2020-10-31 Sat

栗や芋の他にも幅広く秋の味覚が使われたメニュー構成で、いつもより重さを感じるものが多いはずですが、
今回もいつもと同じく食べやすいものが多かったです。
細かな工夫がなされていて風味や味わいにバラエティ豊かな変化があるので、何か一つのテイストだけでなく、
一つのケーキの中にいろんな魅力が詰め込まれているからでしょうね。
品数は少ないですが、ゆったりと落ち着いてスイーツを楽しみことができると思います。



ポム

外側は甘酸っぱいりんごのムースで爽やかに、中心部はりんごのコンポートとチーズクリームでコク深く、
食べる部分で違った魅力のりんごのテイストが味わえる。

苺ショートケーキ

アプリコットと洋梨のタルト

ありそうであまり見かけない秋果実の組み合わせ。アプリコットの甘酸っぱさがメインとしつつ、洋梨のシャリ感も。
台生地自体が深い味わいでサクッとおいしく、添えられたヘーゼルナッツの食感と香りもいいアクセント。

マロンのミルフィーユ

ポテッとしたカスタードクリーム、バターの香りが豊かでザクっと薄めのパイ生地で、ミルフィーユの条件は完璧。
あしらわれたマロンクリームと生クリームで秋らしい。

紫芋モンブラン
フィナンシェのような甘い生地の中には、さつまいものダイスが散りばめられています。
上にのせられているのは大学芋。パリッ、ホクッとしたさつま芋とナチュラルな甘さの芋クリームと芋づくし。

ドゥルセ

ハーゲンダッツのアイスバーのような見た目で、深い甘さのホワイトチョコも近いものがある。
中に入っているジュレがとてもおいしい。カシスの酸味、いちじくの柔らかい甘さ、ワインの香りが最高のバランスで
組み合わさっていて、ホワイトチョコの濃厚な甘さとよく合っていました。

グリオットチェリーのブランマンジェ
ブランマンジェは軽めで、どちらかというとミルクプリンに近い。

ショコラ

チョコムースにチョコのグラサージュ、チョコの濃厚な味わいのよくある形のもの。
これは、中のブリュレのトンカ豆のちょっとクセのある香り、そして台生地のメレンゲのサクサク食感が心地よい。

パンプキンチーズケーキ
フォークを入れるとホロホロと崩れていくほどの柔らかさで、ちょうどパンプキンサラダのような味わい。

コーヒーゼリーとバニラアイス
一見どこにでもありそうな感じですが、コーヒーゼリーの苦みとバニラアイスの甘さの間にレモンの香りが潜んでいます。
小さいころに食べたことのある「バター飴」のようなお菓子っぽいレモンの香り。いい組みあわせでした。

カルツォーネ きのこポタージュ
かなりの咀嚼数が必要なカルツォーネと、芳醇なきのこの香りが漂うポタージュ。
スポンサーサイト
2020-10-26 Mon
Sweets Parade~ハロウィン~先月の「マロン」に来てみて、思いの外ここが気に入ったので、今月もまた来てみました。
内容にしろ、お店の雰囲気や居心地にしろ、やっぱり好きな感じだと思いました。
感覚的に例えると、日航ホテル大阪のオーダーブッフェの食事メニューを加えて、スイーツの味も濃くした感じ。
って、余計わかりにくいか・・・
スイーツメニューはそれほど多い方ではないし、サイズも大きくはないんですが、層も厚めで細かい工夫もされているので、
しっかりと甘くて、複雑な風味や食感を感じる、少量であっても割と食べごたえのあるものに感じました。
特に何かにストレスを感じることもなく、それどころかゆったりと快適な時間を過ごすことができました。


紫芋ティラミス

優しい風合いの紫芋のクリームにスポンジ。底のコーヒーゼリーと上に添えられた紫芋チップスが、
それぞれの風味を強めています。

サングリア、カシスオレンジジュレ
カクテルをそのままスイーツに。サングリアは強めのハーブの香りがします。

かぼちゃのモンブラン

かぼちゃのモンブランクリームをあしらったショートケーキ。たっぷりと3種のクリームの変化を楽しめる。
真ん中の層は生クリームとカスタード、にしてはかなりあっさりとした甘さのクリームでちょっと芋っぽいような感じもする。
クリームの中には、所々クランブルが散りばめられて、ザクッとした食感もアクセントになっています。

パンプキンプリン

坊ちゃんかぼちゃ?で小さいかぼちゃとはいえ、半個使用してるので食べごたえ十分。
そもそもかぼちゃの煮つけが大好物なので気に入りましたが、それでも2個目は厳しいボリューム。
紫芋のソースとカスタードプリンが添え物のように入っています。

フォレノワール
ショコラの甘さに、すっきりと洋酒とチェリーの香りが入りこんでくる。2つの風味のバランスがとても心地よいケーキ。
洋酒の香りの強さやクリームとスポンジのバランスなど、好きなタイプでした。

紅茶のパウンドケーキ
しっとりとした生地は強めの紅茶の香り。表面はグレイズでコーティングされていてシャリ感があり、ドシっとと甘い。

いちじくとマスカットのタルト
タルト台生地自体が、しっかりとした甘さとアーモンドのような香りが漂っていて、フレッシュの果実をひきたてています。

魔女の帽子

ミルクチョコムースの中にベリーのジュレ。それぞれの主張が強く味濃い仕上がりになっています。

スイートポテトロールケーキ

魔女の毒林檎ムース

さっぱり甘酸っぱいりんごのジュレ層の中にはリンゴムースとダイスのリンゴが入っていて、爽やかなリンゴを楽しめる。

モンスターマカロン

中はベリーのジャムが入っていてしっとり。サクッ、ホロッとした食感とサイズの割に強い甘さは本気のマカロンそのもの。

ハロウィンパフェ(スペシャルスイーツ)

かぼちゃのクリームに甘露煮、クランブルにココア生地の欠片、バニラアイス、を求肥で包んでいて、
カクテルグラスのサイズながら豪華内容のパフェ。

ビーフシチュー
具沢山で、少し酸味を感じるシチュー。よくわからないけど、やたらとおいしい。

パンプキンスープ
それほど甘くなく、これもおいしいスープでした。具に、なぜかタピオカが入っています。

オープンサンド

栗&かぼちゃご飯
麦が入った醤油ベースの炊き込みご飯に、甘味が強いかぼちゃと栗をトッピング。

シーフードミックスサラダ

フルーツ盛り合わせ

マロンデニッシュ
2020-10-25 Sun
スイーツブッフェ ~ハロウィン~今回からブッフェ台の撮影が禁止になったんですが、
今月はせっかくハロウィンぽいデコレーションをしてたのに、もったいなかったですね。
特にショートケーキ!今や十八番になったウェディングサイズに、赤い切り傷のデコレーションがされてたのですが、
ブッフェ台どころか片隅にひっそりと置かれて、いつの間にかカットされてサーブされました。
目の前に出てきたときは、もはや単なる普通のショートケーキだったという・・・
とはいえ、先月からの継続、再登板組もいくつかあり、適度なハロウィン色を加えて、秋の味覚全般を楽しめる内容でした。
また、一見普通に見えるものも、食べてみると絶妙に細かな変化や工夫が加えられているものも多く、
いつもながら、遊び心とともにしっかりと計算されたバランス感のアレンジ力を感じる素敵なスイーツでした。

デビルスショートケーキ タルアラ シュークリーム 竹炭とかぼちゃのロールケーキ 洋梨のタルト
(真ん中) 栗とメロンのムース かぼちゃプリン

デビルスショートケーキ
色合いがよく、高さもあって存在感のあるショートケーキ。クリーム、ではなくスポンジ生地を食べさせるショートケーキ。
抹茶とチョコのスポンジ、グラサージュっぽい感じで外側をコーティングされていて、雰囲気のあるケーキです。

栗とコーヒーのムースケーキ 蜘蛛の巣チーズケーキ かぼちゃのチーズケーキ
少しほろ苦いコーヒーの香りと栗の甘さ、とてもいいバランスで組み合わせていました。
蜘蛛の巣チーズケーキは、前回の「ラムレーズンのチーズケーキ」。これも相変わらずおいしい。

モンブラン りんごのタルト
今回のモンブランはすっきりとして香りのクリームで、その正体はライム。
モンブランにライムを合わせてくるとは・・・参りましたの一言。爽やかなだけでなくどこか色気のある香りはとてもよかった。
以前は、マロンの変化いうとカシス一辺倒なところがありましたが、今年ぐらいからチーズや柑橘系など、
マロンとの組み合わせのバラエティが増えてきたように感じます。今から来年の秋がまた楽しみですね。
リンゴのタルトはシナモンの香りとともに。

りんごと紅茶のシフォンケーキ キャラメルとリンゴのムース

マロンパイ ハロウィンクッキー フロランタン oreoのパン

マロンパイ

oreoのパン
パリパリ、サクサク、モチモチ・・・いろんな食感があって楽しいパンでした。
オレオクッキー自体を砕いてパンの中身にするという発想も面白く、しかも程よい甘さもあっておいしい。

豚肉の麻辣パン ぶどうのデニッシュ かぼちゃパン チョリソーパン

豚肉の麻辣パン
肉まんのパンバージョン。ちょっと甘めの中のタネと、ピリッと辛い表面のソースで結構クセになる味。

梨とはちみつのムース 目玉のジュレ かぼちゃのティラミス
梨はほぼフレッシュに近くていいシャリ感。はちみつの少しクセがあるものの優しい甘さとの相性もいい。
目玉のジュレは白玉と抹茶のジュレ、というより抹茶味のういろうに近い。

かぼちゃのティラミス
ほどよいかぼちゃ感のムースと、メープルシロップに浸された底のスポンジ。かぼちゃにメープルシロップの選択は最高。

ショートケーキ

洋ナシのシュークリーム(実演)
ほんのりとシャリ感もあって、洋梨のジューシーさを感じるクリームでした。

ミックスサンド 和風きのこのパスタ ミートソースパスタ
2020-10-19 Mon
オータムスイーツビュッフェ 「レオパード・サファリ」
今月からここもビュッフェが復活しましたねー
一般的な制約はあるものの、以前と同じビュッフェスタイルで取り分けていくのは嬉しい。
結構ここは気に入っているお店で、一つは、いつも書いてますが、クールで洗練された雰囲気と窓からの眺め。
大きな窓からは、梅田のビル群が見えて、その上を数分おきに着陸態勢の飛行機が飛んでいる様子が見えるんですね。
隣のお店からはライブ演奏が流れてきちゃったりして、いい感じでビュッフェの時間を過ごせます。
帰りは少しソファーで一休みして、

夕陽を眺めるのもいいんじゃないしょうかっ。
もう一つは、品数はそれほど多くないものの、スイーツもセイボリーも雰囲気があって好みのものに出会うことが多いこと。
今回のスイーツの楽しみどころは「香り」ですかね。
個性的な香りをひと加えしているものが多くて、名札と見た目以上に、ひとクセのある味わいを楽しめるかなと思います。
食事系なんかは、いつもビュッフェっぽくないメニューで、ランチかディナーに行ってみたいと思うほど。
今回もそうですが、いつも魚料理がとにかくおいしくてお気に入りです。
10月はハロウィンバージョン~

レオパード柄 ブドウのショートケーキ

黒ゴマのカップケーキ
→ゴマの香りはふんわりと香る程度で色付けはおそらく竹炭使用。
上のクリームがチーズとヨーグルトの間のようなコクのあるもので、意外とゴマの香りとよく合う。

森の中のパンプキンクッキー
→カントリーマウム的なしっとりクッキー。最初はかぼちゃの香り、かぼちゃの種の食感で素朴に感じるが、
食べ進めるとホワイトチョコのまったりとした甘さを感じて、やたらとクセになる味。

ブラッディ―なカシスとミントのゼリー
→まるでゼリーのように濃いめのカシスゼリーだが、口に入れた瞬間にスッと広がるミントの香りがなんともいい感じ。

目玉のチョコレートロールケーキ
→周りのチョココーティングが厚く、中もクリームとガナッシュの層をなしていて、なかなか芸が細かい。
チョコ一色の味かと思いきや、ピーナッツの香りが強めにして見た目以上に奥深い味になっている。
ちなみに、最初食べたときには、下のアップルタルトに使われるトンカクリームが乗っかっていたんですね。
チョコ、ピーナッツと組み合わさって、ものすごい洗練されたスイーツに感じたんですが、
2回目に食べたときは普通の生クリームになってたので、1回目は何かの手違いだったようです。
でも、そこはビュッフェの醍醐味。一度アップルタルトのトンカクリームも合わせてみてほしい。

チョコレートバー ナッツとドライ無花果

シトラスとシナモンクリームのタルト
→爽やかなシトラスにシナモンを合わせるのって、あまり見たことなかったので新鮮でした。よく合ってました。

バニラクリームタルト
→中には洋梨のゼリー。ムース、洋梨とも結構甘めに仕上がっています。

アースカラーヘーゼルナッツパリブレスト
→いわゆるクッキーシュー的な感じ。パリブレストと言うだけあって、ヘーゼルナッツの香りが印象的。

季節のケーキ
→キャラメルムースとにナッツの欠片を散らしたもの。

チョコレートマシュマロ
→マシュマロと聞いて想像するよりも固めの食感。

アップルタルトとトンカムース
→ジューシーさを残した煮リンゴと、個性的な香りのトンカクリーム。これがとてもよく合う。
さりげなくあしらわれたくるみの食感と香りが追い打ちをかけるように、なんともいえない風合いを醸し出します。

ゼブラチョコレートムースと無花果コンポートのケーキ
→比較的軽めのホワイトチョコのムースと、フィグのようないちじくの醸造した風味と甘さの組みあわせ。
ホワイトチョコが邪魔せず、いちじくがよく活かされています。

コウモリロングモンブラン
→一見普通のモンブランですが、口に入れると中のクリームが軽い、というか爽やかな口あたりを感じます。
どうやらゆずを使っているそうですが、ゆずというよりもハーブのようなスパイスのような不思議な香りに感じました。

ほうじ茶モンスターバスケット
→ほうじ茶のクリームを入れたお菓子。

コロンコロンマカロン

洋ナシチョコレートブルダルーパイ
→甘く仕上げられてシャリ感のある洋梨、板チョコの欠片を入れ込んだクラシックショコラっぽい生地、
アーモンドスライスの食感、そしてとどめにトンカ豆が強めに香っていて、バラエティ豊かな風味が楽しいケーキ。

レオパードパウンドケーキ

真っ黒なチーズソースをかけたスチームフィッフュ、ドライトマトとパセリ
→蒸した淡泊な白身魚に適度なコクのあるチーズのソース。ドライトマトやパセリ、以外にも、松の実、オリーブオイル、
バルサミコなんかがさらりとかけられていて、これがまたかなりいいアクセントになっています。

牛骨髄のガーリックハーブパン粉焼き
→ビーフ100%ひき肉。ハーブの香りと粒マスタードの酸味が肉肉しさをほどよく中和しています。
後半は器で小分けして提供されました。(骨髄切れ?)

墓場に見立てたチリコンカーンとコーンチップ
→チリビーンズ。豆、じゃがいもがたっぷり入って具沢山。

ローストパンプキンのタルト フェタとパンプキンシード
→クラッカーに裏ごししたかぼちゃをのせたもの。干し柿のようなクセのある香りがフッと香るのが印象的。

コールスローとミックスサラダ

スモークターキーとレタスのゴーストロール
*************


目玉のチョコレートケーキ

バニラクリームタルト

アースカラーヘーゼルナッツパリブレスト


墓場に見立てたチリコンカーンとコーンチップ
2020-10-12 Mon
ハッピーハロウィーンスイーツブッフェ「フィールド・オブ・ドリームス」という映画は、トウモロコシ畑から不思議なお告げの声が聞こえる・・・
というところから物語が始まりますが、
今回ここにたどり着くことができたのも、我が師の一言から導かれたもので、
ちょっとした偶然やタイミングというものは、何か運命めいたものすら感じずにはいられないですね。
おかげで、とても充実したブッフェの時間を過ごすことができました。

初めてお邪魔しましたが、ホテルの中とは思えないような広々した作りで解放感がハンパない・・・

どこかのリゾート地の一角のレストランのよう。


マロンプチエクレール

プチタルト(ベリー、イチジク、マスカット)

クラシックチョコレートケーキ



クルミのタルト

パステルカップケーキ(マンゴー、ピスタチオ、ストロベリー)

パステルマカロン

アイシングクッキー









ハチミツレモンロールケーキ


メープルロール、ミニメロンパン、チリビーンズクロワッサン

ローストビーフ オニオンソース和え

グラタンドフィノワ

豚肉とキャベツの煮込み

シーフードリゾット グラタン仕立て

カサゴとアサリのアクアパッツァ




海老とアボカドのオープンサンドイッチ



ノンアルコールカクテル。バーテンダーがトム・クルーズさながら、シェーカーを振って本格的に作ってくれる。
バーっぽく、「柑橘系ですっきりしたやつ」とか、「○○な感じ」みたいなオーダーを聞いて作ってくれるので雰囲気あります。
メインのバーテンダーの人の、ほどよくテキトーで軽妙なキャラが、いかにもな感じでステキです。
*************
ここのブッフェ何がいいかって、開放感。店内の雰囲気やロケーションに加え、
「スイーツも食事も飲み物も、もう今日はイっちゃうよ~」という食欲の解放感!
それはもう、ブッフェの醍醐味を味わい尽くせました。
それだけ、空気感と食事内容との相乗効果が抜群だったように思います。


ノンアルコールカクテル。
ブッフェで出てくるものって、たいていはシロップが置いてあって適当に炭酸水で割るものが主流で、
正直、こういうノンアルコールカクテルにはあまりいいイメージありませんでした。
が!ここのは本格的に作ってくれるので全然違いますね。ヘタなアイスよりも全然おいしいので口直しにもいい。
ちなみに、上は「ライムとココナッツ」。ライムとミントがびっしりと入って、ココナッツの甘い香りが口の中に広がります。
下は「ハワイっぽいやつ」。かき氷のブルーハワイみたいに甘くなく、カルピスみたいな甘酸っぱさと爽快さ。
めちゃめちゃ雰囲気があって、これは確かに人気あるはずですね。


クルミのタルト。さっくりねっちゃり、エンガディナー的なやつ。このくるみたっぷりの横顔にひとめぼれ。

ピスタチオクリームの下にさりげなくチョコクリーム。ちなみにハロウィンの装飾はマジパン。

ジューシーなリンゴがドンと入った、アップルパイ寄りのタルトタタン。



*ライブキッチン

プラリネミルフィーユ

エアリーなサクサクパイに、アーモンド風味のクリームとクラッシュアーモンド。

カボチャのモンブラン パブロバ

パブロバ。インドネシアのえびせんサイズのメレンゲがのっかってサクサク。
カボチャのモンブラン。かぼちゃクリームとチョコの組み合わせ。そして中にさりげなく小豆を入れ込んでいます。

パンは温めなおしてくれます。

ローストビーフ




この食事だけでも結構満腹になります。どれもおいしい。
2020-10-11 Sun
秋の味覚スイーツブッフェ第二弾 ~かぼちゃ・洋ナシ・栗~今回は秋の味覚をシンプルに、スイーツに表現した印象を受けます。
ただでさえ、派手さはなく、朴訥な雰囲気すら感じるこちらのブッフェ。秋の味覚を携えて一層と素朴さを増した気がします。
そんな素朴な見た目ながら、いつも以上にフォークが進んだ回だったのは、やっぱりおいしいから。
かぼちゃ、栗といった秋の味覚の豊かな風味を活かしながら、幅広いラインナップで飽きることなく楽しめました。
理由はわからないけど、なぜかおいしい。それは、見えない部分に手間暇かけている証だと、また確信しました。


モンブランマロン 洋ナシのグラス
フロランタンオートンヌ 栗のマドレーヌ チーズとかぼちゃ かぼちゃのプリン
かぼちゃのプリンはカラメルなしのタイプでかぼちゃの風味を味わって。
洋ナシのグラス。他のグラスのようにショートケーキのような仕様ですが、
これはゼリーが入って洋ナシとともに口あたりのよさがプラスされています。

モンブランマロン。モンブランをカップにアレンジ。2層のクリームの下にはブッセ、底は砕いたクッキーで台を形成しています。
チーズとかぼちゃ。この秋は、個人的に栗やかぼちゃとチーズの組み合わせに注目していて、楽しみにしていました。
塩気を感じるチーズにどこか軽い風味のかぼちゃ。なぜかわからないけど、すごい調和感。
サラダみたいな感じ?いや、それともちょっと違う・・・聞けば、かぼちゃにカシス?を入れて炊きこんでるとか。そりゃ合うわ。
やっぱり、おいしさは見えない部分で何か工夫がされてるもんですね。参りました。

洋ナシのショートケーキ 小豆ポティロン
ベリーニカフェ ラズベリーポワール
ラムレーズンベイクドチーズケーキ マロンのクラシックショコラ

ベリーニカフェ。表面をキャラメリゼしたスポンジの下にはミルクコーヒーのクリーム。底にはチョコガナッシュ。
甘さの中のほろ苦さが心地いい。
小豆ポティロン。今回の和モノはかぼちゃとタッグ。こちらのかぼちゃはとても素材感、かぼちゃの風味が強い。
底に敷かれたカスタードが小豆の甘さを中和しつつ洋を演出。

ラムレーズンベイクドチーズケーキ。
ベイクドチーズとラムレーズン、チーズの酸味とラムレーズンの香りと甘さで、これは絶対においしいやつ。

ラズベリーポワール

洋ナシのショートケーキ。前回からこのグラスショート、ショートケーキらしからぬ仕掛けでなんだか豪華な感じです。
たっぷりの生クリームに洋ナシの他に柿も入って、上層のスポンジはシロップが浸みこんでいて甘さと食感の変化もあり。
キャラメルの風味に加え、底にはカスタードが敷かれていて、とても奥深い一品です。

キャラメルナッツ ベリーのグラス
カシスマロン 栗のベリーニ
かぼちゃシュー 洋ナシのタルト
洋ナシのタルト。そう、どこにでもあるタイプのやつ・・・ですが、タルト生地がバターたっぷりに焼き上げられてサックサク。
深い甘さでシャリ感のある洋ナシとの相性もいい。
ベリーのグラス、栗のベリーニ。どちらかというとこっちのほうがショートケーキっぽい。ベリーはいちごジャムのように甘い。

キャラメルナッツ。キャラメルのほろ苦さをフィーチャーしたクリーム、下には砂糖をからめて甘くてカリッと香ばしいナッツ。

マロンロールケーキ かぼちゃパイ
マロンケーキ。マロンクリームと栗のダイスが入ったロールケーキ。ただそれだけなのに、これがやたらとおいしい。
それが、少しラムが香って風味のいいマロンクリームなのか、キュッと締まったスポンジ生地の食感なのか、
むしろその両方のバランスなのかはわかりませんが、こんなにロールケーキ食べたのは久々でした。

かぼちゃパイ。中には甘く煮られてつぶされたかぼちゃ。シナモンなどのスパイスの香りはなく、
それがかえってホームメイド感というか素朴な味わいを感じます。

竜田揚げ サラダ ピクルス

ボロネーゼ

ヨーグルト風味のチキンカレー
みじん切りにされた玉ねぎ、パプリカがたっぷり入っていて、さっぱりしたインド風味のカレー。
辛さはあまりなく、スパイシーでもない。ところが、これがまた、やたらとスプーンが進む・・・
それこそ、こんなにカレー食べたのは久々でした。
2020-10-04 Sun
デザート&パンブッフェ ハロウィン&秋の味覚フェア秋というのはほんとにいい季節ですね~
以前は、やっぱ秋といえば栗だろー、とマロン一択なところがありましたが、
最近は秋のフルーツをうまくスイーツにまとめてくれるところが多くなってきて、
マロン以外、特にフルーツを使ったメニューの幅が広がって、まさに収穫の秋を感じます。
こちらも、確かに栗やかぼちゃを主体としながらも、味の主張の少ない梨や柿といったフルーツを使ったメニューもあり、
どんなスイーツに仕上げてるんだろうと心躍らせながら見回っていました。
食材の組み合わせだけでなく、思い切った製法や、今回はアイスケーキも登場するなど、
相変わらず挑戦的なモノづくりの姿勢は、いつ見ても頼もしい限りです。

マロンショート
~マロンクリームとカスタードのしっとりなめらかな フェア限定ショートケーキ
→カスタードの入ったショートケーキはねぇ・・・絶対においしい。生クリームもしっかり味わえて、とてもバランスがいい。

ぶどうタルト
~ポートワインをじっくり煮詰めた特製ナパージュを大粒の巨峰と共に
→フレッシュの巨峰や梨を使っていながら水っぽくなく、タルト生地との馴染み具合、一体感がすごい。
特製ナパージュの絡みがよく、包み込むように両者をつなぐ役割になっています。ほんのりと香るワインが深みを出します。

大人のモンブラン
~ラム香るマロンムースとフランス産マロンクリームのタルト仕立て
→それほどラムの香りは強くなく、一般的なモンブランに一番近い。

ポティロン
~しっとりした和三盆生地にメープルの香り たっぷりのカボチャクリームとナッツの食感
→メープルのクセのある香りが、あっさりとしたかぼちゃクリームにとてもよく合っています。

和栗チーズ
~和栗のうま味とレアチーズが調和した一品
→生クリームとの組み合わせが多い中、チーズの塩っぽさはマロンの甘さをスッキリとさせます。

シトラスピスターシュ
~オレンジ、レモンの爽やかさとピスタチオの華やかさが調和する一品
→シトラス、特にレモンの香りのよさとホワイトチョコの甘さ、優しく広がるピスタチオのコクのムースケーキ。
シトラス系の香りを引き出すのがうまい。それとホワイトチョコと組み合わせるのは、こちらの勝利の方程式。

秋風~AKIKAZE~
~香ばしさを追求し、ほうじ茶で仕込んだキャラメルをムースショコラに。ヘーゼルナッツの組み合わせ
→香ばしさよりも濃厚なショコラが印象的なケーキ。こういうチョコとナッツのケーキを食べると、確かに秋を感じます。

ピアーズ(アイスケーキとして凍った状態と半解凍の状態をお楽しみください)
~洋梨と和梨の両方を楽しめるアイスケーキ
→新たな試みのスイーツで、単なるアイスとはまた違った口あたり。少し溶けたぐらいが梨の風味を感じられる。

柿タルト
~柿をタルトと共にそのまま焼き込みました
→柿をどんな風に料理するんだろうと興味深かったもの。スパイスの香りを加えて、甘くて雰囲気のあるタルト。

洋梨の赤ワイン煮タルト
~洋梨を2日に分けて煮込み、焼き上げました

さつまいもタルト
~たっぷりのさつまいもと黒ごまのアクセント
→黒ごまの香りが、和風感というか郷愁感すら感じさせる懐かしい味わい。

ナガノパープルタルト
~旬のナガノパープル(巨峰)を贅沢に敷き詰めました

カボチャタルト
~カボチャの甘露煮とシナモンクランブル
→かぼちゃの甘露煮が思いの外甘く、大学芋ならぬ大学かぼちゃのよう。

Wマロンタルト
~刻んだ栗と甘露煮の栗をどちらも合わせました



















*************










パン各種

ヨーグルトのパルフェグラッセ
2020-10-03 Sat
ペーストリーブッフェ 秋の収穫祭特集
目玉だとか棺桶はなく、カカオパウダーでデコレーションしたりして、ハリエもさりげなくハロウィンの季節です。
秋の味覚ということで先月からの継続も目立ちましたが、もしかしたら入れ替えも小刻みにあるかもしれませんね。
構成する味の中で、何かひとつの個性ではなく、全体との調和がここの品のいい味わいを生み出しています。
まさに、「和をもって尊しとなす」
先人の教えがここでも活かされている・・・かもしれない。

モンブラン

キャラメルポワール

ロワイヤルショコラ

タルトポティロン

かぼちゃシフォン

カシスパニーユ

ポムカシス

フロマージュ

紫芋のブリュレ



カスタードシナモンロール

りんごタルト

芋タルト



クラシックポムアプリコ

************

ウェルカムスイーツ。ブランマンジェとぶどうソース。「パナップ」的なやつです。

ポムカシス
→カシスパニーユとあわせて、カシスものが2つ。どちらもカシス特有の香りと甘酸っぱさがほどよく、角がとれてまろやか。
主張が出すぎない分、コンビを組むりんごムースの柔らかな甘酸っぱさや香りとよく調和しています。

タルトポティロン
→なめらかな口あたりのかぼちゃにキャラメル香るクリーム、最後にシナモンがふわり。
パイ生地のサクッとした食感もよく、ハロウィンの季節にぴったりなケーキ。


ロワイヤルショコラ
→濃厚、というよりもショコラの風味がとても豊か。後味に残るオレンジのようなフルーティーな香りも雰囲気があります。
底はザクザクのクランチ層で食感も楽しい。深まりゆく秋を感じさせるケーキ。


モンブラン

プラリネマロン

キャラメルポワール

カスタードシナモンロール
→ありそうでなかったカスタードとシナモンのタッグ。柔らかいシナモンの香りでハリエ仕様の品のいいクリーム。
真ん中に入った洋梨が、弁当のごはんの真ん中の梅干しのような存在になっています。

かぼちゃシフォン

カシスパニーユ

クラシックポムアプリコ。
→タルトではなくパウンドケーキのような生地。火を通されてまろやかな果実の甘酸っぱさがたっぷりで素朴なおいしさ。
りんごタルト
→土台はパイ生地で、それはもう、まさにアップルパイ。

芋タルト
→芋タルトが前回からマイナーチェンジされました。芋のダイスで芋の自然な風味や食感がアップ。
その分、スイートポテトのようなスイーツっぽい感じはやや減ったかも。

→フロマージュ。どこにでもありそうなケーキながら、その口どけのよさには驚き。
シンプルなものだからこそわかるおいしさ。

焼き菓子各種

焼きたてバウム
→個人的には、ノーマルが一番おいしいと思ったりします。

ピザトーストとキッシュ

作り立てデザートにも変化が出て、ちょっといい感じになりました。

かぼちゃスープ
→作り立て「デザート」かどうかはおいといて、ドロッと濃厚で甘すぎることなく自然なかぼちゃ風味のポタージュ。
図らずも、実は人気ナンバーワンだとか。塩気の足しにでも。

できたてモンブラン

絞りたてのモンブランクリームの中はアイス。