2020-06-07 Sun
スイーツビュッフェ ~和素材スイーツフェア~今日はとてもいい天気でしたね。
早いものでもう6月・・・今日の日差しなんて、もはや夏のそれに近い力強さを感じます。
素敵な季節はすぐそこ。鬱蒼とした前半のこの雰囲気を一掃してほしいものです。

ひと昔前は、ハリエに通じる道の途上で力尽きた旅人の救済の地として、その名をとどろかせたお店。
ずいぶん昔に来たときにこれといって印象に残らず、実はこの間のプレオープンの時に寄ってみましたが、
やっぱり特に心に刺さるものがなかったという、ある意味裏切らないお店です。
が!結論からいうと、今回は裏切られました。
ビュッフェ台は包装済みの焼き菓子のみになって、軽食の類はオーダー品になりました。
軽食の品数はやや減った気がしますが、温かい状態で提供してくれるので、こっちの方がいい。
あと、一番大きいのは、みなさんが大好きなワード、「店売り」のケーキがいくつか並んでいることでしょうね。
そのおかげで、サイズ的にも完成度にしても、やっぱり格段によくなっています。
コロナ対策で、内容がややパワーダウンすることが多い中、一周回って「あれ、なんかいい感じ?」といったところ。























ドリンク
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一人一皿の「出来たてスイーツ」
カスタードと餡が入ったパイ、自家製のわらび餅とゆずジェラート。

贅沢ベリータルト。
正直、これを最初に見てテンションが上がりました。
ここのケーキって、いかにもビュッフェ用でなんか完成度が低いという印象が強かったんですが、
「えっ、ちゃんとしてるやつやん!?」というのが正直な第一印象の感想。
プレオープンの時にも苺タルトが出てたんですが、確か苺と苺のソースのみの構成だったはずですが、
今回は、カスタードがたっぷり敷かれて、タルト台もサクサクでいい食感に仕上がっています。


極上のモンブラン。
マロン感は弱めで生クリームが優勢なマロンクリーム。その分クセがなく、メレンゲとよく合ってスッと入っていく印象。
中には栗が一粒入っています。

ショコラクリームケーキ。

その日のバナナケーキ。
表面がキャラメリゼされて香ばしいほろ苦さ、そしてふんわりと香るラムがバナナの甘さと相まって、とても雰囲気のあるケーキ。

苺のクリームケーキ。

濃厚なガトーショコラ。
そこまで濃厚さは感じないが、中がしっとりとしていて、品よくちょうどいいチョコの強さ。

濃厚しっとりチーズスフレ。
これは名前に偽りなし。しっとり感が強い上にさっくりとした口あたり、優しいチーズの香りは、上位のチーズスフレ。

苺のティラミス。

エスプレッソティラミス。

コーヒーミルクプリン。
コーヒーゼリーの類って、数合わせに無造作に置かれていることが多いんですが、これもいい具合の完成度。
ミルクプリンがいい仕上がりで、単調なコーヒーゼリーとのバランスがいい。
昔、ミスドにあった「氷コーヒー」みたいな、ちょうどいいミルクコーヒー感です。

カリカリに焼いたりんごパイ。
これは・・・うまい。まぁそもそもアップルパイは好物ですが、これはパイの表面にシロップが塗られて飴上になってて、
艶が出てる上に少しパリッとした食感も楽しい。大ぶりの煮りんごもたっぷり入っていて、これはまた食べたい。

栗と黒豆の近江茶タルト、ほうじ茶のテリーヌ。
このあたりで、今回のテーマのカラーを出しています。和風感が出ていてよかったですよ。
テリーヌはホワイトチョコベースでしっかりとした甘さ。

濃厚スティック焼きチーズ。
NYチーズケーキのスティック版。

しあわせスフレ。(チーズ、ショコラ、かぶせ茶)
どれもしっとり、ねっとりとして濃厚な口あたり。かぶせ茶は、これまたホワイトチョコがベース。

クロワッサンサンド。

キッシュ。

ガレット。トマトソースにとろけるチーズ。

自家製ジェラート。ゆずレモンと黒豆きなこ。
出来立てスイーツに添えられていたゆずのジェラートがおいしかったのと、せっかくなので和でまとめてみました。
ちょっと味が淡い感じですが、その分香りがよく出ていて口あたりもよかったです。
クオリティもさることながら、カットのサイズが大きめになっているので、ペース配分にも気をつけましょう。
こっちの方が絶対に満足度は高いので、このシステムと内容で続けてもらいたいものですね。
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