2018-08-19 Sun
ベストコレクション デザートブッフェに行ってきました。結論、ベストセレクションの名にふさわしく、どれもおいしいものばかりでした。
今回もポップな名札が柔らかい雰囲気を演出していて、少しずつこのお店の新しい彩りが加わっていくのを感じます。
ビュッフェ台の様子。




















もちろんアイスも。



食事系。









ロンネフェルトティー。

今まで登場したものが出てきているはずなんですが、「こんなんあったっけ?」と思うものが結構あり・・・
形や大きさなど、マイナーチェンジされて出されているようです。
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今回からビュッフェ台は以前のように中央に設置されていました。こっちの方が動線的にもいいと思いますね。
開始直後は軽く混雑していましたが、その後はいつもながら落ち着いたもんです。

紅茶とオレンジのガトー。
こちらはやや大きくなってホールを切り分けるスタイルで登場。崩れやすいからか切り分けてもらえます。
紅茶とオレンジのムース層に、サクサクのチョコクランチ層が加わって、間違いない味のバランスと食感。
渋皮栗のタルト。こちらは逆に取り分けできる小さいサイズになっています。
サクサクのクッキー地の中にはマロンのダマンドが入っていて、マロンの風味が贅沢。
やや無理めに一口でほおばると、より一層贅沢な気分になります。
ブーケ。これは名を変え品を変えよく出てましたね。寿司型になったり・・・
よく出されるだけあって、バランスがよく、やっぱり細かいところまでよく考えられてると思います。

ホワイトチョコレートチーズケーキ。
チーズの爽やかさとホワイトチョコの香りと甘さが絶妙で、むしろ食べやすく仕上がっています。
豆乳と黒糖のプリン。このタイプのものはヘルシー色が強いものが多くて、物足りないものがほとんどなんですが、
ねっとりとした口当たりでありながら、あっさりした味と黒糖の香り、添えられた黒糖クッキーの食感もまたニクい。
豆乳を葛?で固めているそうです。
カフェノア。コーヒーの香りがよく出ていて、チョコとよく合います。これから秋の季節に食べると気分が落ち着きそう。
メープルとマロンのローフ。意外とあなどれないパンのカテゴリー。これは名前からして当たりです。
スイートポテト。薄めで軽めなクッキー層のサクサク感がとにかくたまらない。スイートポテトも風味が出ています。

ほうじ茶と塩わらびのムース。これも初めてみるように思いますね。葉っぱでわらびを包んでいて粋な仕上がりです。
ほうじ茶のいい香りがよく出ていて、すっきりとした味わい。


食事系も食べやすいものが多いです。ちりめんじゃこと高菜の和風のものは、やっぱりどこか懐かしい味わいがします。

アイスもどれもおいしい。今回はさすがにきわどいメニューはなく安定感のあるラインナップ。

洋ナシとスパークリングワインのパフェは、グラニテをかけて仕上げてもらいます。
これがさっぱりしながらも、ライムとワインの香りがひきたっていて、見た目以上に芳醇な味わい。
最後に、口の中でパチパチはじける飴をかけてもらうのですが、これもまた楽しい。
日本には修行のプロセスを表した、「守破離」という言葉があって、今まさにそのプロセスを歩み始めているように感じます。
残されたレシピを前に、自分たちなりのアレンジを加えて、少しずつ独自性を出していて、いい印象を受けました。
そしてまた、その「守破離」の中でも、「守」が一番重要だと言います。
基本的な「型」をまねて、単純な小さいことことを繰り返す。まさに原点にあたるからだそうです。
スタッフの方と話をすると、以前も今も、
ショートケーキのイチゴは、米国のもので酸味が強いので、下ごしらえして甘味を引き出しているとか、
紅茶とオレンジのガトーには、オレンジのピールを少し入れてオレンジ感を出やすくしているとか、
聞いてみて初めて、「へーそうなんや」という地道な作業をしていることに気づかされます。
「なぜかわからないが、おいしい」という時は、大抵そんなことが多いです。
そういう、あまり気づかれない細部に、ひと工夫、ひと手間かけてしっかりと作るという姿勢を守ることが、
むしろ自分たちのアレンジで独自性を出すということに活きて、功を奏しているのかなと思いました。
逆にいうと、レシピがどうこうより、そのタノイズムこそが大切なことなのかもしれませんね。
そういう、モノつくりの道の成長の醍醐味を味わえることが、少し羨ましくも感じました。
次回はどんな変化を見せてくれるか、楽しみです。
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あつきち様、こんにちは。私も今日(19日)ここに行ってきました。ここはなかなか予約が取れず、今回ようやく取れたので約1年ぶりに行きましたが、シェフが変わっても相変わらずクオリティが高い、緊張感のあるケーキを出している事に感激しました。紅茶とオレンジのガトーなんて、単品で販売しててもおかしくないくらい美味しい一品でした。距離的に遠いのが難点ですが、これからも定期的に訪れたい場所だということを改めて実感しました。では、またどこかでお会いしましょう。
2018-08-19 日 19:13:55 |
URL |
国見
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いつもありがとうございます。
今回は特に、ここの底力を見せつけられた印象がありますね。
前シェフは、レシピや組み合わせの妙を挙げられることが多いですが、
彼の持ち味は「やりきる」という姿勢だったのではないかなと思います。
あともうひと工夫、ひと味しぼりだして出し切ることで、「絶対においしい」という自信も生まれる。
そのイズムが、実は最大の遺産なのではないかなと思うんです。
それに気づいてしまうと、ここは強いですよ、きっと。
またどこかでお会いしましょう。
今回は特に、ここの底力を見せつけられた印象がありますね。
前シェフは、レシピや組み合わせの妙を挙げられることが多いですが、
彼の持ち味は「やりきる」という姿勢だったのではないかなと思います。
あともうひと工夫、ひと味しぼりだして出し切ることで、「絶対においしい」という自信も生まれる。
そのイズムが、実は最大の遺産なのではないかなと思うんです。
それに気づいてしまうと、ここは強いですよ、きっと。
またどこかでお会いしましょう。
2018-08-20 月 01:01:42 |
URL |
あつきち
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2018-08-21 火 13:02:45 |
|
[編集]
いつもありがとうございます。
そうなんですよね。そのレベルの議論にはそろそろ飽きてしまいました。
今さらまだそんなこと言ってるの?って感じです。
こちらはシェフさんは未だ不在のようです。それが逆にいいような気もしますね。
1人のタレントではなく、チームワークの力や相乗効果が発揮されて、新しい風が吹きつつあるようです。
機会があれば一度行ってみてください。
そうなんですよね。そのレベルの議論にはそろそろ飽きてしまいました。
今さらまだそんなこと言ってるの?って感じです。
こちらはシェフさんは未だ不在のようです。それが逆にいいような気もしますね。
1人のタレントではなく、チームワークの力や相乗効果が発揮されて、新しい風が吹きつつあるようです。
機会があれば一度行ってみてください。
2018-08-22 水 01:22:10 |
URL |
あつきち
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