2019-04-07 Sun
桜スイーツブッフェに行ってきました。今日は天気もよく、桜も満開。まさに絶好のお花見日和となりましたね。
キラキラとした春の光の中、桜や鹿が織りなす、春の古都の風景を楽しむ人々でにぎわっていました。

会場となったこのお店も、門出を迎えるハレの場所にふさわしく、石畳の小道でステキな雰囲気。
ビュッフェ台の様子。














































休日ということもあって、店内はファミリー層が多くてにぎやかな雰囲気でした。
補充面も問題なくサービス面もきめ細やかで、さすが式場、といった感じ。
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ミルクレープは、スポンジのごまかしはなく、きちんとクレープの層になっています。間には紅茶のクリーム。
フルマージュトロピック。口あたりのいいフロマージュに、やさしいトロピカルをプラス。今日のように温かい日にちょうどいい。
桜のシフォンケーキ。カステラに近い食感の生地は、桜の香りが結構強めにできています。
カヌレ。外がカリッとして中がモチモチ、そしてここのものは味と香りが強いもので、とても気に入りました。

ここのタルト、よくできてますね。単にタルト生地の上にクリームをのせただけじゃないところがステキ。
桜のモンブランタルト。タルト地にはカスタードクリームを加えて二層仕立てになっていて、
これが桜のクリームと相まって、コクのある奥行きのある甘さになっています。
苺のタルト。一見普通ですが、これもクッキー土台との間にしっかりとジャムが塗られていて、いちご感がアップしています。
フレッシュのいちごだけでなく、やっぱりケーキはお菓子らしい甘味があると深みが増します。

若草フロマージュ。シェフのイチ推し。若草山をイメージして、大和茶を使ったチーズケーキ。
なんでも、ルタオのドゥーブルフロマージュを超えるチーズケーキを・・・という自信作だそう。
ベイクドとレアの二層仕立てがそれを物語っていますね。
その緑の色合いから想像されるよりも、濃厚なチーズのコクと香りが強い味わいで、お茶の香りがほんのり香ります。

ティラミス。主張が少なくやさしくアレンジされていますが、下にはチョコのサクサク層が忍ばされていていいアクセント。
葛入りパンケーキ。通常よりもしっかりとして弾力がある食感でありながら、固くなく、どこか不思議な風味を感じます。
個人的には特にあずきと合う気がしました。

シュークリーム。もはやここのレギュラー陣。サクッとしたクッキー地には、ミルク感強めのクリームがこめられて食べやすい。

柚子ショコラ。ホワイトチョコのムースとゆずの爽やかな香り。間違いない組み合わせです。
ゆずのピールが散りばめられていて、ゆず感もほどよい。
和菓子もあるのがうれしいですね。雰囲気も出てます。小さいながらも、このあたりもきっちりと作られています。
苺大福。これだけのラインナップになると、餡がメインの和菓子となるとちょっとしんどいですが、
中はフレッシュな苺に少し桜餡を添えている構成になっていて、一口サイズでとても食べやすくできています。
黒豆きんとん。これもそうですね。かなり柔らかくて黒豆の風味も感じられ、合間にパクっと食べられる。

いちごの食べ比べもありました。

桜スムージー。他にもかき氷があって、春を通り越してもはや夏ですね。

実演の、出来立て10分モンブラン。

いちごのメレンゲとバニラアイス、そこにホイップをかけていただきます。10分以内に食べてくださいとのこと。
甘酸っぱいいちごとたっぷりホイップやバニラのミルク感で口あたりがいい。

オリジナルカレー。これがやたらおいしい。
牛すじ肉がたっぷり入っていて、そのダシと香りが強い。カレーというよりもビーフシチューに近い、コクのあるものです。

そうめん。タボラ36の和そばもそうですが、パスタよりもこういう和の麺類のほうがスイーツの合間に合う気がします。

アイス。この2つもレギュラー陣ですね。木苺のアイスは、甘酸っぱさが強く押し出された、主張の激しい味わい。
どれも丁寧にきっちり作られていてクオリティが高く、サイズ感もよくて食べやすい。
バラエティー豊かなメニュー構成で、奈良の名産なんかも取り入れていて、よく考えられているなぁと思います。
ちょうど春、もしくは秋など、このお店が一番映える時期に開催するあたりもなかなかニクい。
マーケットインの発想が活かされた、好例のビュッフェだと思います。
春といわず、また秋にも開催してもらいたいですね。
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