2019-04-06 Sat
いちごスイーツブッフェに行ってきました。先月は行けなかったのですが、行かないとなると、後で「あー行っときゃよかった」と思ってしまうビュッフェ。
その見た目以上に、食べるとじわじわと奥深い味わいがするスイーツが、そう思わせます。
今回はいちごシリーズの最終回。どんなメニューになのか楽しみです。
スイーツ




















軽食、フルーツなど









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いちごのロイヤルブラン。思いのほか甘さが強くて、濃厚なホワイトチョコの風味。
いちごのパリブレスト。やや固めの生クリームの下には、こっそりとアーモンドクリーム。表面のクラッシュナッツもいい香り。
いちごのタルト。いちごのジューシーな果汁が口の中に広がって、いちごをしっかり食べさせます。
ピスタチオクリームとの相性もよく、土台のタルト地もサクサク。

エンガディーナ。スイスの伝統菓子だそうです。中にはクルミが詰まってザクザクした食感。素朴でクセになる味わい。

レギュラー陣のクラシックショコラとベイクドチーズ。なんだかんだ言って、食べとかないと気がすまない。
クラシックショコラは中に濃厚なねっとりした層を込められている好きなやつ。
ベイクドチーズもちょうどいいチーズの香りと周りのクッキー地の食感がいい、安定したおいしさ。

抹茶のオペラ。強めの抹茶の味わいのムースとシロップで浸されたチョコの層でしっかりした甘さと食べごたえ。
底に敷かれたチョコがジャリジャリした食感で楽しい。
サンマルク。表面のキャラメリゼの香ばしい香りと2つのクリームのバランスがよく、品のいい口あたり。

ティラミスモンブラン。表面にはココアパウダー、クリームはマスカルポーネにカスタードを加えたもの。
中にはチョコ層が忍ばされているものの、全体的に甘さよりもショコラの香りが引き立っていて意外と食べやすい。

ムースショコラ。しっかりと甘いチョコが味わえる一品。中には固めの生チョコが入っていて、食感にアクセントを加えています。

いちごのブランマンジェ。ほんのりいちごの香りがするすっきりしたブランマンジェに、あえてあずきを添えて技ありな一品。
紅茶のクリームブリュレ。紅茶でも、強めのミルクティーのしっかりした味わい。

いちごと小豆のパイ。かなりシンプルながら、むしろサクサクのパイ生地の仕上がりのよさをひときわ感じられます。
生クリームではなく、小豆といちごで和風テイストなのもちょうどいい。

今回のロールケーキは、生地もクリームをキュッと引き締まったような食感。
はちみつということもあってか、甘さやしつこさもさほどなくて、とても好みのタイプのものでした。

パイシュー。見るとやっぱり食べたくなる罪なビジュアル。クリームの印象が毎回なんとなく違って感じるのも面白い。



今回はバラ肉が入っているということもあってか、カレーが豪華に感じました。
しかし、ここのスープ、やたらおいしいですね。毎回とても味がしっかりしてます。
今回はオニオンスープでしたが、オニオンスープってこんなに濃かったっけ?と思いました。これがまたバゲットとまたよく合う。

テーブルサービスのアイス。
ショートやタルト、ムースフレーズなど、シンプルにいちごを味わえるものをメインにしつつ、オーソドックスなものや、
チョコや和のテイストをとり入れてしっかり食べさせるものもあって、相変わらず品数の割に満足する内容でした。
それぞれのスイーツが、随所に、ひと工夫、ひと手間かけていると感じさせる味わいが、とにかく心の琴線に触れます。
ここのシェフとスイーツについて話すと、「それでは面白くないと思いまして~」という言い回しが端々に出るんですね。
もうひと手間かける、その思いや考えが、やっぱり奥深いうまさにつながっているんですね。
ここのファンのみなさんのほとんどがそうであるように、
彼のその職人気質、いや、もはや洋菓子馬鹿とも言える、そのひたむきな姿勢やキャラクターにとても好感がもてます。
これからも、きっといいものを作ってくれるだろうという期待がもてますね。
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