2018-12-08 Sat
クリスマスデザートブッフェ ~サンタのクリスマスプレゼント工場~に行って来ました。12月になってもクリスマスなんてまだ先のことかと思っていましたが、


店内はアットホームなクリスマスの雰囲気が溢れていて、ディスプレイもとても素敵でした。
テーマの「工場」のプレゼントが製造される様子をスイーツで表現しています。
スイーツから



















食事など










アイス



ロンネフェルトティー

今回もお客さんいっぱいで、クリスマスらしくにぎわった雰囲気でした。
そんな中、ひときわでっかくて存在感のある外国人の方が・・・新しいドイツ人のシェフさんが降臨されました。
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クリスマスのフェアというと、生クリーム、チョコ、イチゴが多く使われて、割と単調なことが多い気がしますが、
こちらはフルーツやスパイスが効果的に使われていて、食べやすくて飽きない構成です。
ホワイトチョコのパウンドケーキのみかん風味アイシングなんて、まさにその好例です。
ブリュレも杏が入ることでうまく甘さを中和していて食べやすく仕上がっています。
マドレーヌも、一般的なシンプルな焼き菓子ではなく、杏とレモンの風味で甘酸っぱさをフィーチャーしたもの。
クリスマスに杏仁豆腐。一見ミスマッチに見えますが、チョコやアイシングなどで重ためのものが多い中、
爽やかな杏仁とフワッとクセのあるスパイスの2つの香りは、柚子の香る蜂蜜ゼリーと並んで、一服の清涼剤のよう。
ジンジャークッキーも、甘いアイシングにきっちりとジンジャーの香りがして、西洋版の岩おこしとも言えましょう。
あなどれないのがスノーボール。おそらくいつも食べてるのはどこも同じ味のもので、それはそれで好きなんですが、
こちらは手作りでフレーバーもバラエティに富んでいます。
酸味が強めのいちご、素朴ながらもゴマ油の香りがするきなこ、など複雑で面白いものが多くあって楽しい。
苺ショート。今回も少し変わりましたね。生クリームは少し赤が入って華々しく、味は以前のものに近いあっさりめ。
最近、苺ショートの変化をこっそり楽しんでいます。
シュトーレン。これも大好きですね。新シェフさんの本場仕様の味?と興味深々でしたが、
今回は就任間もなくて仕込みの日が浅いのと、日本仕様にスパイスを控えめにしたもので、とても食べやすいものでした。





一つ一つかわいらしくデコレーションされて、グッとクリスマスの雰囲気が出ますね。
こういうものって結構見た目だけのことが多いんですが、こちらは中の層もしっかりと作りこまれています。
もみの木は、抹茶のクリームとゴマのムース、チョココーティングされたクッキー。
サンタは、苺をメインとしたベリーとホワイトチョコ。スノーマンはレアチーズとパイナップル。
組み合わせもよくてバラエティも豊かです。


食事系、おいしいです。
前回に続いて、魚介系のマリネのオードブル枠がうれしい。ピザはなかなか食べごたえがある具材です。

リピート特典でもらえるタルトレット。

アイス。今回は冒険度少な目ですが、相変わらずどれもおいしい。
中でもプラリネアイスは気に入ったかな。ナッツの香りと強い粘性でもっちりとした食感が特徴的。
ここ数回は、毎回、「今回が一番いいんじゃないか」と毎回個人的満足度が更新されていて、今回もとてもよかったです。
上に書いたように、フルーツやスパイスをいいところで使っていて、バラエティに富んでいて、かつ個性的。
丁寧に細部までしっかりと作りあげる技量やスピリッツは健在。
新シェフさんと少しだけ話しましたが、こちらのスタッフさんのタレントに対して一目置かれているようでした。
次回からはこのシェフさんのメニューで作られるようなので、来年もまた楽しみです。
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