2017-06-10 Sat
デザートビュッフェ ジャポネ に行ってきました。和がテーマだからということではないでしょうが、今回は落ち着いた雰囲気でした。
ビュッフェ台の様子。













最近はどこも抹茶推しが多いのですが、こちらは抹茶はマカロンの一つだけ。あとは他の素材で和を表現されていますね。
抹茶を期待されていた方はがっかりかもしれませんが、いちごの時と同じで、
他が抹茶ばかりだとこういうコンテンツはかえって新鮮です。僕は気に入りました。

みたらし団子に見えるのは、クリームチーズムースに醤油ゼリー。これはなかなか楽しいですね。
クリームチーズの風味もちょうどよく、醤油だれとマッチしていました。
マカロンは中が小豆で完全に和の仕上がり。水ようかんはリクエストが多いそうです。なんかわかる気がする。
ぶっせとボンボンショコラは中が柚子やパッションフルーツが使われ、酸味がきいていました。
かぼちゃのパイは素朴な味ですが、黒豆がごろっと入っていました。黒豆が入るだけで豪華に感じます。
柚子とチョコレートのムースも酸味とよく合っていました。こちらはマンゴーピューレもサンドされています。
ほうじ茶ムースの中は塩わらび餅とパイナップル。香りがよく、すっきりとした味わい。
相変わらず、こちらの想像の一つ上をいくプラスαのディティールは健在です。

紫芋のクリームブリュレは濃厚なものでした。これでも紫芋の割合を落としたのだとか。
カステラ、いいですね。なんか落ち着きます。そこのザラメのジャリとした食感もあり、酒粕が入っててフワッと香ります。
きな粉餅クリームパン。時間がたっても固くならない餅を探したのだそうです。あえて餅にこだわるあたりがすごいですね。
パウンドケーキは米粉とマカダミアナッツのもの。マカダミアナッツと米粉の生地の食感がよく、すごい気に入りました。
八ツ橋も中はティーを使ったホワイトガナッシュで上品な味。

上のロールケーキもそうですが、青梅を使ったものは梅というより青りんごかのような爽やかな味わいでした。
プリンがソース共々濃厚な味わいながら、後味は意外としつこくないのは和がベースだからでしょうか。
白ゴマにココナッツを合わせるあたりはさすがですね。

今回はサンドイッチが加わっていました。乾かないように小出しにされているそうで、うれしい計らいですね。

パスタはミートソース?と椎茸とわかめの和風のもの。
前から思ってたんですが、和風のものはどこか家庭的な味がして落ち着きます。

実演の抹茶風味のアイスモンブラン。抹茶のクッキーにアイスを選んで、抹茶のクリームで仕上げます。

きました、アイス。
濃い味と口当たりのいいもののバランスがいいですね。
濃い味系。白胡麻と苺はクッキーが入っていて食感がいい。胡桃ときな粉もまた違った食感で素材もベストマッチ。
口当たりのいいソルベ。メロンとミルク、どちらか一方だけだとつまらないものになってしまいますが、ちょうどいいです。
緑茶と桃、そうきましたか。緑茶の味はそこまで感じませんが、すっきりとした仕上がりです。
カシスオレンジは王道ですね。ここはオレンジは果肉が使われているので、リアル感が高いです。
抹茶メインではなく派手さもないので、拍子抜けした人もいたかもしれませんが、個人的には満足しました。
名札に書かれている名前以上のものがそこにはあって、ひらめきや工夫、芸の細かさで、
こちらの想像の一歩先を行っているのが最大の魅力で、毎回脱帽させられます。
これからも楽しみですね。
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