2018-07-23 Mon
マンゴーデザートビュッフェに行ってきました。やっと普通のテーマに戻りましたね。今回はどんなスイーツを出してくれるのか、楽しみです。
ビュッフェ台の様子。
スイーツから。


(before)

(after)

















食事系










アイスなど




夏らしくかき氷が登場しました。
あと、名札が手書きになりました。とてもいいと思います。少しずつ、このお店の新たなカラーの方向性が出てきました。
「小さな一歩だが、偉大な飛躍」だと感じました。
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席の埋まり方は前回と同じか微増。ゆっくりと静かな時間を過ごすことができました。


マンゴーとココナッツのレアチーズ。これは一番気に入りました。
底はクランブルのサクサク層、ココナッツの香りと舌ざわりがレアチーズをマイルドにしてバランスがとてもいい。
パウンドケーキも好きな味です。アイシングがどこか懐かしくて豪華な印象を受けます。
マンゴーヨーグルトムース。
ヨーグルトはあまり感じませんでしたが、抹茶の使い方はこれぐらいがちょうどいいかな。後味すっきり。
マンゴーとココナッツのロールケーキ。これもおいしかった。
しっとりスポンジの中に、固めのクリームとマンゴー。普通のクリームにはない食感が面白い。甘さや香りもきつくなくて上品。
マンゴーとライチのパンナコッタ。底のマンゴーの層がやや固めで存在感があります。
ライチは弱めで、ミルク感と甘酸っぱさ、香りのバランスがよくて口当たりもいい。
大葉とマンゴーのブリオッシュ。マンゴーの万能ぶりを見せつけた一品。結構合います。
大葉は、そのままの、突き抜けるような感じの香りではなく、昔の「梅ガム」に入ってたような丸い香り。
マンゴータルト、マンゴーとパイナップルのヴェリーヌ、チョコバナナマンゴータルト、
このあたりは間違いない組みあわせ。おいしいです。

軽食も夏らしいものがあってよかったです。ロミロミはサーモンを細かくして口直しにいいですね。
ケークサレ。これもおいしい。具沢山でいい焼き上がりで食感もよかったです。

マンゴーかき氷。これも思った以上によかったです。練乳ではなくココナッツミルクのソース。

アイスも口当たりよく、おいしいと思いました。マンゴーとチェリーはそのままで直球勝負。
他のものも、気をてらったような組み合わせはなく、どれもよく合っていました。パイナップルは結構深い香りがしました。
組み合わせもよく、丁寧に作られていて、いいビュッフェだと思いました。
やや抹茶とマンゴーの組み合わせを推しすぎた部分はありましたが、安定感があるテイストでした。
抹茶をマンゴーと合わせるとなると、あまり前面に出しすぎるとマンゴーの味と香りが消えてしまいますね。
実際、シュークリームあたりはマンゴーをそれほど感じませんでしたし。
そこで、ちょっと勝手に妄想してみたんですが、
シュークリームは普通のシュー生地に、チーズ風味のクリームとキャラメルソース、そしてフレッシュマンゴー。
ミルフィーユのクリームも抹茶クリームではなくて、カスタードとバナナのクリーム、そこに砕いたパリパリチョコを忍ばせたもの。
あと、今回から個別に小さい器になったブリュレは、
ジャスミンではなくて、オレンジと組み合わせて、ライムを香りづけに入れたもの。
なーんて、どうなの?とか思ってみたりして。
これはおいしいなと思ったスイーツや軽食を仕上げたのも、親密感あふれる手書きの名札を考えて作ったのも、
ある一人の女性のパティシエスタッフの方なんですね。才能豊かで、とても意識の高い方だと思います。
この方がいる間は大丈夫ですね、きっと。
他にも若い女性パティシエスタッフが多いようなので、その感性や想いを積極的にドンドン出して、
ベテラン勢が技術や知識でそれを具現化していく雰囲気になれば、これからいいビュッフェになると思います。
今日それを少し感じることができて、また楽しみになりました。
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