2017-11-19 Sun
秋のオーダーメイドデザートブッフェに行ってきました。オーダービュッフェというところが気になりますが、ちょっと好奇心もあって行ってみました。
1階ではフェスティブデザートブッフェが開催されていて、オーダービュッフェは2階に案内されます。
カウンターには、セルフで食べ放題のセイボリー。

サーモンのマリネ

根菜のマリネとブルーチーズとポテトのブルスケッタ

きのこのキッシュ

名前忘れましたが、豚肉のリエット

ふわふわ卵サンド

最初に出されるプレートの見本
案内されると、

ウェルカムドリンクの「利休」がが出されます。味は下のメニューを参照ください。



文字だとなかなかイメージがつきませんね。ちなみにオーダーは一度に2つまで。


最初に出されるプレート。これは非食べ放題。
ルドールらしいきれいなものです。スコーンが珈琲のテイストで変わったものでした。

軽食の方も、どれもおいしかったです。厚焼きの卵サンドは優しい味でした。
根菜のマリネも、酸味はあまりなくてオリーブオイルとにんにくの香りが勝ったもので、これもよかったです。
そんなこんなで、入店してから30分以上経って、最初のオーダーがきました。

栗のミルフィーユ ミックスベリーソース
これはよく紹介されたりしてますね。名前からしてみてもほぼ全員頼んだのでは?
パイ生地とマロンクリーム、またベリーソースがよく合いますね。最近マロンとカシスを合わせるパターンが多いですが、
これを食べてみて納得しました。

洋ナシのタルト ベリーとピスタチオのソース
ピスタチオが弱めですが、アーモンドが洋ナシのタルトとよく合います。

クロワッサンのサバラン仕立て バニラアイスとピスタチオのキャラメリゼ
これもピスタチオがどこに入ってたかわからないぐらいでした。アイスがほぼメインでフワッと洋酒の香りがしました。

ビターチョコレートムース 柿のソルベとビスコッテ
柿のソルベはいいですね。まったりした舌ざわりで主張の少ない味わい。チョコと合います。

バニラとカシスのムース アーモンドのチュイル
バニラの味でカシスがうまく中和されてちょうどいいバランスでした。チュイルのサクサクの食感もいい。

ヌガーグラッセマンゴーソースと ココナツゼリー
ナッツとクラッカー?の食感と味が楽しいものでした。マンゴーとココナッツ香りで爽やかな後味。

パンプキンとマスカルポーネムースのチョコレート ミルフィーユ仕立て
薄い板チョコでミルフィーユを表現していました。名前から連想するほどしつこいものではなく、食べやすいものでした。

チョコレートカップ ブラウニー マシュマロ クランブル
これは見たままですね。ブラウニーとクリームにマシュマロが添えられています。

イチジクの赤ワインコンポート オレンジジュレ バニラアイス
想像したのと違ってましたね。アイスにコンポートがかかってくると思ってました。洒落た盛り付けです。

パンプキンブリュレ ココナツのメレンゲ
ブリュレはパンプキン感は弱めでクリームが勝っていました。メレンゲの食感がいい。
一言で言うと、ルドールのカフェバージョンといったところでしょうか。
感覚的にはシュハリドルチェのオーダービュッフェに近い印象を受けました。
メニュー数はあるのですが、材料の組み合わせを変化させてるものも多くあります。
例えば、上でいうなら、洋ナシのタルトとブラウニーあたりはトッピングがほぼ同じだったりしますし。
オーダービュッフェなので、効率化しやすいように考えた構成だなぁと感じました。
もちろん、オーダービュッフェの形式なので、そのあたりはうまくやってていいとは思いますよ。
ただ、ルドールの持ち味といえば、きれいで華やかで、上品な見た目で魅了するのが売りだと思うので、
その売りがここではあまり発揮されていないかなと思いました。その点でどこか廉価版な感じがしますね。
しかも、オーダービュッフェというだけで、通常のビュッフェよりも確実にストレスが存在するので、
味だとかメニュー内容だとか、それを上回る特別な何かが欲しいですね。
むしろ、以前京都センチュリーホテルのカサネでやってたように、メニュー数を6つぐらいに絞って、一球入魂で、
工夫を凝らしたものを出したほうが、ルドールのイメージにあったオーダービュッフェだったのかなと思います。
スポンサーサイト