2019-10-27 Sun
〇安定感と守備範囲の広さは抜群。食事のバラエティも豊富で、色々な楽しみ方ができる。栗と林檎の和スイーツコレクション
今日は店内もずいぶん落ち着いた様子で、比較的ゆったりと時間を過ごせました。
栗に林檎に、しかも和・・・これ以上ないワードが並んでいて、とても心躍るテーマです。









































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栗と黒豆のテリーヌ。「蒸し羊羹」や「ういろう」を感じさせる、和菓子感がたっぷりのテリーヌ。
白あんとホワイトチョコの競演というのも味わいどころ。
林檎とさつまいものプリン。こちらも、プリンというよりは、栗きんとんあたりの和菓子でありそうな一品。
ねっとりとした生地はさつまいものザラッとした食感が残っていて、シャリシャリのリンゴのダイスが爽やかに感じます。
栗のミルフィーユ。ホワイトチョコと抹茶のガナッシュが印象的。栗もさることながら、さりげないドライベリーの酸味がいい。
林檎とほうじ茶のチーズケーキ。もし、自分がメニューを考えたとして、この3つを組み合わせるかなぁと思いました。
ほうじ茶とチーズケーキはいけそうですが、そこで「林檎」をチョイスできるかな。
なんてことを思いながら食べてました。
栗ときなこのオペラ。これもそうですね。オペラにきな粉を使おうと思うかなぁ。
ここのたどり着くまでの道のりをイメージすると、そのセンスや技量は、やっぱりすごいなと感心します。
林檎とアプリコットのケーキ。角のない甘酸っぱさが心地よく、すっきりした味わい。
栗のシブースト。小さいながら香ばしい甘さは、まさにシブーストのそれ。台はフィナンシェにような生地。
黒糖と林檎のパウンドケーキ。林檎が入ってるからか、水分が多めの生地で、黒糖のミネラルを感じる香り。

スコーンの添えられたアップルバターはやや酸味が勝ったもの。マロンデニッシュはクリームたっぷりです。


絞りたてモンブラン。モンブランとカスタード、2つのクリーム層。厚みのあるビスキュイでサクサク。
このモンブランクリームが一番モンブランらしくておいしい。

ランチ、ディナービュッフェは、北海道フェア。いももちが無駄にうまくて困る・・・

栗と林檎という素材を使って、見事に和の世界観を表現していると感じました。
「栗と林檎」×「和」・・・この「素材×世界観」というテーマの設定はうまいと思いましたね。
「いちご」、「ショコラ」、「秋の味覚」、もしくは「アリス」「シンデレラ」「クリスマス」・・・大抵はどちらか一つなんですが、
2つの軸を設定するととたんにイメージがクリアになる気がします。
それは、X軸とY軸の2次元の世界で、ベクトル線が明確になるかのよう。
作る側も食べる側も、生み出させる方向や世界観を共有できて、「なるほどね」と感じる瞬間が増える気がしました。
きな粉×オペラ、抹茶ガナッシュ×ミルフィーユ、ほうじ茶×チーズケーキ、和菓子を思わせるようなテリーヌとプリン・・・
なるほど、このスイーツに栗や林檎を使って、こういう組み合わせやアレンジをして「和」を表現してるんだ~
そう考えると、また違った面白さ、楽しみを感じます。
今後も楽しみなビュッフェです。
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このコメントは管理人のみ閲覧できます
2019-10-29 火 00:13:23 |
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[編集]
こんばんわ。いつもありがとうございます。
わかります。今回は僕も書きながら、ほくそ笑んでしまいました。
そうですね、お会いする機会が多いので、僕も嬉しいです。
「またお前か…」と、飽きられないようにがんばります(笑
いやいや、別に僕も単純なもんですよ。「うまいもんはうまい」それだけです。
ただね、このケーキ、もしくはビュッフェ全体を生み出すまでの試行錯誤や、
「喜んでもらえるかな」という作り手としての苦悩、
「おいしい」という満足そうなゲストの顔を見たときの喜び、
作り手がそういう部分に真摯に向き合っている姿を、ドラマティックに感動してしまう。
いや、むしろそれを感じたいと思ってるのかもしれません。
ハワイですか。いや、もうそうなってくると話が尽きないですよ。こちらこそ、ぜひお願いします。
じゃ、次回のそこでは隣の席に行きましょうかね(笑
またお会いするのを楽しみにしています。ありがとうございます。
わかります。今回は僕も書きながら、ほくそ笑んでしまいました。
そうですね、お会いする機会が多いので、僕も嬉しいです。
「またお前か…」と、飽きられないようにがんばります(笑
いやいや、別に僕も単純なもんですよ。「うまいもんはうまい」それだけです。
ただね、このケーキ、もしくはビュッフェ全体を生み出すまでの試行錯誤や、
「喜んでもらえるかな」という作り手としての苦悩、
「おいしい」という満足そうなゲストの顔を見たときの喜び、
作り手がそういう部分に真摯に向き合っている姿を、ドラマティックに感動してしまう。
いや、むしろそれを感じたいと思ってるのかもしれません。
ハワイですか。いや、もうそうなってくると話が尽きないですよ。こちらこそ、ぜひお願いします。
じゃ、次回のそこでは隣の席に行きましょうかね(笑
またお会いするのを楽しみにしています。ありがとうございます。
2019-10-29 火 00:47:35 |
URL |
あつきち
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