2019-12-14 Sat
12月冬の贈り物スイーツブッフェ
そういえば、クリスマスまであと10日ほどですね。
クリスマス前の忙しい時期に開催してくれるだけでもありがたい場所です。

アップルシナモンベイクドチーズ

クラシックショコラプラリネ

抹茶のデリス


モンブランピスターシュ


ムースショコラティ

キャラメルアップルパイ

ショコラエレガンス





ショートケーキ

タルトポワール



クグロフ

南瓜のベイクドチーズ

マロンパイ



胡麻のフロランタン

ムースフリュイルージュ



モンブランマロン








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モンブランピスターシュ。いつも通りフォークで切ろうとすると、何か固いものにあたる・・・
ピスタチオのクリームの中は、ホワイトチョコに包まれたベリーソース。クリームとベリーソースの組み合わせとまた違って、
ホワイトチョコの適度なコクが加わり、「あースイーツ食べてるわ」と満足感もアップ。こういうちょっとしたひと手間がうれしい。
ムースショコラティ。ミルキーでライトなチョコムース。底部のザクザクのチョコクランチがいいアクセント。
ショコラエレガンス。ザッハトルテの生地を思わせるようなチョコのケーキ。
濃厚でありながら嫌味がなく口あたりがいいのは、まさにエレガント。
クラシックショコラプラリネ。ここのクラシックショコラは中が半生でそもそもおいしい。だけでなく、毎月色んなテイストをプラス。
今回はナッツ。合わないわけがない、とてもおいしい。
アップルシナモンベイクドチーズ。ベイクドも毎月テイストを変えて登場。今回のアップルシナモンはとても好み。
キャラメルアップルパイ。キャラメルはそれほど強くなく、素朴な味わい。ここのパイ生地はサクサクで絶品。
クグロフ。洋酒の香りが強めに漂っていて雰囲気があります。ドライいちじくが使われているのもいい。



キャラメルポワール。洋梨の香りと食感がほどよいムースに、苦みのない軽めのキャラメルソースを後がけ。
マロンパイ。中のマロンは強めにラムの香りがします。サクサクのパイ生地をシュガーコーティングして、超絶品。
胡麻のフロランタン。粟おこしのような和菓子の見た目で、ゴマの香ばしい香りがいい中華菓子の雰囲気を漂わせつつも、
その甘さや香りはフロランタンそのもの。サイズ感もよくて、ついつい手が出る。
南瓜のベイクドチーズ。今回はベイクドチーズが2つ出ていました。かぼちゃが入って食べやすく仕上がっています。



抹茶のデリス。抹茶パウダーをからめたフレークに抹茶クリーム、葛か何かでやや弾力のある小倉餡で和風感高め。
柚子のグラス。ミルクチョコのムースに柚子ジュレの香りが絶妙に合っています。


一見見分けのつかない、ミルクゼリーとコーヒーブランマンジェが意外なところでやけにおいしい。
それぞれ簡単に言ってしまうと、牧場で食べるソフトクリーム、ミルク多めのコーヒー牛乳といったところか。シンプルイズベスト。
ティラミスは、ジュワっとコーヒーシロップが浸されていて、クリームとちょうどいいバランス。

ロールケーキは、黒糖風味のクリームにややドライ気味の食感のスポンジ。表面にはきな粉がまぶされています。
このスポンジが、昔どこかで食べたようなノスタルジックな和の風味を醸し出しています。



個人的に、デザートビュッフェにはミネストローネが一番しっくりくるスープだと思っています。ここのスープは具沢山でうれしい。
今回のカレーが、なんのひねりもない、家のカレーを彷彿とさせるもので、むしろこれがやたらとおいしかったりする。
大きめにカットされたじゃがいもとにんじん、時々角切りビーフ・・・そうそう、カレーってこういうもんだよ。

テーブルサービスとして一人一皿、ラズベリーのスフレ。シェフさんの思い入れが込められた、特別な日の一品だとか。
しっかりめに焼きあがっていて、中はふわとろ。
「今回は、感謝祭のようなことをやりたいと思って~」とババゾン氏が話してたように、素晴らしい内容でした。
台風で中止になった回の秋のスイーツも、限定数ながらいくつか場にならび、これ以上ないバラエティの豊かさ。
りんごやベリーを使って冬の雰囲気もあって、ひとつひとつしっかりと作り上げられたスイーツはまさに贈り物。
スフレを提供する際には、なるべく早く出来立てを提供できるように、あの運搬用の箱、フードテナー?を持って、
エレベーターではなく階段を使って運んできたそうです。
「あーもうちょっとしぼんじゃったかな」と、マスク越しに少し残念そうにはにかんだ表情は、まさにピュアなスイーツ馬鹿。
「お客さんにベストなものを食べてもらいたい」そんな気持ちをひしひしと感じることもまた一つの贈り物で、
きっとこの人が作るスイーツには、おいしさ以上の何かが込められているんだろうなと思いました。
やっぱり、スイーツも作り手のカラーが自然と出るものだなと改めて確信しましたし、
そして、ここのスイーツとババゾンにファンが多いことも改めて納得しました。
また来年は色々と挑戦しそうなので、今後も楽しみなビュッフェですね。
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