2019-10-12 Sat

折からの台風接近で予定が二転三転し、困った末にこのお店。
どんなときでも確かな味と内容で迎え入れてくれる、わが心のふるさと。












今回のメニュー



シャインマスカットのタルト
サクッとしたタルト生地、クリームのバランスがよく、シャインマスカットが最大限引き立てられています。

アップルパイ
ややフレッシュなものと完全に煮切ったもの、この2層仕立てになったフィリングがたまらない。甘酸っぱさが絶妙。


ティラミス
マスカルポーネ、というよりも、ミルキー感が強いクリームで優しい味。


むらさきいものモンブラン

栗のモンブラン


鳴門金時のモンブラン
贅沢なモンブラン3種の食べ比べ。どれもそれなりにボリュームもあるものの、食べ進めるとその重さはあまり感じない。
他のものもそうですが、余分な甘さがなく、栗や芋の風味が活かされているため。
どれもおいしいですが、鳴門金時が気に入ったかな。モンブランらしいビジュアル、クリームの口あたりと甘さが上品。
後味に鳴門金時のほのかな香りが残るのもいい。


バスクチーズ
今回楽しみにしてたものの一つ。クリーミーでさわやかな酸味はまさにチーズそのもので、かなり濃厚な口あたり。
チーズ好きにはたまらない一品。

かぼちゃのモンブランロール
さっきのモンブランと同じく、かぼちゃの風味や舌触りがよく活かされたクリームで、重さを感じさせない。

バナナタルト
さりげなくチョコチップが入っていて、火が通ったバナナ特有の芳醇な香りがよく出ています。


ゴールドキウイのタルト
甘酸っぱい、というよりもさわやかな甘さが広がるのは、まさにゴールドキウイのそれ。
いちじくのタルトもそうですが、フルーツが大きく大胆に使われているので、フルーツの味や風味が強い。
となると、通常はタルトの台生地やクリームの存在はあまり感じませんが、
こちらはタルト生地もカスタードもしっかり作られており、それぞれのフルーツと調和したスイーツとして成立しています。

いちじくのタルト


ケーキ屋さんの苺大福
ロールケーキにカスタードとあずき、そしていちご。それを求肥で包んだもの。
ありふれたものだけど、結局こういうのに惹かれる。なぜか落ち着く味。


プレーンロール
カスタードは控えめでほぼ生クリーム。表面はパウダーの砂糖がふられて品よく作られています。


くるみシュー
カスタードがたっぷり入って、時折くるみが登場。食べやすいのでつい頼んでしまう。

かぼちゃプリン
かぼちゃの裏ごしを食べてるような食感で、ほぼかぼちゃ。


タルトポワール

黒豆ぶっせ
無意識のうちに〆はこのぶっせ。スポンジ生地はたまごの風味がきいてて、求肥の食感も絶妙で、結構贅沢。
ホテルのケーキほど背伸びしておらず、町のケーキ屋よりも頭一つ抜きんでてる、ちょうどいいポジションのお店。
同じアイテムでもちょいちょいマイナーチェンジされていて、向上心も感じられるいいお店です。
これからも末永く、おいしいものを食べさせてほしいですね。
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