮込み 赤ワイン&チョコ

牛スジの和風ピッツァ



ソフトクリーム
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ウエルカムドリンク“ほうじ茶香るホットチョコ”



和のエッセンスが効果的に使われていて、バラエティ豊かにショコラの魅力を楽しめました。
柚子に豆乳、ほうじ茶、醤油なども使われていて、そのテイストは全面に感じるものではないけれど、
重めのチョコというテーマながらすっきりと軽やかな後味に仕上がっていました。
その一方で、ガトーショコラやショコラテリーヌなどは、プティサイズながらねっとりと甘くて濃厚な味わいでした。
ショコラパリブレストは、チョコのバタークリームとホイップ、カスタードのトリプルクリーム。
竹を模した器の、もっちりショコラ。弾力のある、文字通りもっちりと餅のような食感がいい変化球。
マスカルポーネクリームともよく合っていて、シンプルながらなかなかのインパクト。
柿とショコラのケーキ。柿のゼリー層で和菓子のようなオペラのような、どこか品のいい仕上がり。
「カカオパルプ」なるものが使われているのも、ショコラのテーマを深堀りしている印象。
それほど強い味はないものの、ショコラのイメージとは正反対のフルーティーな味がしました。
グラス系は口あたりよくさっぱりとしたものが多い。

お好みのトッピングでどら焼きと最中が作れる。我ながら、とりとめがないひどい仕上がり・・・
お気に入りは、カカオニブの蜂蜜漬け。クランチのようなサクサクの食感がおいしい。

たどり着いたのは結局全部乗せ。一つ一つのトッピングは普通だけど、このささやかな贅沢がうれしい。

ショコラフリュイ。ドライフルーツ、ナッツがふんだんに入って、洋酒が強めにきいていてうんまい。



白身魚のしんじょう。柚子の風味がさわやか。こういう和食があるのはうれしい。

ピザも煮込みも具沢山でしっかりとした食べごたえ。食事系もなかなかしっかり作られている印象。

和風スープにピーナッツオイルに浸した葱。そして柚子果汁を少々加えてさっぱりとあっさりと。
これも一つ一つなんでもないものだけど、このメニューの中での提案がほどよくちょうどいい。

カカオバルブのソルベは思った以上に酸味が強めでさっぱり。
ここのスイーツビュッフェは、どこかランチバイキング色が強くて敬遠してたんですが、今回でずいぶんイメージが変わりました。
スイーツのラインナップも結構面白くてよくできているし、サイズ感も手ごろで、しっかりスイーツビュッフェしてますね。
スイーツだけでなく食事のほうもバラエティに富んでいて、定番のポテトフライや鳥の唐揚げ、カレーなど以外にも、
冷菜や和食など好みのものもあって、すぐに帰るつもりが、思いの外しっかりと時間を満喫してしまいました。
今回は好きなテーマだったというバイアスがあったにしろ、今後候補に入れてもいいのかなと感じました。
2019-12-22 Sun
クリスマススイーツビュッフェ2019 ~Berry! Berry! Christmas~

ベリーティラミス
~白いコーヒークリームと赤いベリーソース

ジュレ・ド・ルージュ
~アセロラジュレとベリー

ガトー・フリュイ・ルージュ
~いちごのショートケーキ

アイシングクッキー ジンジャークッキー フィナンシェ・ピスターシュ


ガトー・オペラ

ガトー・ショコラブラン


ブッシュ・ド・ノエル

雪だるマカロン モミのモンブラン ムラング・シャンティー
~マカロンはシトロンバタークリームをサンド。モンブランはココアタルト、はちみつムース、抹茶風味のマロンクリーム。
ムラングシャンティーは、メレンゲとホイップクリーム。

シュトーレン


アップルパイは焼きたてを提供。

ショコラ・ボンボン カヌレ

バームクーヘン

タルトショコラ

紅茶プリン

チェリージュレ


コーヒージュレ

ミニコーン

バッファローチキン フライドポテト

トロトロたまごをのせたピラフ

ポークのアレンテージョ風


ポテトサラダツリー 海老とアボカドのタルタル

リースに仕立てたサンドイッチ

カプレーゼ





カクテルコーナー
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パティシエからのおもてなしの一皿 フォン・ドゥ・ネージュ
シャンメリーを注ぐと周りの綿あめが溶けます。写真は使用後。顔部分はマシュマロで、土台のミルクのババロアがおいしい。
「当たりつき」ではなかったですね。最近はそんな感じでしょうか。






ここもしばらく足が遠のいていて、たまたま機会があったので、どんなものか来てみました。
並べ方などの魅せ方はとても洗練されてきれいなんですが、スイーツ自体はいたって普通ですね。
どれも、見た目や名札の域を越えないというか、特徴がないというか。
この中で一番面白そうなベリーティラミスも、白いクリームのコーヒー感が弱い上にベリーの甘酸っぱさもさほどなく、
なんかボヤっとしたどんくさい感じでもったいない気がしました。
モンブランクリームの抹茶もあまり感じず、栗、もしくはタルト地のチョコの味が一番メインだったような。
他のものも、構成する一つ一つの味や香りにこれといった特徴がないので、後で印象に残るものが見当たらない。
おいしくないわけではないけれど、「うん、まぁ普通」というか。もうちょっと大胆に特徴を出せばいいのにと感じました。
むしろ食事のほうが、もうちょっと食べてみたいなと思いました。
バッファローチキンはチリパウダーが効いたフライドチキン。簡単に言うと、カラムーチョ+マヨネーズっていう禁断の味付け。
B級この上ないですが、この背徳の味がやたらとうまい。学生の時だったら、これで何杯ごはん食べただろうと・・・
それでも、クリスマスがテーマだからか、以前みたく京野菜を使ったものとか京風の味付けのものがなかったのもちょっと残念。
どうしても比べてしまいますが、すぐ近くにあるタワーテラスの方が面白いビュッフェの内容だと思います。
2019-12-22 Sun
ペーストリーブッフェ 「The Year's Best Cakes」



























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ミルクアイスは一人一つ

ビュッフェ台はちょっと寂しくなった印象。


いつものバウム。

ピザ生地は少し厚めのフカフカ仕様。

キッシュは鮮やかなオレンジ色。サーモンとかぼちゃ。

人知れずこっそりでてくるパンとケークサレ。
「ベストオブ」といえど、いつも通りバランスのいいラインナップ。
とにかくバナーヌショコラムースがうますぎて・・・
これはムースじゃないと思うんですけど、っていうぐらいのほどよいチョコの濃厚さ。バナナのエキゾチックな甘い香りとよく合う。
きわめつけがサクっとしたタルト生地。このメンバーがベストオブ2019なら、まさに年間MVP。
いちごはショートケーキとロールケーキが登場。いちごは、こういうさりげなく「そこに在る」ぐらいが紅一点でちょううどいい。
特に、こちらは上品な口あたりの生クリームで、いちごの甘酸っぱさが爽やかに映えます。
フィグテベールは、抹茶とフィグという組み合わせがとても興味深い。
実際のところ、抹茶を向こうに回して、むしろフィグとクルミの風味が主役というバランス。
デュオデキャラメル。香ばしいキャラメルのムース、グラハムクラッカーのようなサクザクした食感がまたいい。
タルト部門のほうはナッツタルトかな。そもそもここのタルトは、どこかホームメイド感すら感じるほどの素朴な味わいなので、
こういうシンプルなものが染み入ってくるものがあります。くるみタルトなんかも好きですね。
カマンベールチーズタルト。チーズの風味もしっかりあって、爽やかな酸味もほのかに感じます。
しつこさをさほど感じないのは、カマンベールのなせる業か。
クラフティ。これ、初めて見ました。カスタードのタルトタイプの「苺のクラフティ」っていうのがあったと思うんですけど、
あれとはまた別のものですね。シナモンズのパンケーキのような赤が目を惹きます。
タルトではなく、しっとり重めのパウンドケーキのような生地にドライベリー。
やっぱり、来て見て食べてみると、お店を出て帰るときには、常にえも言えぬ満足感がありますね。
みなさんの「ベストオブ」は何ですか?
来年もまた、おいしものをリリースしてほしいものです。
2019-12-15 Sun
チョコレートスイーツブッフェ Lune de Chocolat
1年の大半を抹茶、いちご少々・・・というスケジュールなので、しばらく足が遠のいていましたが、
先月グランドハイアットのフレンチキッチンに行ったときに、「そういや大阪はチョコレートのフェアだったな」と思い出して、
久々に行ってみたくなりました。

チョコレートブラウニー ウイスキーの香り

シュトーレン

チョコレートパリブレスト 紅茶オレンジ

チョコレートペアムース アニスの香り

サントノーレショコラ


ピスタチオチョコレートマカロン

ザッハトルテ

ミルクチョコレートテリーヌ パッションフルーツクリーム

ベリーホワイトチョコレートムース



チョコレートクロワッサン

明太マヨネーズロール

チョコレートクランベリーロールケーキ


マロンオペラ

ショートケーキ
















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今回のメニュー

ウェルカムチョコレート

紅茶の茶葉を選んで入れるスタイルは抹茶フェアの名残かな。


洋酒や香辛料を使って、チョコレートの魅力をうまく引き出していたと思います。
チョコがテーマな上に、使われているショコラも本格的なため、かなり重厚でどっしりとしたものが多く、
そういう意味ではビュッフェの規格外とも言えますが、逆にいえばそれだけクオリティが高いとも言えます。
G20で出されたというチェリーとイチジクのコンフィチュールは、ホワイトチョコを使った餡がほどよい和の口あたり。
チェリーの甘酸っぱさといちじくのほのかな甘さでバランスのいいコンフィも上品。
同じくグラスのヴェリーヌは、ホワイトチョコのババロアとベリーのジャム、ジュレも入って口あたりよく軽やか。
ブラウニーは、ウイスキーの香りはそれほど強くなく、上品な仕上がり。
ミルクチョコレートのテリーヌ。パッションフルーツのクリームの酸味が強く、ねっとりとしたテリーヌとの味のコントラストを構築。
チョコレートペアムース。チョコムース自体はかなり濃厚に作られていて、アニスの香りと中間層の洋梨のジュレで、
とてもいいバランスになって食べやすくなっています。
ホワイトチョコレート スパイシーケーキ。「スパイシー」というと刺すような辛さを想像しますが、
シナモンっぽい香辛料が使われていて、ホワイトチョコを軽やかにしています。
チョコレートパリブレスト。バタークリームが使われて重厚な仕上がり。相性のいいオレンジとのタッグが心強い。
サントノーレショコラ。こちらもバタークリームで食べごたえがあるものの、トンカ豆のような芳醇な香りがしました。
ザッハトルテ。間にアプリコットジャムがないタイプで、チョコレートの直球勝負。
ショートケーキ。全くチョコとは関係なく、まさに紅一点。クリームとスポンジのバランスがよく、次回の苺フェアが楽しみ。

クロワッサンはサクサクで軽めの焼き上がり。

ライブステーションのクレープ。カカオニブが入ったハチミツで仕上げてもらいました。

セーボリー各種。
以前からスイーツ自体は結構おいしかったですが、今回はかなりクオリティが高いように感じました。
ハイアットは、品数は少ないものの、ブッフェのレベルを超えるスイーツが並ぶイメージがありますね。
今回の内容を見てると、1年の大半を「抹茶」というテーマに縛られるのはとてももったいない気がします。
来年は、旬のテーマでいろんなメニューを見てみたいと思いました。
2019-12-14 Sat
12月冬の贈り物スイーツブッフェ
そういえば、クリスマスまであと10日ほどですね。
クリスマス前の忙しい時期に開催してくれるだけでもありがたい場所です。

アップルシナモンベイクドチーズ

クラシックショコラプラリネ

抹茶のデリス


モンブランピスターシュ


ムースショコラティ

キャラメルアップルパイ

ショコラエレガンス





ショートケーキ

タルトポワール



クグロフ

南瓜のベイクドチーズ

マロンパイ



胡麻のフロランタン

ムースフリュイルージュ



モンブランマロン








*************



モンブランピスターシュ。いつも通りフォークで切ろうとすると、何か固いものにあたる・・・
ピスタチオのクリームの中は、ホワイトチョコに包まれたベリーソース。クリームとベリーソースの組み合わせとまた違って、
ホワイトチョコの適度なコクが加わり、「あースイーツ食べてるわ」と満足感もアップ。こういうちょっとしたひと手間がうれしい。
ムースショコラティ。ミルキーでライトなチョコムース。底部のザクザクのチョコクランチがいいアクセント。
ショコラエレガンス。ザッハトルテの生地を思わせるようなチョコのケーキ。
濃厚でありながら嫌味がなく口あたりがいいのは、まさにエレガント。
クラシックショコラプラリネ。ここのクラシックショコラは中が半生でそもそもおいしい。だけでなく、毎月色んなテイストをプラス。
今回はナッツ。合わないわけがない、とてもおいしい。
アップルシナモンベイクドチーズ。ベイクドも毎月テイストを変えて登場。今回のアップルシナモンはとても好み。
キャラメルアップルパイ。キャラメルはそれほど強くなく、素朴な味わい。ここのパイ生地はサクサクで絶品。
クグロフ。洋酒の香りが強めに漂っていて雰囲気があります。ドライいちじくが使われているのもいい。



キャラメルポワール。洋梨の香りと食感がほどよいムースに、苦みのない軽めのキャラメルソースを後がけ。
マロンパイ。中のマロンは強めにラムの香りがします。サクサクのパイ生地をシュガーコーティングして、超絶品。
胡麻のフロランタン。粟おこしのような和菓子の見た目で、ゴマの香ばしい香りがいい中華菓子の雰囲気を漂わせつつも、
その甘さや香りはフロランタンそのもの。サイズ感もよくて、ついつい手が出る。
南瓜のベイクドチーズ。今回はベイクドチーズが2つ出ていました。かぼちゃが入って食べやすく仕上がっています。



抹茶のデリス。抹茶パウダーをからめたフレークに抹茶クリーム、葛か何かでやや弾力のある小倉餡で和風感高め。
柚子のグラス。ミルクチョコのムースに柚子ジュレの香りが絶妙に合っています。


一見見分けのつかない、ミルクゼリーとコーヒーブランマンジェが意外なところでやけにおいしい。
それぞれ簡単に言ってしまうと、牧場で食べるソフトクリーム、ミルク多めのコーヒー牛乳といったところか。シンプルイズベスト。
ティラミスは、ジュワっとコーヒーシロップが浸されていて、クリームとちょうどいいバランス。

ロールケーキは、黒糖風味のクリームにややドライ気味の食感のスポンジ。表面にはきな粉がまぶされています。
このスポンジが、昔どこかで食べたようなノスタルジックな和の風味を醸し出しています。



個人的に、デザートビュッフェにはミネストローネが一番しっくりくるスープだと思っています。ここのスープは具沢山でうれしい。
今回のカレーが、なんのひねりもない、家のカレーを彷彿とさせるもので、むしろこれがやたらとおいしかったりする。
大きめにカットされたじゃがいもとにんじん、時々角切りビーフ・・・そうそう、カレーってこういうもんだよ。

テーブルサービスとして一人一皿、ラズベリーのスフレ。シェフさんの思い入れが込められた、特別な日の一品だとか。
しっかりめに焼きあがっていて、中はふわとろ。
「今回は、感謝祭のようなことをやりたいと思って~」とババゾン氏が話してたように、素晴らしい内容でした。
台風で中止になった回の秋のスイーツも、限定数ながらいくつか場にならび、これ以上ないバラエティの豊かさ。
りんごやベリーを使って冬の雰囲気もあって、ひとつひとつしっかりと作り上げられたスイーツはまさに贈り物。
スフレを提供する際には、なるべく早く出来立てを提供できるように、あの運搬用の箱、フードテナー?を持って、
エレベーターではなく階段を使って運んできたそうです。
「あーもうちょっとしぼんじゃったかな」と、マスク越しに少し残念そうにはにかんだ表情は、まさにピュアなスイーツ馬鹿。
「お客さんにベストなものを食べてもらいたい」そんな気持ちをひしひしと感じることもまた一つの贈り物で、
きっとこの人が作るスイーツには、おいしさ以上の何かが込められているんだろうなと思いました。
やっぱり、スイーツも作り手のカラーが自然と出るものだなと改めて確信しましたし、
そして、ここのスイーツとババゾンにファンが多いことも改めて納得しました。
また来年は色々と挑戦しそうなので、今後も楽しみなビュッフェですね。
2019-12-08 Sun
アゴーラ・スイーツビュッフェ "ベリーが踊るクリスマス"

ブッシュドノエル

ミルフィーユ

パリブレスト

レアチーズムース

ミュロワ

和栗のモンブランタルト

カシスマスカルポーネ

ノエル オ フレーズ

バスク風チーズケーキ

ピスタチオフリュイルージュ

タイベリーショコラブラン
























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今回のメニュー


「ベリーが躍るクリスマス」というテーマを忠実かつ柔軟に表現されたラインナップに感じました。
和栗のモンブランタルト。カシス風味のクリームに変えて登場。デフォルトが一番おいしいんですが、それでもなお、
ベリーの酸味で爽やかな新たなバージョンとして確立させるあたりはさすが。
ピスタチオフリュイルージュ。ピスタチオのムースとタルト生地、というのはなかなか新しくていいアイデア。
コクのあるピスタチオのムースとタルト生地がサクっとした食感がよく合います。
なんとなく、これをベースにしてもう一歩突き抜けたバージョンをリリースしてくれそうな予感。
ノエル オ フレーズ。こういう感じのスポンジ生地のショートケーキをここで食べるのは初めてのような気がします。
軽くてしっとりしていて、どちらかというと、カフェだとかポップな感じのショートケーキの印象。
ド定番のショートケーキひとつ取ってみても、無数の方法論があることに気づかされます。
ミルフィーユ。久々に、バリバリに焼きこまれて香ばしいパイ生地を使ったミルフィーユ。
こちらも、今回はこってりとしたバタークリームで伝統菓子の趣きを感じるバージョン。
バスク風チーズケーキ。まぁ、今年の顔ですからね。登場させずにはいられない。
ブッシュドノエル。説明書きにあるように、キャラメリゼしたクルミの食感と風味が素晴らしい役割を果たしています。
パリブレスト。アーモンドの香り豊かなクリームが特徴的でこれ以上も以下もない。これぞ、ザ・パリブレスト。

実はグラスものこそシェフさんの真骨頂かなと思ってます。おもしろいものが特に多い。
ベリーコンポートと抹茶クリーム。
風味漂うこってりとした抹茶のバタークリームとすっきりめのベリーのコンポートとの組み合わせが心地よく感じました。
タピオカココナッツミルク 苺のマリネ。これは飲み物(笑)でもココナッツミルク好きなので、おいしい。
巷で言うタピオカではないですが、これぐらいがいいんだよ。
オレンジのクロワッサンプディング。パンプディングですね。オレンジの香りがきいてます。
マスカルポーネとチェリーのソース。名前だけ聞くと、甘ったるいチェリーのソースを想像しますが、刺すような酸味を軸に、
いくつかの爽やかなフレーバーを感じる奥深いソース。マスカルポーネとの相性も抜群の大人のスイーツ。

パンペルデュとバニラアイスクリーム
焼きたてのブリオッシュのフレンチトーストにバニラアイスを添えて。

バニラのスフレとショコラショー
ふわふわのスフレは風邪をひいたときでも食べれそうな優しさ。別添えのホットショコラは目の覚めるような甘さ。




皮つきのじゃがいもがゴロゴロ入っていて、なんともいえない妙にうまいカレー。
インドを目指したけれど、九州あたりで断念してしまった、みたいな。何風かもよくわからないがなんだかうまいカレー。
辛さは控えめだけど適度にスパイスがきいていて、バターの風味も豊か。カレーというより、おかず的な感じ。
おいしさもさることながら、名札からうけるイメージを超えるスイーツが出てくるという引き出しの多さも感心します。
ショートケーキ、モンブラン、ミルフィーユ、そんなスタンダードなものでも、前回出てたものと同じものとは限らない。
音楽のアーティストに例えるなら、ライブでもレコーディングと同じような演奏をできることも素晴らしいですが、
その時の会場の雰囲気やオーディエンスの反応などを感じ取って、感覚的にアレンジを加えて演奏できるというのは、
聞いてる側にとっては、「さすがプロだな」とダイレクトに感動します。
それと同じように、守るべきものは守りながら、おいしさの中に自分の想像を超える作り手のセンスを感じたいのかもしれない。
そんな瞬間があるビュッフェのひとつだと思います。
2019-12-07 Sat
スイーツ&サンドウィッチビュッフェ ~栗とぶどう~前半はハロウィン仕様、後半はまた少しだけ変わるということで、好きなテーマの栗をもう一回味わいに行きました。
次のいちごもそうですが、同じテーマが長く続くときは、サブのテーマで変化をつけるのはいい流れだと思います。

フランス栗のモンブラン

イタリア栗のモンブラン

かぼちゃモンブラン

マロンミルフィーユ

マロンショートケーキ

スイートポテトタルト

洋梨の焼きタルト

栗と抹茶のロールケーキ

無花果とカラメルのパウンドケーキ

シャインマスカットタルト

マロンシフォンケーキ

栗とほうじ茶の豆かん


赤字は前半からの入れ替え


















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ウェルカムドリンクのぶどうソーダと、和栗のモンブランプレート。



マロンミルフィーユ。春のナポレオンパイと負けず劣らずの主役級。
マロンショートケーキ。クリームのコクと甘さがほどよく、スポンジやマロンとのバランスもいい。
スイートポテトタルト。スイートポテトの味や香り主張は控えめで、割とあっさりとした仕上がり。
洋梨の焼きタルト。今回はやや焼きが弱く、コクや甘さよりも洋梨のフレッシュさがフィーチャーされている気がしました。
栗と抹茶のロールケーキ。抹茶の風味はほのかで、クリームと栗の存在感が強いロールケーキ。
栗とほうじ茶の豆かん。ほうじ茶の寒天のほのかな苦みがさっぱりしていて、香ばしい香りも黒蜜ととてもよく合います。
洋梨の赤ワインコンポート。スッキリと爽やかな後味でおいしい。合間に食べるのにちょうどいいですね。


もはや軽食ではない、ガッツリ指数高めの食事。スイーツ狙いではない人も満足のいく内容です。
ホットミールのエリアは終始人がいて、一番人気が高かったように思いました。

野菜がゴロゴロ入って適度にスパイシーなカレー。今回のカレー、おいしい。

相変わらずおいしいアイス。マロンジェラートはマロンのコクと少しザラッとした食感があって雰囲気がありました。
スタンダードでシンプルなラインナップで、それでもなお、口に入れるとやっぱりうまいなぁと思います。
ノーマルタイプのショートケーキであっても、口あたりや香りのよさはクオリティの高さを感じます。
前にも言ったかもしれませんが、スーパーやエクストラスーパーっていうのは、マグロのトロとか大トロとかと同じで、
個々人の好みだと思います。赤身が好きな人もいるし、大トロがおいしいと感じる人ばかりでもないってところ。
派手ではないけれど、一定の品質が守られたものが提供される安心感は、日本のホテルならでは。
来年も期待したいですね。