2020-02-09 Sun
アゴーラ・スイーツビュッフェ 「チョコレートスイーツ」この週末は、アゴーラ2連発。こちらはチョコ単体がテーマ。

ショコラの食べ比べ。

ザッハトルテ

ミルキーショコラブラン

蒸し焼きショコラ


パッションショコラキャラメル


チーズショコラ


ショコラオランジュ

ムースショコラ フリュイルージュ


タルトショコラレザン


フォレノワール

チョコレートロール





ショコラデニッシュ

ハニーショコラ


ジャークチキンサンド

ミックスサンド

生ハムのクロックムッシュ


ライブキッチン
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今回のメニュー




ミルキーショコラブラン。なんだ、ショートケーキかよ、と見せかけて一口。ホワイトチョコのコクのある甘さが口に広がる。
やや固めでサクッとしたスポンジで、思いの外ミルキーな風味が強いのは、ホワイトチョコのほか練乳も使われてるからだとか。
ザッハトルテ、蒸し焼きショコラ、チーズショコラ。基本に忠実に作られていて、チョコの魅力を味わえる。
固めのグラサージュがしっかり施されたザッハトルテ。
蒸し焼きショコラはしっとりもったりしたガトーショコラといったところ。底にさりげなく敷かれたクッキー地がいいアクセント。
コクと特有の酸味はまさにチーズケーキのそれ。香ばしいチョコの風味が加わることで満足感もアップ。
タルトショコラレザン。サクサクのクッキー地にねっとりしたクセの少ないミルクチョコ、そこにさりげなくレーズン。
これは・・・うまくないわけがない。
クレームカフェショコラ。ベリーソースの下にはレアチーズのムース?と思いきや、ほんのりとコーヒーの香りが。
エスプリがきいた、なんとも粋なスイーツ。
アイボリーフラン。シェフの十八番の紅茶のジュレとバナナが、今回はホワイトチョコのパンナコッタとタッグ。
このバナナがフルーティーなさつまいものような不思議な風味で、3つのフレーバーのバランスのよさもさることながら、
グラススイーツらしくすっきりとした後味に仕上がっていました。
マカロンショコラ。ショコラをスモークして、個性的な引き立った香りが印象的。こういう遊び心、好きですね。

自家製パイとフルーツのフランベ。
もはやこちらの代名詞、パイとカスタード。今回はフランベしたフルーツとともに。
シナモンや八角などのスパイスとともにフランベし、バルサミコ酢で酸味付けされたオトナなフルーツソース。

今回も、ポタージュではない方のスープがうまい。牛すじと玉ネギがトロトロに煮込まれ、牛ダシがよく出ていい塩加減。
スイーツの合間に、これをすすりながらサンドイッチをひとかじり。スイーツビュッフェの箸休めはこれぐらいがちょうどいい。
リスタートして2回目。ほどよいスイーツの量と質は、ゲストが思い思いにスイーツを堪能する空間を作り出しています。
ここもオーソドックスなものをしっかりと丁寧に作っている、やっぱりこれに尽きます。
あとのプラスαは、表現者としての個性なのかなと思いました。
例えば、グラスで味の層を重ねていく中で、いったいどんな世界を表現して、どんなインパクトを与えようと思っているのか。
それはホールケーキでは表現できないことかもしれないし、この小さい器だから表現できることかもしれない。
シェフさんが織りなすセンスというのは、単に味や色彩のバランスを整えるいうことだけではなく、
自分の中の世界観を表現するという、極めてアーティステックな部分に依っているんですよね。
その部分を大切にしているという点で、意識が高いというかセンスがいいシェフさんだなと改めて感じました。
これからどんな世界を見せてくれるのか、楽しみです。
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