2018-10-16 Tue
9月&10月 秋の収穫スイーツブッフェに行ってきました。(10/13)~遠い地平線が消えて、 ふかぶかとした夜の闇に心を休める時、
はるか雲海の上を音もなく流れ去る気流は、 たゆみない宇宙の営みを告げています・・・~
「夜間飛行」と聞くと、FMの番組「ジェットストリーム」を思い出します。
ナレーションの人が機長の設定で、「これから音楽の夜間飛行に飛び立ちましょう」
みたいな、夜の0時にピッタリな、ものすごい雰囲気のある、オトナな番組でした。
聞くと、ほんとに遠い外国を旅してるような気分になる、しっとりした番組なので気に入ってよく聞いてました。
ちなみにJALがスポンサーなので、店名の由来なども何か関係あるんでしょうね。
このお店も、バーラウンジだけあって、お店の雰囲気はどこかシックでオトナな感じ。
ビュッフェ台
スイーツ





















食事など







ドリンク



飲み物だけは先に入れておいてもいようです。
開始後は、スイーツと食事、それぞれ列を分けて秩序が保たれていたのが印象的です。
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すごくオーソドックスというか、基本に忠実なケーキだと思いました。
お酒も使うべきところはしっかり使っているし、「インスタ映え?ハロウィン?何のこと?」みたいなスタンスも好感がもてます。
「あー、ケーキバイキング行き始めたときって、こういう感じやったなぁ」と、どこか懐かしい雰囲気もしたりして。
ショコララムレーズン。これは気に入りました。終盤は、これとフルーツケーキばかり食べてました。
ちなみに、フルーツケーキは洋酒につけた大き目のドライフルーツがふんだんに入った、しっかりした食感のパウンド。
パイ生地やシュークリームのクッキー地もパリッ、サクッとしておいしかったので、
他の焼き菓子のラインナップも、もっと食べてみたいと思いました。
秋のショートケーキはさつまいもとリンゴ?のダイスが入っていて、香ばしい香り。ショートとはまた違ったものですね。
かぼちゃのクリームを使った、モンブランやシューなどはかぼちゃの風味勝ちであっさりした口あたり。
ロールケーキはクリームたっぷりで食べごたえあります。
キャラメル風味のクリームに洋梨のダイスが入っていて、時々シャリっとした食感があります。


食事もおいしかったです。野菜のトマトスープは結構気に入りました。
タマゴがたっぷり入ってまろやか。チキンの細切れも入っているので、しっかりしたスープに仕上がっています。
ちょっとしたオムライスを食べてるような味わい。
カレーはシーフードというよりも野菜、ピーマンかパプリカ系ののほろ苦い風味がしていました。
シーフードといえば、ツナのクリームパスタもシンプルながら、塩気がほどよくきいていて、思わずまた食べたくなる味。
ピクルスはスイーツの合間にはピッタリだと思ってて、いい選択ですね。

一人一つのアイス。下半分がバニラアイスで上にはたっぷり生クリーム。表面はきな粉をかるくまぶしています。
丁寧に作られていて、奇をてらわない、なんというか基本のスイーツビュッフェという印象をうけました。
最後にシェフさんがテーブルを回るのですが、このシェフさんがとてもいい人でしたね。
弁当のライン工場の人みたいな恰好だったので素顔はわかりませんが、ほんの短時間の間に、
フランス菓子業界と菓子職人の働き方の今昔、シェフさんの味のルーツなどを軽妙な口調で話してもらって、、
お菓子作りに対するパッションをかなり感じました。
やっぱり、作り手の個性というか気持ちってケーキに出るもんだなぁなんて思いましたね。
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