2018-11-17 Sat
秋の味覚デザートブッフェに行ってきました。秋もだいぶ深まってきましたが、今日あたりは昼間はまだ薄手のシャツでもいられるぐらいでした。
そういえば明日は神戸マラソンが開催されますね。マラソンにかまだちょっと暑い気候かな。
このビュッフェでは、どんな秋の風景がみられるのでしょう。
ビュッフェ台の様子
スイーツから



















食事など













アイス



ロンネフェルトも

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今日はたくさんお客さん来てました。土曜は1、2部ともほぼ満席だとか。スタッフのみなさんの努力が実りましたね。
そして今回も、というか、いつもにも増して、おいしいものが目白押しでした。秋は素敵な季節です。

ショートケーキ。これは・・・油断してました。今回がかなりおいしくなってます。
通常は生クリーム勝ちですが、今回のはそれに負けず劣らずのイチゴ感で、中のスライスされた苺もなんだか際立った感じ。
なんでも、カスタードに苺ジャムを加えたものが入ってるとか。
幼馴染の女友達がオシャレをしてきて、思わずドキッとした・・・みたいな驚き。
モンブラン。
これはなかなか考えましたね。見た目の印象よりもだいぶライトなテイストに仕上がっていて、とても食べやすい。
中はクリームではなくぜラチンの餅で、モンブランクリームはほうじ茶を忍ばせているあたりがその仕業。
あえて「和風」というのを全面に出していないあたりもニクい。
抹茶と柚子のオペラ。抹茶に爽やかな柚子の間違いない組み合わせ。

栗とヘーゼルナッツのガトー。
これ、気に入りました。ヘーゼルナッツとマロン、そしてトンカ豆の香り高い逸品。
一見チョコだらけでしつこい印象を受けますが、無駄な甘さもなくてとても食べやすい。
リンゴと紅茶とスパイスのタルト。
リンゴと紅茶、ほんのりとカモミールの香りがして、爽やかな口当たりながら深みのある味わい。
フロランタンは柔らかめの生地が下に敷かれていて、ケーキ版といったところ。
黒豆ときな粉のパウンドケーキ。黒豆のほんのりした甘さ、後味にきな粉の香ばしさの懐かしくて素朴な味。

りんごとさつまいものブリュレ。
これも気に入りました。表面はスイートポテト。それもあって、重めのテイストを想像していましたが、
スイートポテトは緩めで甘さも控えめ、リンゴの爽やかな口あたりがとてもいいコンビネーション。
胡麻シュークリーム。ゴマの香ばしい香りが強く、軽い口当たりのクリームで何個でもいけそうなシュークリーム。

りんごと生姜のゼリー。
生姜がスパイスのような独特な香りで、いつも口にしてあるものとはどこか違った感じ。
なんでもオーガニックのドライジンジャーを使っているそう。リンゴと相まってすっきりと仕上がっています。
マカロンはかぼちゃとシナモン。ただ甘いだけのマカロンと違って、コクと香りがあって食べごたえあり。
シフォンラスクは2種類のソースで。コーヒーソースは緩めで、かけるとヒタヒタになります。
昔、うちの親父がたまにパンをコーヒーにつけて食べてたなぁ。あれ、うまいのか?と、ふとつまらないことを思い出しました。


食事もどれもおいしいですね。
エスカベッシュはソマーハウスで出てるものっぽいですね。こちらはレモンに加えてオレンジも添えられてとてもフルーティー。
カジキマグロのカツレツは、中のマグロは半生に仕上がっています。やはり冷製の魚モノは好きですね。
あと、なぜここでナシゴレンなのかは不明ですが、これもおいしかったです。

アイス。目を惹くところでいくと、やはりとうもろこしとリゾットでしょうね。
とうもろこしは、ほんとにありきたりですが、「素材を活かした」という表現につきますね。
ツブツブの食感と甘味はまさにとうもろこしそのもの。
リゾットは、粒が残っているお米のミルクベースのアイスと少しのラム酒。
どちらも、シンプルな味付けが功を奏してなんだかクセになる味。これに何か加えるとちょっとくどくなっていた気がします。

リピート特典のフルーツサバラン。底にはシロップと秋のフルーツが入っています。金柑がほろ苦くていいチョイス。
「秋の味覚」というふさわしい冠名にふさわしく、りんごや柿などのフルーツ、栗やナッツ、そしてスパイシーを織り交ぜていて、
バラエティ豊かな内容で、飽きることなくとても満足しました。
「普通」からの脱却、外し方やアレンジもうまいと感じました。
スタッフの方と抹茶と柚子の組み合わせがいいね~なんて話をしてて、
「そういえば、他で抹茶とホワイトチョコのオンパレードって時もあって・・・」と言ったところ、
「それは、もったいないですね」という返答があったんですね。
もったいない、つまり、せっかくそこまで作って、そこで終わってしまうのはもったいないという意味ですが、
このくだり、よく前シェフとよく交わしていたやりとりなんですね。
やっぱり、ここにはタノイズムが残ってるんだなぁと、感慨深いというか頼もしく感じました。
以前、守破離の話をしましたが、ここはほんとにいい進化を遂げていますね。
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