2021-01-24 Sun
魅惑のスイーツブッフェ 「茶・茶・茶スイーツ」今回から、昼3部、夜2部のタイムスケジュールで開催されるようになりました。
聞くところによると、ほとんど名物(?)だったあの混雑もなく、昼も夜も概ねゆったりとした雰囲気だったようで、
お店のセーフティー対策が完全に功を奏した形です。
さて、新設された夜の部。お客さんもまばらといったほどで、いわゆるどんだけディスタンス。
照明もグッと落とされて・・・というか、もう閉店?ぐらいの明るさで、副交感神経も自然に優位になります。
また、着いた席が一層暗くて、夜中に家族に隠れて食べまくってる・・・みたいな感じで、なかなかオモロイ雰囲気でした。
なかなかフラッシュ使って料理撮ることもないし。
あ、こうなったら、いっそ「闇スイーツブッフェ」なんて・・・ダメですね。
内容の方は、いつものスイーツに加えて食事メニューが追加されて、一通りするのもやや厳しいほどの充実感。
困ったことに、それぞれ普通においしくて、ブッフェレストランという強みが存分に活かされた形になっています。
パンがまた、結構たくさんあるのが悩ましかったりする。
今回は、抹茶の風味のよさが印象的でした。
スッと抜ける香りと苦みと甘味のバランス、結構上等なやお茶を使ってそうです。
チーズケーキ系が多かったので、チーズ好きな人はお茶との組み合わせを楽しめたんじゃないでしょうか。
個人的には、やっぱりコクのある伝統菓子あたりが気に入りました。さりげなく、お酒や食感でアクセントを加えて、
細かいところにひと手間を加えた、いつも通りおいしいスイーツを堪能できました。
塩気がほしい人とか、とにかくたくさん食べたい人は夜がよさそうですが、まぁ、どっちがいいかというと、
どっちでも満足するでしょうから、気分と都合で参加したらいいと思います。

3種のスペシャリティ

抹茶のザッハトルテ
・添えられた「追いゆずジャム」がかなりいい仕事します。表面の抹茶チョコのコーティングの食感と甘さが小気味よく、
爽やかなゆずの香りがプラスされて、まさに和風ザッハトルテ。

ショコラのミルフィーユ
・パイもクリームも、割とビターなチョコテイスト。添えられたベリーソースをつけるとちょうどいいバランスに仕上がります。

豆のムース
・枝豆メインのずんだテイスト。他に、黒豆とグリンピースが使われていて、優しい和の味わいがします。

こうきゅうマドレーヌ、抹茶のガトー(ナイト限定)
・抹茶のガトー。ナイト限定品だけあって、かなり完成度が高い。上の栗と下のあずき、とクリームのテイストを変えている。
バタークリームでありながら少しゆるめの口あたりで、抹茶の香りと相まって、まとわりつくようなコクがある。
正直、1個でも満足できる、超ブッフェ級のケーキに思えました。

ほうじ茶のチーズケーキ、紅茶のチーズケーキ
・ほうじ茶、紅茶、抹茶、とチーズケーキ3連発。とてもチーズ感が強いベイクドタイプで、食べごたえ十分。

ほうじ茶パウンドケーキ、フルーツパウンドケーキ、抹茶のショートケーキ(奥)
・フルーツのパウンドケーキはお酒が効いていておいしい。

抹茶ショコラムース、塩サブレ、抹茶のチーズケーキ(奥)

フランクフルータクランツ、紅茶とオレンジのタルト、抹茶のパンドジェンヌ
・フランクフルータクランツ。これは・・・好きなやつですね。
伝統菓子特有の風味で、周りのキャラメリゼされたナッツの香ばしくてカリカリの食感がたまらん。
・紅茶とオレンジのタルト。ちょっとほろ苦いオレンジピールの香りが紅茶とよく合っています。
・抹茶のパンドジェンヌ。もはや和風の蒸しパンじゃないかとも思うほどのしっとり感。アーモンドスライスがステキ。

ベリーのムース、フォレノワール
・フォレノワール。
甘酸っぱさの中に、どこかナッツのようなコクのあるキルシュの香りが、ショコラの香ばしい甘味と合っています。

抹茶のレアチーズ(左下)、チャイのムース(真ん中)
・チャイのムース。スパイスの香りが強めにきいていて、思わず「ほー」と、井之頭さんばりに口元がゆるみます。

クラシックショコラ、苺のロールケーキ
・苺のロールケーキ。スポンジ、クリームともやや固め。真ん中にいちごのジュレが入っていて、いちご感が強い。
写ってませんが、他に、ジャスミンの生チョコもありました。

抹茶プリン、バニラとレモンのジュレ

バニラとレモンのジュレ
・バニラの甘い香りと優しいレモンの風味、とてもよく合いますね。底のクランブルぽい食感もいいアクセント。

ティラミス、豆乳プリン

ほうじ茶のクリームブリュレ

牛ステーキ、茶美豚のロースト、魚のパン粉焼き、ラザニア、蟹と魚介のピッツァ、他に、フライドポテト、唐揚げ、
キノコとベーコンのチーズたっぷりリゾット、もありました。

ローストビーフサンド、ミックスサンド

ゆずとホワイトチョコのパン、よもぎあんパン、ボロネーゼパン(奥)
・ゆずとホワイトチョコのパンは、中に何もなし。

九条ネギのパン、きのこパン
・きのこパンはほんのりカレーの香り。

ソーセージのクリームソースパスタは、テーブルごとに提供されました。
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2021-01-23 Sat
「Travel 4 Strawberries」~世界を旅するストロベリースイーツビュッフェ~ あいにくの雨で、いつもの眺めもちょっと残念だなぁ・・・と思ってましたが、
隣のバーから、ジャージーなアレンジの「PERFECT NIGHT」が生演奏でしっとりと流れてきたりすると、
これがぴったりと雨の風景にハマった雰囲気で、むしろ雨でよかったんじゃないかとすら思いました。
となると、いつ来ても気分がいい、お気に入りの場所です。
さて、ここのいちごのフェアは、4月まで毎月違う国をテーマにスイーツブッフェを開催するようで、
そもそもいろんな国のスイーツや食べ物が好きなので、なんとも楽しみな企画です。
長期間に開催するいちごのフェアで、リピートもしたくなるし、お店もうまいこと考えましたね。
1回目はフランス。フランスの伝統菓子が並んで・・・ということではなく、総合的にフランスを表現した感じ。
パッと目を惹く色の使い方や、スパイスやハーブ、ナッツで+αの香りづけをするあたりは、いつもながらオシャレ。
今回はピスタチオ、ナッツが使われていて、コクのある甘さがあるものも多く、いちごのフェアでありながら、
気づけば意外とたくさん食べれないかも。それだけしっかりと作られたものが多いということでしょう。
細かいところまで計算されているスイーツは、いつも通り楽しくて刺激的なものでした。
セイボリーは軽食というよりオードブル的な要素が強くなって、少量ずつスッと食べられるものが増えた印象。
バゲットやクラッカーでポロっと食べれる、むしろワインが進みそうなラインナップです。
味付け自体はそれほど濃くなく、主にハーブで香りづけされて豊かな風味を感じるものが多くて、
好みのもので、こちらもいつも通り洒落てておいしい。

カップケーキとヨーグルトシャンティーとストロベリー
・少し詰まったような生地で、シトラスの香りがほのかにするカップケーキ。

シューアラフレーズ ストロベリーシュークリーム
・ストロベリーのクリームの下に、さりげなくプラリネクリームを敷いていて、いちごの後にナッツが漂います。

ストロベリーとラズベリームースケーキ
・ラズベリーはちょうどいい酸味でいい香り。チーズ風味のムースで、レアチーズ的な感じで意外としっかり味。

フランス国旗ストロベリーアントルメ
・いちごとピスタチオのムースケーキ。中心のいちご層が印象的で、ストロベリーサラダを思わせる甘酸っぱさ。
少しミントのようなハーブっぽい爽やかさも感じる。濃いめのピスタチオムースすらちょうどいい脇役になっていて、
鮮やかな見た目、味のバランスもよく、今回のシグネチャーのスイーツ。

ストロベリーマカロン

パブロバストロベリー ストロベリーとメレンゲとバニラクリーム
・サクサクのメレンゲケーキ。軽い口あたりながら、シンプルでストレートな甘さは意外なほど重さを感じます。
その軽い口あたりにまかせてたくさん食べると、きっとその甘さにやられることうけあい・・・ご注意を。

ストロベリーショートケーキ
・いたってノーマルなショートケーキ。ただ、他にクセのあるメンバーがそろっているため、その安心感のある味は格別。
ロールケーキと同じく、優しくて拠り所となるケーキ。

ストロベリームースベリーヌ
・ストロベリームースにオレンジ系のソースを合わせていて、とてもさわやかなグラス。

バニラクレームブリュレとストロベリー

ストロベリーボール

ストロベリーパートドフリュイ

ストロベリーロールケーキ
・ショートケーキ同様、どこかホッとするロールケーキ。ホロホロと崩れそうな柔らかい生地で口どけがよく、優しい味わい。

クイニーアマンとストロベリージャム
・ほぼパイに近いサクサク生地の下半分がカラメルでカリカリ。いちごジャムまで添えてしまって、まさにカロリーキング。

ミルフィーユフレーズ
・香ばしく固めに焼きあげられたパイ生地はサクサクというかガリガリ。ナッツが入ってコクのあるいい香りがします。
クリームはフレッシュな口あたりで、このパイ生地とよく合うんだ。とてもおいしいミルフィーユです。

ストロベリーモンブランタルト マロンペースト、バニラシャンティとストロベリー
・中には甘さを抑えたフランス産のマロンクリームが入っています。クリーム感もあってマロンの風味も楽しめます。

ピスタチオサブレとピスタチオクリーム ストロベリー
・ザクザクの厚めのサブレには、ピスタチオがたっぷりと入っていて、独特の苦さすら少し感じるほど。
濃厚なピスタチオクリームとも相まって、「This is ピスタチオ」と言える一品で、ピスタチオ好きにはたまらない。

ストロベリーオペラ コーヒークリーム アーモンドスポンジ ストロベリー
・ストロベリーのガナッシュに、コーヒーのクリームを合わせた珍しいケーキ。
コーヒーはカフェオレに近いテイストで、優しくもしっかりとしたほろ苦さ。

ストロベリーとアーモンドメレンゲ
・ここでもメレンゲが登場。甘いメレンゲにアーモンドスライスが入っています。いちごは・・・いずこへ?

ポピーとストロベリーマシュマロ
・強めに花(ポピー?)の香りがして、固めのマシュマロ。香りのよさ

ストロベリーホットサンド バニラカスタードとストロベリージャム
・いちごジャムとカスタードが挟まれたホットサンド。クイニ―アマンもそうですが、カロリー増し増しの背徳感がたまらん…

コックオー バン
・鶏肉と野菜を赤ワインソースで煮込んだもの。

ムール貝とブルギニョンバター バゲットと共に


ポテトリヨネーズ

キッシュロレーヌ

ブランタード
・あっさりとしたポテトサラダみたい。ディルの香りがします。

リエット
・ツナっぽい感じ。ローズマリー(かな?)の香り。

リソワーズサラダ
・じゃがいも、インゲン、トマト、うずらの卵、マグロのサラダ。

チキンレバーのパテとコンディメント

カマンベールとブルーベリーコンポート


*************

フランス国旗ストロベリーアントルメ、パブロバストロベリー

ロールケーキ、ミルフィーユ

クイニ―アマン、ストロベリーとラズベリーのムースケーキ


シューアラフレーズ

ストロベリーモンブランタルト

ストロベリーオペラ、ショートケーキ

ピスタチオサブレとピスタチオクリーム

ストロベリームースベリーヌ、カップケーキ

クレームブリュレ、アーモンドメレンゲ





ポタージュ。すりおろしニンジンがたっぷり入っていてザラリとした食感。ポタージュの割に軽い口あたり。
ピクルス。スイート寄りの甘酸っぱさとほんのりハーブの香りで、口の中さっぱり。
2021-01-17 Sun
スーパーいちごビュッフェ2021~ホテルでいちご狩り~ #Strawberry Gallery
例年なら結構な賑わいをみせるいちごのブッフェですが、今年は回ごとの客数が抑えられて、
ポツリポツリと点在して席が使用されている程度に調整されています。
そのため、混雑とは全く無縁に、ゆったりと時間を過ごすことができました。
スタッフの人の一人あたりのオペレーションの量も増えていて、多くのお店の葛藤や負担、努力のおかげで、
このステキな時間を過ごせていることをありがたく感じました。
今回は、みんなが大好きなスーパーショートやナポレオンパイもあって、王道なラインナップな感じがします。
が、食べ進めるうちに、トンカ豆や白ワインなど際立った香りが特徴的なものや、
いくつかの層で味の重奏を形成しているムースケーキなど、なんとなく今までとはちょっと違った、
いい意味でニューオータニらしくない、個性的な印象を受けました。
前回からシェフさんが代わられたようなので、またこれから新しい魅力を見れるかもしれませんね。

あきひめ

スーパーあまおうショートケーキ

ババロワ―ズあまおうピスタチオ ~ピエール・エルメ~

ナポレオンパイ

ベリーチーズケーキ

ガトーシブースト

あまおうチーズロール

いちごの豆乳ガナッシュタルト

あまおういちごタルト

いちごマカロン

クラシックショコラ

いちごシフォンケーキ

いちごマドレーヌ いちごのサクサクチョコ

カステラ クッキー

くず餅ゼリー

トンカ豆ムースといちごジュレ

あまおう豆乳パンナコッタ

いちご白ワインゼリー

中巻き寿司 いなり寿司

ミックスサンド

ビーツ入りケーク・ド・サレ

ルーベン風ドックロール

グリルチキンとシーザーサラダ フォカッチャサンド

苺入りフルーツサンド


油淋鶏

ポークと彩り野菜のプロシェット 燻製の香り

ラザニア(本日のシェフおすすめ麺料理)

白身魚のオートミール揚げ

新東京大豆ミートバーガー

エッグベネディクト

ハッシュ・ド・ポテト


ニューオータニ特製パンケーキ

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いちごの食べ放題もすべてスタッフの人の取り分けです。お好みで練乳をかけて。

不動の人気者、あまおうショートとナポレオンパイ。やっぱりこの2つがあるだけでメニューの安定感が増しますね。
クリームのコク、スポンジの風味、このスーパーショートぐらいが一番バランスがいいように思います。
あまおうピスタチオ。エルメさん推しのピスタチオということで、どっしりとした重厚さをイメージしていましたが、
食べてみると、あら、なぜか杏仁のような香りが広がって軽やかな味わい。
不思議な雰囲気はそのままで、とてもとっつきやすいエルメさんです。

ベリーチーズケーキ、ガトーシブースト。
ハリエで出てきそうな、それぞれの層の味わいと調和を楽しめるムースケーキ。
今まで、ここでこういう構造のケーキはお目にかからなかったので、新鮮に感じました。

あまおうチーズロール。弾力のあるチーズスフレといった感じの生地で、中には生クリームとフレッシュいちご。
クラシックショコラ。ねっとりとして香ばしく濃厚なショコラ。ボトムの生地でちょっとした変化を加えています。

プティフール的なものたち。なぜかカステラが登場。

トンカ豆ムースといちごジュレ。コクのある甘さのムースはスッとトンカ豆の個性的な香りがして、
甘酸っぱいいちごのジュレととてもよく合っています。
いちご白ワインゼリー。白ワインのジュレはすっきりとした甘さで、ほのかに香辛料の香りが漂います。

特製パンケーキ

アイス
豆乳が使われていてさっぱりと口あたりのいいものが多い。むしろ、普通のバニラアイスが最もコクが強いぐらい。

今回のミックスサンドは、青菜と香ばしい香りの干しエビが使われていて和風感たっぷり。


エッグベネディクト
ニューオータニのエッグベネディクトといえば、ハワイ好きにとっては少し特別な響きで、
ビーチに面した「ハウツリーラナイ」の木陰のあるお店の風景を想起させます。
ここでは、具はサーモンとほうれん草、底にはバゲットが使われた簡易的なものですが、
それでも、そのイメージのバリュー分だけおいしさが増します。

ヘルシー豆乳カレー
うどん屋さんのカレーのような和風テイスト。プレミアムで出される「カレーそば」にかなり近い。
2021-01-03 Sun
ペーストリーブッフェ Very Berry Fair実質的にはここが今年の食べ初め。
ひと月さらりとベリーのフェアを開催する、相変わらずのスタンスがいいですね。
フレッシュのいちごのただ甘酸っぱいケーキ、というよりも、苺にチョコなどしっかりとした甘味を合わせたものが多く、
スイーツとしてのいちごを楽しめました。













のちに入れ替えで投入
↓

クラシックベリーズ



パブロヴァ

フォンダンショコラ
*************

ウェルカムスイーツはパンナコッタ。

フレーズショコラ。香ばしいチョコムースといちごミルクのクリーム。
リデロワ。ベリーの甘酸っぱさが強くて、想像してたよりも爽やかなケーキ。ボトムのチョコクランチがサクサク食感。

苺ロールは先月から引き続いて。ソフトクリームを思わせるバニラとフレッシュいちご。
シンプルがゆえに、最も「いちごスイーツ」感が際立ちます。

ベリーシフォン。しっとりとした生地で、強めにベリーの香りがするので周りのクリームとの相性もいい。

ベリースフレフロマージュ。しっとり、というよりも苺を使った製法の都合からか、水分を多く含んだ生地感。
生地だけでなく、底にジャムっぽい、火を入れた苺を敷いているので、いちご感アップ。
苺ショート。今回はチョコのスポンジですね、初めて見た気がします。
カカオの風味でスイーツらしいコクが加わって、スタンダードなものとはまた違った魅力。

ショコラグリオット。
苺のクラフティ。甘くてコクのある生地で、いちごとの相性もいい。やっぱりクラフティといえばこれ。

カシスバニーユ。ヤオルトミルティーユ。

懐かしいいちご味で素朴なジュリエット。香ばしいチョコの香りがメインのショコラグリオットタルト。
あと、ベリータルト。

クラシックベリーズと、ジャムが入って甘酸っぱさがプラスされたフランボワーズのティラミス。

焼き菓子各種

キッシュとピザトースト。

パブロヴァ。サクサクのメレンゲの台と生クリーム。メレンゲは甘くて、何かシトラスっぽい香りがします。

フォンダンショコラ。中からチョコがとろり、これからの時期にぴったり。
2021-01-01 Fri
The Hammer and The Dance ホリデースイーツビュッフェあけましておめでとうございます~今年もよろしくお願いします。
すべての人にとって、絶対にステキな一年になりますように・・・
先日は東京のほうに初めてお邪魔しましたが、今回は大阪の方のコンラッド。
ホームびいきというところもあるでしょうが、開放感の高さという点でこちらのほうが居心地よく感じます。

毎回言ってますが、このヌケ感が気持ちいい。
お店自体の雰囲気だけでなく、メニュー内容も大人っぽさを感じるので、ここは好きな場所です。
前回のフェアぐらいから、スパイスやハーブを使って、香り豊かなスイーツが目立ってきたように感じていて、
今回は特に、ランチやディナーに合わせてスパイスをテーマにしたメニューなので、いっそう楽しみにしていました。
多国籍というか無国籍というか、新しくて独特な魅力のセイボリーも、スパイスによってオリエンタルな雰囲気が増して、
ただ辛いだけではなく、複雑な香りで満ち溢れた、いっそう他ではあまり味わったことのない内容だったように思います。

パブロバメレンゲ バニラクリームとベリーソース
→さっくり、ねっちょりしたメレンゲとクリームで、見た目とは裏腹にかなり甘い。

ストロベリーシャンティースワンシュー ココナッツプラリネクリスピー
→モナカの皮を思わせる少し固めのシュー生地の中には、いちごと濃いナッツの香りのクリーム。

ピアノチーズケーキ ココナッツムース
→コクと酸味を感じる強めのチーズケーキ。ふわりとココナッツの甘い香りが上品に香ります。

ストロベリーマカロン
→中はチョコガナッシュ。パリッとした皮で好みのタイプでした。

シュトーレン
→意外なことに、むしろ他のケーキよりもスパイス感は少なく、食べやすいシュトーレン。

キャロットとスターアニスのカップケーキ クリームチーズのフロスティング
→前回にも使われていたクリームチーズのフロスティング。少し塩っぽさを感じて、カップケーキとよく合います。

ライムムースのベリーヌ ピンクグレープフルーツとピンクペッパーコーンゼリー
→小さいグラスながら、これが一番ここの特徴を表している気がします。
ライムの妖艶さとグレープフルーツの爽快さの2つの香りに、ピンクペッパーでピリッとしたアクセント。
いろんな風味が複雑に、バランスよく絡み合っています。

季節のケーキ (抹茶スポンジにあずきクリーム)

ダンスビスキュイ アールグレイ コンラッドティー スペキュロス
→色が違う2種類でそれぞれ違う香りのクッキー。茶色い方は、そばボウロのような独特で素朴な香り。

ダークチョコレートバー ブラックカルダモン ナッツとオレンジキャンディー

コーヒーとクローブのムース マンゴーコンポート
→マンゴーがサラダに使われるもののように、甘さがなくすっきりとしたものに仕上がっている。
コーヒームースは、ほろ苦さではなく、紅茶でいうところのチャイのように、アロマの香りがフィーチャーされています。
一般的に使われるテイストではないという意外性が、とても洗練された印象を受けました。

ブルーベリーディスコタルト ブルーベリーゼリー ブルーベリームース クリスピービスキュイ
→どしたん?というほどブルーベリーづくしのケーキで、他のラインナップとはある意味一線を画しています。
ボトムのサクサクの台がアクセントになっています。

モンブランタルト フレンチマロンペースト バニラトンカシャンティー
→得意の(?)トンカ豆を使ったケーキ。トンカ豆の独特な香りで、すっきりとしたモンブランクリームに仕上がっています。

マドレーヌバンドエピス
→柔らかくてすこしねっとりさを残した生地。これもエピスの香りですっきりした味わい。

シトラスとオレンジブロッサムウォーターとサフランカスタードのタルト
→これはスパイスよりもハーブ寄りの香りでまとめたもの。
こんな風に、スパイス以外にもハーブ、フルーツの香りを効果的に使っているのは、好きな感じです。

バレリーナショートケーキ
→他が個性的な顔ぶれなので、ノーマルで、しかも主張の少ない洋梨のショートケーキは、より優しく感じます。

坦々バスケット
→「坦々」って、まさかあの坦々?と思ってたら、そのまさか。コクのあるゴマのクリームと、喉にダイレクトにくる辛さ。

ミルクチョコレートムース シナモンクリームとアプリコットコンポート ブッシュドノエル
→さっきのマンゴーもそうですけど、コンポートがすっきりとした仕上がり。アプリコットの甘酸っぱさが活きています。
シナモンも強めに効いていて、それに負けないミルクチョコ。濃厚で豪華な味わいでした。

クロッフル ホームメイドジャム チョコナッツスプレッド

*名札なし(インドネシアビーフレンダン?)


バターミルクでフライした鶏肉鶏肉とアトモスシグニチャースパイスと大阪ハニー

*名札なし

*名札なし(ラムレッグキャセロール?)

ストロベリーとベーコンでグレイズしたクリスピーポテト スパニッシュパプリカ

焼きポレンタとスパイシートマトソース

スパイスの効いたレモン風味ブルグル パセリ、レッドオニオンとチリ

白インゲンとチキンのホワイトクリスマス

カブのミモザサラダ
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チョコスプレッドがスニッカーズみたいでねっちょりと濃厚。さっくりと軽いクロッフルもおいしい。

言うならば、ラム肉のトマトソース煮というところ。ラム肉のクセのある香りが強い。

これがちょっと謎の一品。最初取ったときはこんな感じで、スパイスの他にも生姜など香味が効いていて、
麻婆とカレーが混じったような味。

次に取ったときはこんな感じ。パフみたいなものがかけられていて、やや生姜が弱くなっていましたが、
やっぱり中華と東南アジアが合体したようなテイスト。
中のスタッフさんに「これ、何?」と聞いてみたら、「インドネシアの料理ね」と一言。
どっちがデフォルトなのかわかりませんが、どちらもおいしい。