2019-01-27 Sun
いちごすい~つ「いちごいちえ」に行ってきました。去年も行われたイベントで、結構楽しい時間を過ごせたので、今年も行ってみました。
去年は芸者さんが登場するなど、京都らしさを出した雰囲気づくりをしていましたが、今年はどんな感じでしょう。


(この2つはオブジェ)
すでにほとんどの日程で満席になっているようですね。
初回の昨年は、内容が秘密のベールに包まれていたので、6000円を出すのに勇気がいったのを思い出します。
今年はむしろ、ちょっと楽しみだったり。
スイーツ

いちごの食べ比べ。「利きいちご」のクイズにも使われます。






完成型











これは、仕上げにホイップクリームをかけてもらいます。























食事








フォンダンショコラとスフレは、焼きあがりを知らせてくれます。


パン



抹茶のオペラは割と早くになくなって他のものが出ていましたが、他のものは補充面の問題はありませんでした。
また、それぞれのカテゴリーが店内の各所に散らばっているので、スタート直後の混雑も大したこともなかったです。
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店内に案内される際に、まずはウェルカムドリンクから。



今回は、「きつねの嫁入り」のストーリーで寸劇もあり、忍者をフィーチャーしたコンテンツに仕上げています。
回を追うごとに出し物の内容が凝ってきてますね(笑) 最終的には本格的な舞台を見せられそうな勢いです。
侍さんとお嫁さんはわかりませんが、忍者に扮していたのはここの従業員の方で、
スフレが焼きあがったり、何か動きがあると店内を駆け回って知らせてくれたりします。
おかげで、店を出るころには、「~でござる」と思わず口から出てしまいそうです。
※これから行かれる方もいるかと思いますので、あまりイベント内容には触れませんね。


最初の一皿からスタートします。とても立派ないちごが入っています。よく味わって食べたほうがいいと思いますね、これは。









一見それほどの品数でもないかなと思いますが、スイーツと食事、食べ進めていくと結構な数だと感じます。
個性的なものこそありませんが、どれも丁寧に作られていておいしいと思いました。
いちごをひき立てるクリームに関しても、どこか裏テーマのような扱いで作られてるように感じました。
パリブレストにはかなり固めのバタークリームっぽいものを使っていたり、
生パウンドケーキや生クリーム大福にいたっては、苺抜きでクリームを味わうものになっています。
いちごとのタッグとなると、レアチーズあたりのチーズ勢も当然黙ってはいませんし、
いちごとクリームの組み合わせの違いを楽しんで食べてみるのも面白いかもしれません。
フォンダンショコラとスフレのホットスイーツにも、それぞれいちごソースが忍ばされていて、なんとなく贅沢な味わいです。
さりげなく置かれていた焼き菓子も、塩味がふわりとして、好みの感じでした。
前回もそうでしたが、食事系がやたら味覚のツボをつくものばかりで、どれもおいしかったです。
アンチョビとポテトのグラチネは、千切りのポテトにアンチョビの塩味と独特の香りがして、ワインにあいそうな割とオトナな味。
ビーフのピラフがまたやたらとおいしかったですね。ガーリックと胡椒が効いていて、どことなくスナッキー。
他のものもおいしいので、思わず食べすぎてしまいました。
食事の皿の中央に置いているのは、侍さんがフランベショーをして作ったソースがかかったアイスです。
僕は見ませんでしたが、侍がフランベをする姿もなかなかオツなものかと思うので、行かれるかたはぜひどうぞ。
最近はまってるスープ。ここはクラムチャウダーでしたが、濃厚でおいしいです。これとパンだけでもいけます。
カレーもしっかり牛すじが入っていて、この2つだけで、もはや朝食と昼食が完結しますね。


終盤になると、ホットコーナーでこっそりいちご飴?が作られていました。ひとつひとつ飴をのばしています。

これも終盤に一人一皿で出される、リゾット風の「ぶぶ漬け」
トマトとチーズの風味がしますが、出汁は和風でサラッといい口直し。
スイーツや食事もさることながら、クイズなどのイベントが目白押しで、時間がたつのがあっという間に感じました。
司会の方がいて、節目でアナウンスしてくれるので締まりも出るのですべてがスムーズ。
忍者の仕上がりもどこかぎこちなくてたどたどしくて、アマチュアの忍者たちなんですが、
皿を下げるついでにひと絡みしてくれたり、お嫁さんも店内を回って写真をすすめてくれたりと、
ゲストに楽しんでもらおうという気持ちがひしひしと伝わってきて、とても気持ちのいい時間を過ごせました。
ビュッフェにストーリー性をもたせて、インスタ映えを狙うという部分は他のホテル系と同じですが、
「はい、用意しました。じゃ、これで写真撮ってね」と完結せずに、そこから一歩進んで、
ゲストとつながって双方向のやりとりを取り入れているところは素晴らしいと思いました。
やっぱり、最終的には「気持ち」ということですかね。いいイベントでしたよ。
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