2017-06-25 Sun
宇治抹茶スイーツビュッフェに行ってきました。前回、とてもいい感じでビュッフェを過ごせたのでまた行ってみました。
今日はあいにくの天気でしたが、高い天井の店内、全面ガラス窓から見える湖畔の風景はとても解放感があり、
時折降る雨ですら、落ち着いた休日の午後を演出していて、とても雰囲気があるものでした。
ビュッフェ台の様子。















デトックスウォーターなどもあって、スイーツビュッフェながら随所にヘルシーさを取り入れています。

ウェルカムスイーツのおはぎ。お米がおいしくて、なかなかいけました。
中にチョコレートが入っていたら大当たりで、特製バーニャカウダがもらえます。

とてもバラエティに富んでいて、使われている抹茶もいいものでした。
円形の「抹茶とミルクチョコレートのフォレノワール」は気に入りました。
チョコレートムースの中にグリオットチェリー、そして抹茶でコーティングした上部にはライチがのせてあります。
他、抹茶とココナッツのサンマルク、抹茶とフランボワーズのオペラ、抹茶とブルーベリーのティラミスなど。
そして、グラスは洋風と和風の抹茶パフェ。
洋風の方は苺クリームですが、和風の方はなんと豆腐クリームとおかき。当然甘さは控えめな仕上がりになっていました。

中央やや上の抹茶とゆずのタルト、これはとてもおいしかった。ホワイトチョコのガナシュと柚子、タルト生地がよく合っています。
他、抹茶とマンゴーのショートケーキ、抹茶スフレフロマージュ、抹茶と玄米茶のシフォンケーキなど。
小菓子は、ゆずのタルトの隣にある、抹茶ミュスカディーヌがなかなかの変化球でした。
食べるとどうも後に引く味で、最初抹茶の苦みかなと思っていたのですが、どうも違う・・・聞いてみたところ、
抹茶の中は唐辛子のチョコが入っているとのでした。
こんにゃく餅やわらび餅、大福などノーマルな和菓子もありました。あんこもなかなかおいしかったです。

ここでは、生抹茶テリーヌショコラですね。絶対うまいと思って2つとりました。
口当たりは濃いのですが、味は全然しつこくない。
というのも、「砂糖は一切使用せず、チョコと「さみどり」の本来の甘味を引き出し」ているそうです。
あと、白玉が入った、冷製抹茶ぜんざいも面白いものでした。というのも、赤いのはピンクペッパー。
純粋な和風のぜんざいの甘ったるいイメージと味を香辛料でずらしています。
他、玉露生抹茶ゼリー、抹茶と酒粕のロールケーキ、ごま団子など。

マカロンがずいぶん充実していて、とても人気がありました。
抹茶、ココナッツパッションフルーツ、オレンジ、レモン、マンゴー、イチゴ、チェリー、カシス、グロセイユ。

テーブルに器が用意されていたので、何かと思っていたら、玉露がワンポットずつ運ばれました。

お茶うけの抹茶の生チョコがまたおいしいです。生チョコですが、サクサクした食感がよかったです。
最後は備え付けのポン酢で茶葉をいただくそうです。僕はやりませんでしたが。

途中、特製コーナーで3回配られます。



チャイニーズドーナッツは、抹茶塩が添えられていて、スイーツでありながら全体からみてアクセントとなっていました。

食事系、サンドはとてもシンプルな味つけ。ペンネのアラビアータは唐辛子が効いていました。
いくつか抹茶をテーマにしたビュッフェにいきましたが、今のところここが一番抹茶を堪能できた気がします。
ありきたりなものではなく、随所に工夫がされていて、全体としてうまく構成されていると感じました。
例えば、香辛料を合わせてみたり、ドーナツを抹茶塩で食べさせるというのは、
結果としては「へぇ、そんなのもあるのか」って感じで、なんでもないちょっとしたことに思えますが、
普通、「抹茶ぜんざい」を考えたらぜんざいに抹茶入れるだけでしょうし、普通のチョコに抹茶をまぶして小菓子作るでしょうし、
ドーナツには抹茶に砂糖混ぜてまぶすと思うんです。
おそらく全体的なバランスを考えたときに、いかに「飽き」を排除しようかと頭をひねって工夫しているところに感心します。
それは一つの「顧客ファースト」なのかもしれません。
斬新さは今まで見たことのないようなものではなく、少しズラしたところに新しさがあるのかなと改めて教わった気がしますね。
ホテル全体の雰囲気もいいですし、今後も期待できそうなビュッフェです。
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