2018-11-11 Sun
アゴーラ・スイーツラウンジ 『ナッツ&マロン』に行ってきました。ナッツとマロン・・・木の実から受ける印象は、枯れ葉が舞う景色をイメージしますが、
この週末は天気もよくて気持ちのいい気候で、昼間の太陽の光の勢いだけだと、まだ冬が来たとは思えないほどです。
ビュッフェ台の様子。
スイーツ












パン3種








軽食など










不思議なチップスコーナー。今回も昆布あり。



秋の茶色だけでなく、抹茶やベリーの鮮やかな色を所々に散りばめていて、しっとり華やかに魅せていますね。
今回は、ティーを種類ごとにまとめて淹れて、セルフで取りに行く形に変わっていました。
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今日のメニュー

ウェルカムドリンク。ココアベースのどこか懐かしいような味。
ミックスナッツ、これはたぶん永久に食べていられます。やめられない、止まらない危険な食べもの。


ミルフィーユ、和栗のモンブランタルト。もはや説明不要の2トップ。
大きさや形、クリームやメレンゲの量や割合、パイ生地の仕上がりなど、毎回毎回どこかがチェンジして登場するのがニクい。
どちらも今回はノーマルというかデフォルトな感じで、そしてこれが一番おいしいような気がしました。
クリームと生地のバランスがよくて、クリーム自体も、「やっぱりうまいこと作ってるなぁ」と感じました。
回りまわって色々やってみたけど、やっぱり普通が一番、といったところでしょうか。
マロンパイでも、そのパイ生地を存分に味わえました。
カフェノワ。コーヒーとくるみの組み合わせにあまり出会ったことがなかったので、今回一番注目しました。
コーヒーとくるみのそれぞれのほろ苦さ、そして少しの塩気。香りもよくて大人の味に仕上がっていました。
ノワゼットテベール。今回のシェフのイチオシ。
鮮やかな緑と香りからして、上質な抹茶を使用していることがうかがえます。ヘーゼルナッツの香りとよく合っていて、
時折感じるサクサク層が食感のアクセントになっていて、しっとりした、これもどこか大人の味でした。
ルーローマロン。ロールケーキを忍ばせているそうで、ムース部分との味変が楽しめます。マロンの風味がとても強い。
フレーズピスターシュ。苺とピスタチオの間違いない組みあわせ。
苺のムースがただ甘酸っぱいだけでなく、奥深いフルーティーな口当たりがするものでした。
プラリネ ド ランジュ。アーモンドとチョコ、そしてオレンジ。これも最強組み合わせです。
パンも相変わらずおいしくて、ここのデニッシュはパイ生地に負けず劣らずいい仕上がりです。
オーブンが違うとかかな、バルミューダとか?(笑)

グラス系。マロンだけでなく、リンゴや洋梨を使ったものが取り入れられていていました。
ここでも、クリームブリュレはノーマルがゆえに、そのカスタードのおいしさがダイレクトに味わえるものでした。

食事系は、個人的に好物な食材、味付けのものが多くて気に入りました。
合鴨とデュカ。デュカとは、なんでも、ナッツを使ったスパイスだそうで、
バルサミコのソースにオリエンタルな香りがするこの味付けは新しくて、好きな味でした。
サーモンとアボカド、バンバンジー、もはや言うことなしです。やっぱり、ここの中華おいしいと思います。

今回のテーマの栗とナッツが入ったパフェ。ベリーのソースでまとめています。
ポッキーが刺さってるって珍しい。
師曰く、「ポッキーの日だから?」…ほんまや(笑)もしそうなら深いメタファーです。

ライブキッチンのその場でクリームを絞るモンブラン。メレンゲ台で王道のモンブラン。
テーマがテーマだけに全体的にやや重厚で、そもそも少しでも満足できるぐらいのテイストに仕上がっていました。
その中にあって、ベリーや抹茶などの組み合わせの妙については、味だけでなく色彩のセンスのよさを相変わらず感じました。
あと、パイ生地とカスタードクリームは本当に絶品だと思いますね。
帰りにfagotをのぞいてみましたが、何かを模したということではなく、スイーツらしい美しさのものが並んでいて、
ビュッフェとは違った魅力がありました。
パンもどれもおいしそうでしたし、クオリティの安定感はさすがですね。
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