2020-10-31 Sat

栗や芋の他にも幅広く秋の味覚が使われたメニュー構成で、いつもより重さを感じるものが多いはずですが、
今回もいつもと同じく食べやすいものが多かったです。
細かな工夫がなされていて風味や味わいにバラエティ豊かな変化があるので、何か一つのテイストだけでなく、
一つのケーキの中にいろんな魅力が詰め込まれているからでしょうね。
品数は少ないですが、ゆったりと落ち着いてスイーツを楽しみことができると思います。



ポム

外側は甘酸っぱいりんごのムースで爽やかに、中心部はりんごのコンポートとチーズクリームでコク深く、
食べる部分で違った魅力のりんごのテイストが味わえる。

苺ショートケーキ

アプリコットと洋梨のタルト

ありそうであまり見かけない秋果実の組み合わせ。アプリコットの甘酸っぱさがメインとしつつ、洋梨のシャリ感も。
台生地自体が深い味わいでサクッとおいしく、添えられたヘーゼルナッツの食感と香りもいいアクセント。

マロンのミルフィーユ

ポテッとしたカスタードクリーム、バターの香りが豊かでザクっと薄めのパイ生地で、ミルフィーユの条件は完璧。
あしらわれたマロンクリームと生クリームで秋らしい。

紫芋モンブラン
フィナンシェのような甘い生地の中には、さつまいものダイスが散りばめられています。
上にのせられているのは大学芋。パリッ、ホクッとしたさつま芋とナチュラルな甘さの芋クリームと芋づくし。

ドゥルセ

ハーゲンダッツのアイスバーのような見た目で、深い甘さのホワイトチョコも近いものがある。
中に入っているジュレがとてもおいしい。カシスの酸味、いちじくの柔らかい甘さ、ワインの香りが最高のバランスで
組み合わさっていて、ホワイトチョコの濃厚な甘さとよく合っていました。

グリオットチェリーのブランマンジェ
ブランマンジェは軽めで、どちらかというとミルクプリンに近い。

ショコラ

チョコムースにチョコのグラサージュ、チョコの濃厚な味わいのよくある形のもの。
これは、中のブリュレのトンカ豆のちょっとクセのある香り、そして台生地のメレンゲのサクサク食感が心地よい。

パンプキンチーズケーキ
フォークを入れるとホロホロと崩れていくほどの柔らかさで、ちょうどパンプキンサラダのような味わい。

コーヒーゼリーとバニラアイス
一見どこにでもありそうな感じですが、コーヒーゼリーの苦みとバニラアイスの甘さの間にレモンの香りが潜んでいます。
小さいころに食べたことのある「バター飴」のようなお菓子っぽいレモンの香り。いい組みあわせでした。

カルツォーネ きのこポタージュ
かなりの咀嚼数が必要なカルツォーネと、芳醇なきのこの香りが漂うポタージュ。
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