2020-09-26 Sat
プレミアムスイーツコレクション
GWの予定でしたが、巡り巡って開催されました。この日程を選んだのは結構いい勘してますね。
前も書いたかもしれませんが、東京とは違ってどこかゆったりしたような雰囲気があっていいですね。
プレミアムブッフェの内容に限っていえば、サラダバーもあるし、サイズ感もやや小さめでちょうどいい。
毎回思いますが、このブッフェのスイーツの機能美は素晴らしいですね。
見た目だけではなくて、一層一層それぞれの味に意味があって、食べ方によって色んな楽しみ方ができる。
僕らには気づかない、気づくことができない部分に愚直に手間暇かけて、
おいしくて美しいスイーツを生み出す技に感心します。

今回のメニュー
*SATSUKI


新edo抹茶マロンミルフィーユ
秋が来た!と感じさせる豪華なケーキ。しかしここまで層が厚いと、何が主役なのかわからなくなりますね。
上層の豆乳クリームのマロン感は弱めで、どちらかというと、下層の抹茶とチョコレートのガナッシュ、
そしてパイの香ばしい香りと食感が印象に残ります。

スーパーモンブラン
これも同じく、秋っていい季節だね、とつぶやきたくなるケーキ。抹茶やあんこの和素材もさることながら、
豆乳ホワイトガナッシュの余韻が口の中に残って、和洋の融合をグッと感じさせます。

スーパーオペラレジェール

東京スーパーチーズケーキ、ナポレオンパイ、エキストラスーパーイスパハンショートケーキ

何気に大好きな東京スーパーチーズケーキ。今回は底に散りばめられたラムレーズンがでっかい!
胸をつくようなチーズ、というよりも新鮮なミルクを感じさせるチーズケーキ。

バスクチーズケーキ、黒豆パウンドケーキ、アップルパイ、新フルーツロール、スーパークラシックツインロール

スーパーチョコレートショートケーキ、新エキストラスーパーグレープショートケーキ
スーパーチョコレートショートケーキ。
チョコレートのショートケーキだからといって、チョコのクリームではないのがいいですね。
チョコクリームやホワイトガナッシュ、ナッツが入ってザクザク。塩がかなりきいています。
新エキストラスーパーグレープショートケーキ。
スポンジ生地と生クリームの、ホロホロと溶けていくような口どけのよさにびっくり。
マスカットとピオーネ、そしてライチが入っています。

新edoくず餅マロンパンナコッタ、新グレープゼリー
くず餅を使っているので、トロッとして少し粘りのある口あたり。クリームや具材とよく絡みます。
*PIERRE HERME

ミルフィユ アンフィニマン カラメル、モンブラン ア マ ファッソン、チーズケーキ サティーヌ、
タルトフランボワーズ ピスターシュ、フラン デ ザマトゥール
フラン デ ザマトゥール。甘くて濃厚なたまごの風味が口いっぱいに広がる。大きめなエッグタルトといったところ。
エルメさんはこういう素朴なスイーツのイメージがなかったので、なんか新鮮でした。
チーズケーキサティーヌ。簡単に言うと、オレンジのマーマレードとチーズケーキ。
コクのあるチーズクリームと爽やかなオレンジの甘酸っぱさ、最後にシトラス系のスッとした香りが余韻に残る。

ミルフィユ アンフィニマン カラメル
サクサクの香ばしいパイ生地に、塩気がきいたキャラメルのクリームで食べごたえのあるミルフィーユ。

サラ、キャレマンショコラ、ケーク アンフィニマン シトロン、ケーク オ フリュイ

キャレマンショコラ、サラ
キャレマンショコラ。口の中でねっとりとまとわりつくような超濃厚なチョコのケーキ。
時折感じる、薄いチョコ(グラズール?)のジャリ感がなんともいいアクセント。
サラ。パッションフルーツと抹茶の組み合わせが印象的。ホワイトチョコの確かな甘さも加わって豊かすぎる味わい。
上下の砕かれたナッツ?栗?のゴロゴロした食感もあって、なんだかクセになる味でとても魅力のあるケーキ。

マカロンは、アンフィニマン マロングラッセ

デザート イスパハン

マカロンはねっとりしてて強い甘さ。中はローズのいい香りがするバタークリームとライチ、フランボワーズを添えて。

サンドウィッチ(タマゴ、ローストビーフ)、スモークサーモン、白身魚のブランダード
オープンサンドは、ドライフルーツが入ったバゲットが使用されていて甘じょっぱい。

サラダバー
塩こんぶとキャベツ・・・これをメニューに入れた人、正解。

新東京ドッグ、マロンクロワッサン

油淋鶏、巻き寿司
この状況で巻き寿司は食べんだろーと思っていましたが、中の具の太めの出し巻きの誘惑に負けました・・・
その上、スイーツの合間のガリが、めちゃめちゃいい感じの箸休めでうまい。
油淋鶏もねぎたっぷりで結構本格的。軽食もどれもおいしい。

豆乳カレーそば

Jシリアル麺スープそば
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2020-09-21 Mon
ペーストリーブッフェ ~秋の味覚特集~
今日は午前中あたりはとても爽やかな空気で、ますます秋を感じました。
ここも秋の味覚がテーマ。個人的に、最近は秋の味覚では、特にいちじくに惹かれます。
フレッシュはちょっとクセのある香り、フィグだと何ともいえない深い甘さ、いろんな魅力があって面白いですね。
こちらでも、いちじくを使ったメニューがありました。もちろん、他にも栗や芋を中心に秋のメニュー満載。
相変わらず、どれも丁寧に作られていて、甘さや口あたり、そのすべてが品のいいハリエスタンダードで満足しました。
なんだかんだ言っても、やっぱりここのスイーツはおいしいですね。

サンティエ

紫芋のブリュレ

マロンバニーユ

リデロワ

芋シフォン

デュオ デ キャラメル

モンブラン

マロンロール

かぼちゃとチーズのタルト

フルーツタルト


芋タルト

いちじくタルト

栗タルト

アマンディーヌ


ジュレはオレンジでした。
※ぼやけて写っているのは、プラスティックのシートの加減の影響です。

焼き菓子各種

焼きたてバウムクーヘン

*************

ウェルカムプレート

モンブラン。土台のメレンゲのボリューム、サックサクで存在感あります。この食感で軽いモンブランに仕上がっています。
マロンロール。ロールケーキはやっぱりこのうずまき型が好みですね。クリームと生地のバランスがちょうどいい。
クリームの中に栗のダイスがゴロゴロと入っています。

デュオ デ キャラメル。ほろ苦い、というよりも生キャラメルのような柔らかい風味のキャラメルムース。

紫芋のブリュレ。芋だけにいつも以上に重量感があります。カラメルの甘さの奥に広がる芋の風味。

サンティエ。いちじくのムースにフィグ、そしてフレッシュを添えていていちじく三昧。
ほのかにシナモンの香りがして、底はサブレっぽいサクサクの層。秋らしくてほんとにおいしい。

マロンバニーユ。バニラとマロンのムースケーキ。マロンムースの香りがとてもよく、バニラの優しい甘味がよく合っています。

リデロア。ベリーの爽やかな甘酸っぱさが印象的。細かいクランブルの層がアクセントに入っています。

芋シフォン。しっとりとした生地の中に甘味を含ませたさつまいものダイスが入っています。

いちじくのタルト。好物のフィグがたっぷり。プチプチとした食感も楽しい。
シュークリーム。中はバニラクリームで、甘すぎずフレッシュな香りが広がります。

芋タルト。これが大好きで、いつもこの季節が楽しみです。柔らかくてねっちょりとした食感でシンプルなつくり。
だけど、バターなのかリキュールなのか、想像してたよりもリッチな香りがします。
かぼちゃとチーズのタルト。かぼちゃがそのまま入っていて、かぼちゃサラダ的なタルト。
栗タルト。表面のメレンゲでさっくり感がアップ。ダマンドには栗のダイスがしっかり入っています。

アマンディーヌ。大小のアーモンドが、これでもかとまぶされていてザックザク。
所々にカカオのダマンド、ドライのベリーが点在していて、香ばしさアップと酸味のアクセントが加わっています。
バニラフランボワーズパウンド。フランボワーズの赤が印象的ですが、酸味はなくしっとりと甘いパウンド。


一人一皿の軽食。キッシュの具はかぼちゃ、ベーコン、マッシュルーム。

ミニパフェ。ミルクシャーベットに秋らしく巨峰が添えられています。底にはぶどうゼリー。
2020-09-20 Sun
魅惑のスイーツブッフェ ~栗と林檎とぶどうの出会い~最近は涼しい時間も増えてきて、少しづつ秋の深まりを感じます。
今回のメニューは、そんな深まる秋の季節をちょっとほろ苦くて大人っぽく表現していて、
かつ、旬の果実やナッツの味わいを散りばめた、バランスのいい内容だったように思います。
組み合わせの妙であったり、細部への手間のかけ方であったり、要所でのリキュールの使い方であったり、
回を追うごとに洗練されていく様は、なにかこう、イキイキとした清々しさすら感じます。
色々と難しい状況の中ですが、その勢いのまま続けていってもらいたいですね。

モンブラン
・タルト型のモンブラン。中のクリームの中には栗が散りばめられていて、秋の味覚のエース。

メロンと栗のムース
・なかなか出会うことのなかった組み合わせ。なんちゃってメロンだと嘘くさい味で調和しなかったと思いますが、
本物のメロンの香りが栗の甘さととてもいい相乗効果を生み出しています。

巨峰といちじくのタルト
・単にフレッシュのいちじくと巨峰をのせているのではなく、ダマンドに火を入れた巨峰を入れているところがうまい。
フレッシュの風味とスイーツらしい甘さ、双方が活かされています。
ダマンドにフィグを入れてフレッシュを上にあしらっている、いちじくづくしのタルトが一番おいしいと思っていましたが、
この組み合わせの外し方は「参りました」の一言。

リンゴと紅茶のシフォンケーキ

リンゴとキャラメルのムース

さつまいものスイートポテト

プリン

洋梨のタルト

生チョコ

ラムレーズンのチーズケーキ
・中の層にはラムレーズンがたっぷりと入っていて、そのラムの香りに負けないレアチーズのコクと香り。

マンゴーとフランボワーズのムース





リンゴとくるみのブラウニー
・リンゴが入っているからか柔らかい生地の仕上がり。その分ねっとりとした濃厚な口あたりになっています。

マロンパイ

ゴマのフロランタン
・ゴマたっぷりで、食感と風味はもはや粟おこし。

ミゼラブル
・ダックワーズっぽいさっくり軽めの生地でありながら、バタークリームのグッとくる重厚な甘さと口当たりは本物のそれ。

エポンジ・キャラメル

ピスタチオのフィナンシェ
・相性のいいベリーのジャムをさりげなく中に忍ばせています。このひと味が、やっぱり大きい。

キャラメルポワール(ライブキッチン)

アップルパン

バナナとくるみのパン
・キャラメル、ではなくピーナッツバターとの組み合わせは珍しい。

パンオショコラ

麹ソフト

ベーコンと茄子のトマトソースパスタ

きのこクリームパスタ

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表面にシュガーコーティングされていないタイプ。パイ生地がザクザクといい焼き上がりで素朴な甘さで秋の味。


杏仁とあんずのグラス。口に入れると杏のリキュールの香りがスッと鼻に抜けて、秋の日にふと金木犀の香りがするかのよう。
下層はしっかりと甘いブランマンジェで、あんずの甘酸っぱさととてもよく合います。

ほろ苦いキャラメルソースとさわやかでシャリ感のあるりんごのコンビネーション。底のさっくり食感もアクセント。

軽めの生地は紅茶の風味たっぷり。クリームはりんごのリキュールで香りづけされていて、雰囲気のある口あたり。

2020-09-13 Sun
スイーツパレード~マロン〜横浜のもうひとつのナイトスイーツブッフェ。テーマがマロンということもあって、来てみました。
一言で言うと、「えっ、結構いいじゃないか!」
写真で見る限り、スイーツの種類が少なそうなのがやや懸念材料でしたが、実際食べてみると、
それぞれのスイーツはきちんと作られていて、写真から受ける印象よりもクオリティの高さを感じました。
初めてなので一通り食べてみましたが、あっさり満腹にもなって、結果的に満足したブッフェになりました。
オーダー式になる前のことはわかりませんが、特にストレスを感じることもなくいい時間を過ごせましたし、
アルコールも飲み放題なので、ゆっくり話をしながら時間を過ごすとなおよい、といったところでしょうか。
横浜、層が厚いなぁ。

店内は割と重厚で落ち着いた雰囲気。
隅の方で、デ・ニーロとジョーペシが葉巻を吸いながら喋ってても不思議ではない感じ。

メニューはスマホで確認。

スイーツプレート11種。のちほどオーダーでおかわり自由。

ごろごろ巨峰のアップルジンジャージュレ、いちじくと赤ワインジュレのヴェリーヌ
ジュレはやや固めで弾力があるもの。りんごの甘酸っぱさにジンジャーがスッと香って、オトナの秋の味。
ヴェリーヌは、下層が甘味がしっかりめのブランマンジェで、酸味のある赤ワインとの相性が抜群。

フルーツあんみつ

トスカーナ産カスタニエのヴェリーヌマロンショコラ、抹茶のトロトロ生ティラミス
こちらのヴェリーヌは、下層が甘さ控えめのバニラのババロア?で、香りのいいショコラムース。
サクサクの栗のイガに似せたものにもパウダーで香りをのせていて手がこんでいます。

濃厚な抹茶クリーム、中間にはクランブルも散りばめられていて、食感のアクセントも加えられています。

季節のフルーツタルト
タルト台のクッキー生地がサクサク。バターの風味も強くて、フルーツとの相乗効果もばっちり。

キャラメルポワール

フランス産のマロンパイ、ベニエノワ

これ、横浜名物のアレをモチーフにしてるとしか思えないんですが、どうなんでしょ。実はグリーンピースがどこかに・・・とか。
パイ生地は薄くてパリパリ、中はしっとりとして甘いマロンで、味はしっかりとマロンパイでした。

和栗のショートケーキ
勝手知ったるほっくり栗のモンブランクリーム。中間には栗のダイスが散りばめられていて栗感アップ。

バニーカシス
フォークを通すと、層ごとに手ごたえを感じるほど、それぞれの層がしっかりしています。
カシスとバニラのムース、の他にも風味があって、見た目以上に奥深くてまろやかな味わい。
底は砕いたサブレ?でサクサク食感。

スペシャルスイーツ① 利平栗のモンブラン

スペシャルというだけあって、クリームのバランスもよく上品でおいしい。
確かに和栗とはまた少し違う風味の栗感。厚めのメレンゲ台は、さっくりねっとりしていて存在感があります。

スペシャルスイーツ② さつまいもとリンゴのあつあつクランブル

クランブルがカチカチに固められていて、グラノーラのような香りと食感になっています。
下にはさつまいもとりんごの甘露煮。ややぬるくなってましたが、熱々だとバニラアイスが溶けていい感じになるかと。

フルーツ盛り合わせ

シーフードミックスサラダ
イカやエビのシーフードの他、キヌアも添えられていて、ビュッフェのサラダにしては結構豪華です。

オープンサンド
ツナ、たまごサラダ、アボカド海老、ハムとチーズの下には蒸し鳥も。具>パンで贅沢なサンドイッチになります。

さつまいもときのこのスープ
かなり強めにきのこの香りがする、濃厚なクリームベースのスープ。

ビーフシチュー
トマトの酸味がする濃厚なシチュー。牛肉のほか、ダイス状の根菜などが入っていて具沢山。

マロンデニッシュ

マロンクリームたっぷり。

栗ご飯
モチ米を使ったおこわタイプではなく、ベースは麦ブレンドのきのこの炊き込みご飯に栗を入れ込んだもの。
しょうゆテイストで、これはこれでおいしい。
2020-09-12 Sat
秋の味覚スイーツブッフェ第一弾 ~2種類のさつま芋と栗~
さつま芋と栗、そして秋の味覚。こちらも一気に秋へとギアチェンジですね。いい季節がやってきました。
今回、栗やさつまいもは形を変えて、メニュー全般に散りばめられていて秋の雰囲気は満載。
「芋と栗だと重い…」とよく聞きますが、今回は重いというより、甘い。
和菓子のようなドンッとした「甘味」が、フィーチャーされていたように思います。
そしてその逆、野菜の特製を活かして、むしろ通常よりも口あたりに軽さを感じさせるもの。
チョコやベリー、抹茶などと組み合わせることで、栗とさつまいもの魅力が引き出されていました。

秋の味覚のショートケーキ、プディングオートンヌ、ガトーマロン、ケークマロンカシス、紫芋のモンブラン、マロンパイ
→プディングオートンヌは、二層仕立てで、底にマロン風味のプリン。
ケークマロンカシス。クグロフ調で適度にしっとりした生地に、カシスや芋のダイスなども所々に散りばめられて、
お手本のような焼き菓子。

秋の味覚のショートケーキ、ガトーマロン
→ショートケーキはかぼちゃペーストのクリーム。生クリームだけのものよりも軽く感じるのは、やっぱり野菜たる所以。
中には、巨峰やさつまいもの小さいダイスが散りばめられていて、名前通り秋の味覚を感じさせるショート。
底にはカスタードが敷かれていて、全体的なバランスもいい。

紫芋のモンブラン、マロンパイ
→マロンパイ。今回は、栗が使われているものは全般的にラムが効いていて、栗の風味がよく出ていました。
少し小ぶりなサイズで、カチッとしていてバリバリッとしたパイ生地の食感、さりげないアイシングの甘さも絶妙。

紫芋のケーキ、イチジクのベイクドチーズケーキ、さつま芋のクラッシックショコラ
タルトマロン、さつま芋のモンブラン、紫芋のモンブラン
→モンブランはさつま芋と紫芋の2種。どちらも芋の風味が活かされているので、これもあっさりとした印象。
タルトマロンが栗のモンブランの代わりにラインナップされていますね。
さつまいものクラシックショコラ。
ねっとりと濃厚なクラシックショコラに対して、自然な甘さのさつまいもがほどよく中和して、味のバランスを取っています。
いちじくのベイクドチーズケーキ。ベイクドチーズの中にいちじくのフィグが入っています。
濃厚で特有の酸味のあるチーズケーキにフィグの甘さ、この組み合わせはやっぱり最高。
紫芋のケーキ。どこかのおみやげでありそうな、芋の風味と弾力のある生地の和菓子のようなケーキ。

オートンヌショコラ、さつま芋シュー、さつま芋とチーズ
→さつま芋シュー。中はさつま芋風味のクリーム、ではなくて、さつま芋の餡とカスタード。ごまの風味がよく合っています。

オートンヌショコラ、さつま芋とチーズ
→オートンヌショコラ。濃厚なショコラムースの下には砕いたクッキーやナッツが敷かれて、秋を表現しています。
さつま芋とチーズ。表面にはホワイトチョコのスライスがあしらわれて、生クリームとマスカルポーネのムース、
さつま芋のダイスを甘露煮にしたものの下には、チョコのガナッシュ。
名札から受ける印象以上にタレントが揃っていて、チーズよりもWチョコの存在感が強く、しっかりとした甘さがあります。

ホワイトチョコと苺のムース、マロンシャンティー、抹茶ベリーニ

→マロンシャンティー。生クリームとマロンクリームの下には、ラムの効いたダイス状の甘いマロン。底にはカスタード。
ホワイトチョコと苺のムース。こちらではほぼ準レギュラーのような組み合わせ。ホワイトチョコのリッチな味わいといちご。
抹茶ベリーニ。あずきと風味のいい抹茶のクリームに、ベリーのソースの強めの酸味がよく合っていました。

ラズベリーマロン、紅茶とさつま芋、木苺とさつま芋のロールケーキ、スイートポテト、サブレカフェノア
→木苺とさつま芋のロールケーキ。他のベリー系のものと違って、木苺は淡い甘酸っぱさ。スッと香って、その後、
フレッシュなミルク感のクリームに溶け込んで、さっぱりとしたロールケーキに仕上がっていました。
クリームの中にはさつま芋のダイスでアクセント。

ラズベリーマロン
→甘酸っぱいラズベリームースの中にペースト状のマロン。先行でラズベリー8、後味でマロン2、ぐらいの味のバランス。

紅茶とさつま芋
→ダイス状の甘いさつま芋を固めて表面をキャラメリゼしたものの下には、紅茶のクリーム。
ちょうど、味覚糖の「純露」の中の、紅茶味の飴のような紅茶の風味のクリームで、素朴でしっかりと甘いスイーツ。

サラダ、柚子胡椒風味の唐揚げ、ピクルス

きのこのトマトクリームスパゲティ、豚ひき肉のカレー
2020-09-06 Sun
デザート&パンブッフェ モンブランフェア「モンブラン」というのは、てっきりケーキの形のことだけかと思ってましたが、ほぼ「栗フェア」ですね。
口あたりのいい夏のメニューから、重めの秋のメニューに一気にギアが入ったような感じ。
ビュッフェなんで、確かに全体を通して食べるとどうしても最後はどっしり感で撃沈してしまうと思いますが、
ひとつひとつのスイーツ自体は、随所に細かな工夫がされていて、いくつかの素材の豊かな風味が活きていて、
重ねあげられた層の機能美といい、相変わらずの完成度の高さでした。
メニューの中には、ひとクセあるものがいくつかあって、挑戦的というか前衛的なスイーツには、活きの良さを感じます。

洋梨のショートケーキ
(ふわっと香る紅茶のクリームと洋梨のコンポートをサンドし、洋梨のブリュレを合わせました)
→強めの紅茶の葉の香り、2つのクリームと洋梨の優しい口あたり、そして、ブリュレのコクと甘さ。
とてもいいバランスで、ショートケーキという名前以上のケーキです。

カシスマロン
(高級マロンを贅沢に使用 シンプルにカシスとの組み合わせ)
→カシスはクリームで使われていて柔らかな風味。栗の風味の主張が強く、バニラムース層がうまく中和している。

抹茶モンブラン
(宇治抹茶をふんだんに使用し、求肥や白あんの和素材と隠し味に白味噌を・・・)
→抹茶の香りがよく、味も濃い。クリームとタルト台の間にはシート状の求肥が敷かれてモチモチ。
最後に米粒のあられ?をサッと振られて、高い和菓子感や食感の変化も楽しめる。

モンブラン
(人気のモンブランブッフェスタイル マカダミアの食感とと共に)
→もはやこれが標準に見えてしまうのが、ここの引き出しの多さのすごいところ。
今でも、マカダミアを採用したセンスはやっぱりうまいなぁと思います。

チョコレートモンブラン
(マロンとショコラを合わせたリッチなモンブラン)
→ものすごく重たい印象を受けますが、甘さよりもミルクチョコのリッチな風味やムースの口あたりのよさ、
マロンクリームの主張もほどよく、むしろ食べやすさすら感じます。

紫いもチーズ
(沖縄県産紫芋を2種類のチーズケーキに シナモンクランブルの食感)
→食べる箇所によって変化していく味わいを楽しめるケーキ。紫芋のクリームは重くなく、チーズにうまくマッチしている。
品よく香るシナモンのクランブルをさりげなく添えるあたりもニクい。

ソルティキャラメル
(塩キャラメルのアントルメスタイル 香ばしいクルミのキャラメリゼ)
→すっきりとした後味のキャラメルムース、そしてキャラメリゼしたクルミが口の中でカリっと崩れる食感とほろ苦さ。

栗はちみつ
(ミツバチが栗の木の花の蜜のみから採取した特別な蜂蜜 香料不使用の独特の香りをお楽しみいただけます)
→なんともいえない香りの、クセのあるケーキ。なんか昔嗅いだことのあるような香りだなと思ってましたが、
たぶん、小学校のときに跳び箱とかが置いてある用具室?っぽいにおいに近いような気がせんでもない・・・
フランス製のはちみつだそうで、味は普通のはちみつです。さっくりと固い食感の台生地がおいしい。

抹茶オレンジタルト
(宇治抹茶とオレンジのタルト)
→抹茶とオレンジの組み合わせ、とても合います。

栗のタルト
(ラム酒香る栗のタルト)
→ラム酒の香りはほぼ飛んでいました。素朴な栗のタルト。

いちじくのタルト
(アニス香るいちじくのタルト)
→スパイスを合わせたいちじくの魅力を教えてくれたのも、ここでした。

ザクロマロンタルト
(ザクロと砕いたマロンのタルト)
→固いマロンが使われていて、噛むほどに栗の香りや風味が出ます。ザクロとの相性もいい。

洋梨のタルト
(アールグレイ香る洋梨のタルト)

























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紅玉ムースは、上のジュレ層のりんご感が強くておいしい。下のムース層は意外とコクのあるムース。



キッシュはカレーからトマトソースに変わっていました。マドレーヌがしっかりとした生地と味でおいしい。

オーダースイーツのしぼりたてモンブラン。メレンゲ台とクリームのスタンダードタイプ。アイスとともに。
2020-09-05 Sat
サンドウィッチ&スイーツプレゼンテーション ~栗とぶどう~今日はたまたま地下鉄で来たんですけど、

よみうりテレビ前に等身大?のコナン像があるんですね~全然知りませんでした。
なんか、「足元のQRコードを読み込んで~」とか・・・なかなか楽しそうなスポットでした。
たまにはちょっと違ったルートで来てみるもんです。
さて、まだまだ秋という気分にはなれませんが、9月に入ってスイーツメニューは秋めいてきました。
栗というワードを聞くと、どうも重々しいイメージですが、ぶどうなど秋の果実を使ったものや焼き菓子もあって、
バランスがよく食べやすい内容に思いました。
今回は、いわゆる「スーパー」の冠がつくものもなく、派手さやインパクトがありませんが、
オーソドックスでシンプルなものだからこそ感じる、丁寧で上質なつくりは相変わらずで、
じんわりと感じる素朴なおいしさは、特に安定感や安心感があったように思います。
例えば、ショートケーキは生クリームとスポンジ、栗のダイス、だけなんですが、
軽い口あたりながらほどよいコクのクリーム、しっとりとしたスポンジ、そしてその2つのバランスは、
いかにもショートケーキ然としていて、生クリームと栗を楽しめるものでした。

シ-クァサーゼリー

洋梨ゼリー

ぶどうと白ワインのゼリー

栗のパンナコッタ

イタリア栗のモンブラン

和栗のモンブラン

フランス栗のモンブラン

栗のショートケーキ

栗とプラリネのパリブレスト

シャインマスカットタルト

ガトーオペラ

パンプキンベイクド

いちじくとぶどうのコンポート

マロンパイ

スイートポテトタルト

カラメルと干柿のパウンドケーキ

ぶどうとグロゼイユのクラフティー

スパイシーツナサンド

ベジタブルフリッタータ2色ソースサンド

ハニーマスタードチキン かぼちゃドッグロール

白身魚のオートミール揚げ タルタルソース チャイニーズテイスト

ミックスサンド

いなり寿司、中巻き寿司

菜園サラダコーナー(3種ドレッシング)

白身魚のアクアパッツァ

チキン山椒焼

ポークロースト 茸餡かけソース

本日のシェフおすすめ麺料理

油淋鶏

新東京大豆ミートバーガー

フライドポテト ガーリックバター風味




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モンブランの食べ比べ。和栗には黒蜜のジュレが添えられていて和風感もアップ。フランス産は雰囲気のある香りで、
台生地も少ししっかりとしています。イタリア産はライトな風味で淡い感じ。好きなのは・・・
とか言いながら食べるといいですね。
パンプキンベイクド。かぼちゃが入ってチーズ感が中和されて、軽い仕上がりになってます。サラダ的なかぼちゃ。
栗とプラリネのパリブレスト。ねっとりしたプラリネクリームが薫り高くて甘い。
たっぷりのクリームがむしろ軽い後味に変えてくれます。
ガトーオペラ。オペラ感は弱いが、みっちりと濃厚なチョコのガトー。ドシっとしたものが食べたければこちら。

マロンパイ、スイートポテトタルト、カラメルと干し柿のパウンドケーキ。
焼き菓子は、例えばバターや洋酒あたりの主張がなく、素材が活かされて、意外なほど飽きがこなくて進む素朴な味わい。
パウンドケーキは干し柿のインパクトが弱いので、パリブレストあたりの生クリームを添えるとちょうどいいかも。

白ワインのジュレを合わせたぶどうゼリーはすっきりと。栗のパンナコッタはマロンソースが濃厚で、しっかりと甘い。
洋梨ゼリーはほんのりとスパイスの香りで、コンポートに近い。シークワーサーゼリーはみかんが添えられています。
焼き菓子カテゴリーのクラフティーは、甘い卵の香りに赤すぐりの酸味がアクセント。

コンポートもすっきりとしておいしい。いちじくの自然な甘さがちょうどいい。

サラダは、すりおろし野菜ドレッシングで。

相変わらず食べごたえあるサンドイッチ。
ミックスサンドは野菜とポテトサラダ。チャイニーズテイストはラー油のピリッとした辛さが後をひきます。
ハニーマスタードチキンは好きな味です。

和風と中華の間っぽい餡の味のポークロースト、チーズにピリッと山椒のチキン、アクアパッツアはあっさりと。
このあたりは、結構雰囲気があっておいしい。

カレーとスープ。スープは野菜ブイヨン。

青リンゴシャーベット、ぶどうシャーベット、柿シャーベット、豆乳キャラメルアイスクリーム
シャーベットが多くてあっさりとしたものが多いですね。青リンゴや柿はほんのりザラッと果肉を感じます。
豆乳キャラメルは豆乳のクセが強め。
2020-09-01 Tue
デザートブッフェ ~スィートジャーニー at CAFE TOSCA~

季節を2つほどやり過ごして、会場を代えて期間限定で復活してくれました。これは、素直に嬉しい・・・
天井が高い解放感のある店内は、ヤシの木があって抜け感バッチリ。スタッフの方のアロハも映える雰囲気です。
まだ陽が高いのはやや勘狂うところですが、だんだんと陽が落ちていく街の様を眺めるのも乙なものです。
スイーツメニューは、主に7月のトロピカルと8月の桃のエッセンシャル版といった感じでしょうか。
まだまだ暑いといいながらも、過ぎ去ってゆく夏を表した内容です。
久々のこちらのスイーツ、夏の装いでさぞ口当たりもいいかと思いきや、しっかりと工夫が施されて、
力強いコクや甘さを見せつけてくれるいつもの味わいでした。
食事系も手厚くなって満足感もさらにアップ。ここのブッフェがこうして開催される喜びを噛みしめるひと時となりました。
通常復活への道へと、このまま進んでもらいたいと願うばかりです。

タルトフィグ (いちじくのタルト)
フレッシュのいちじくの香りとダマンド内のフィグの甘さ。いちじくを余すことなく味わえるタルト。何度食べてもおいしい。

マンゴーのタルト
マンゴーとココナッツの香り、そしてダマンドにはさりげなくバナナ。香りとコクのある甘さで南国を表現しています。

フィユテマンゴー (マンゴーカスタードパイ)
パイ生地がパリッとサクサクで軽やかな食感。カスタードとの相性jも抜群。

ロールトライフル (フルーツのロールケーキ)
言うなれば、横浜ベイロールのフルーツバージョン。たまごの風味が満載の柔らかスポンジとコクのあるカスタード。
だけでなく、これでもかと言わんばかりに増し増しの生クリームを追加して、フルーツを彩りよくあしらっています。

(桃のショートケーキ)
ショートケーキは、クリームを食べさせるケーキ。ということが素直に腑に落ちます。
口あたりのいい生クリームとカスタードにスポンジ、そっと添えられたフレッシュの桃、すべてのバランスがちょうどいい。

バナナシフォンケーキ
いちじくが添えられていますが、しっとりとして密度の高い生地はしっかりとバナナの香り。

桃の風味は控えめですが、チーズのコクと酸味はしっかり強め。底はサクサク生地で食感の変化もプラス。

キャラメルとチョコの濃厚な甘さとコクと、バナナコンフィとなんとなく感じるスパイシーな香りを楽しめます。
重厚で薫り高い、少量でKO必至の超ブッフェ級のケーキに仕上がっています。

ナナ (マスカルポーネクリームとベリーのジュレケーキ)
桃が乗っていますが、マスカルポーネのチーズテイストにベリーの酸味、コクと酸味がとても心地いい。

ピスタチオの味わいとホワイトチョコの甘さ、それらの濃厚さがとても印象に残ります。
アクセントにラズベリーが使われていて、名札以上に洗練されたケーキ。

マンゴープリン

桃と白ワインのジュレ
ほぼ飲み物、サングリアっぽくすっきりと。

フルーツ各種

桃のムース

グアバのパンナコッタ
パンナコッタ自体がクリームのコクや甘さを強く感じるもので、グアバの甘酸っぱい香りがとてもマッチしています。

シューショコラ

伊勢茶のムース
思った以上にお茶の香りが立っていて、中に入ったベリーのムースの甘酸っぱさがほんのりと広がります。

クレームカラメル


ローストビーフは柔らかくておいしいやつです。にしても、付け合わせのフル装備は結構ボリューミーです。
意外とおいしい手作りポテチ・・・



とってもクリーミーで、吸う音はドゥルッという鈍い音。ブラックペッパーたっぷりで。



カレーとスープ
カレーは牛肉がたっぷり入って、しっかり味でおいしい。レーズンを添えて。
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ウェルカムプレート。桃のショートケーキ、トンタッション、マンゴータルトの3種。








アクションコーナー ベイクドアイスタワー

チョコレート、ミルク、ラムレーズンの層と、アプリコット&桃、バニラ、ピスタチオの層。
好物のラムレーズン、しっかりとコクのあるアイスが入っている1層目がやっぱりお気に入り。
ところどころ焦げたメレンゲがたっぷりかかっていて、ケーキ感が高い。