2019-09-22 Sun

デザート&パンビュッフェ 「チーズ&ナッツフェア」


































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「チーズとナッツ」となると、なんだかくどくどしくてムッとするものが並ぶんだろうか・・・と思っていましたが、
まったくそんなことはなく、爽やか、軽やかなチーズ感のものが多くて楽しめました。
モンテリマール、シトロンは、オレンジ、レモンといった柑橘系のフルーツを使って、ほどよい酸味のさわやかさを、
クラッシュしたナッツで香ばしい香りと食感をフィーチャーしています。
ナッツ類というと、どうしてもチョコやキャラメルといった重苦しい素材と組み合わされることが多い中、
柑橘系のフルーツを使うあたり、うまい。特に、モンテリマールは、プラリネクリームのコクとオレンジゼリーの柔らかな
甘酸っぱさで、バランスよく今回のフェアを表現したシグネチャーモデルともいえます。
モンブランやロールケーキといったレギュラー陣もクリームをチーズ系にマイナーチェンジして登場。
通常の生クリームよりも塩気が強い分、すっきりとした後味になっていたように思います。
ポワールは、表面にはホワイトチョコがベースのグラサージュが施され、名前以上に甘さや力強い味わいを感じます。
クリームをピスタチオ仕様にしたショートケーキは、ピスタチオはさほど感じないものの、しっかりとしたコクが出ていました。
その一方、ブルーチーズタルトやヤギのチーズを使ったティラミス、なんて面白いものもありました。
スタッフの方、大丈夫かな?と多少気にされてたようですが、個人的にはもう少し強くてもいけるぐらいですね。
とても食べやすく、いい塩梅で仕上げていたと思いました。
ブルーチーズタルトは、添えられたはちみつ、タルト地の香りで、ブルーチーズがちょうどいいアクセントになっていました。
ティラミスの方はかなり強めにコーヒーを効かせてるので、ほとんどそれを感じません。あえてクリームだけ食べてみると、、
なるほど、なかなかクセの強い香りが広がります。これが隠し味になって、いつもとはちょっと違う風味に仕上がっています。
タルトは、黒ごま、洋梨、プラリネ・・・と、素朴で安心感のあるものが並んでいます。
口直しのゼリーもあり、全体を通して、食べる側に寄り添ったメニュー構成になっていて、そのバランス感覚も素晴らしい。


ライブキッチンはいつもの4回。


マドレーヌ、フィナンシェ、


シュークリーム

最後にアイス
スイーツ、パンに焼き菓子と、相変わらずの品数の多さ、バラエティの豊富さ、そしてバランスのよさで、
ビュッフェのひと時を楽しむことができました。これからも楽しみですね。
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