2021-03-26 Fri

お店はホテルの2階に位置するカフェ。急ぎ足なら、新幹線のホームから5分とかからない好アクセスです。
平日の昼下がりながら、サラリーマンからマダム、女子学生と幅広い客層でにぎわっていました。
大きな窓はちょうど木の緑と同じ高さで、葉っぱが風で揺れるのに合わせて春の光がキラキラと漏れています。
いつものスイーツブッフェと違った形で、こちらのスイーツを味わえるのを楽しみにしていました。
スイーツは、ポーションもやや小さめのものが多くて、全般的にとても食べやすい印象。
それはただ単に軽いということではなくて、それぞれのスイーツに合わせた味のバランスがとれているからでしょう。
とてもステキなひと時を過ごすことができました。








ピスタチオとショコラのタルト


→タルト台のクッキーはかっちりしてサクサクで、香ばしいココア風味。
中にはチョコとピスタチオ、2種類のガナッシュがいれこまれています。
トップのピスタチオムースはやや固めでババロアのような食感で、これも中にはショコラムース。
あまおう苺のシフォンサンド


→見た目のボリュームで、オーダーするのをちょっと躊躇しますが、いざ食べてみるとそれが杞憂であることに気づきます。
フワフワで柔らかなシフォン生地、中のホイップもゆるくて軽い口あたりで、スルスルと飲み物のように入っていきます。
キャラメルショコラ

→上はビターで香ばしく、下はスイートでミルキーな2つのキャラメルムースを使って、味と香りに厚みがあります。
間の層にチョコフレークを散らして食感のアクセント。キャラメリゼしたクラッシュナッツとか入っててもよさそう。
レアチーズボール


→ホークスのホームタウンということで野球のボールを模したレアチーズ。
レアチーズ自体はチーズ感強めで酸味を感じます。中のベリーソースはミックスベリーで、甘酸っぱさのバランスが抜群。
あまおう苺のタルト


→トップに生クリーム、苺の間に少しカスタードを入れたのみのシンプルなタルト。
そのため、苺のフレッシュな甘酸っぱさと、サクサクで中がねっとり甘いタルト台をダイレクトに味わえます。
生チョコロールケーキ


→周りはチョココーティングされていて、中のクリームの中に生チョコが入っています。
さぞコテコテしてるのかと思いきや、これも不思議なほどフォークが進みます。
外のチョコが割れるパリッとした食感、クリームはやや固めでホロッとしてほどよい甘さ、いいバランスのロールケーキです。
桜


→先日のブッフェでは小型のものが出されていました。やっぱりこの大きさになると味の特徴がはっきりします。
柑橘系の甘酸っぱさが爽やかに香る桜ムース、中には白あんが入っていて和のしっとりとした甘さとフィットしています。
トップにあしらわれた桜の花に塩漬けですっきりとした後味。
苺の米粉ロールケーキ

→スポンジ生地は、さっくりとして香ばしいような香りがします。
これと次のガトーフレーズには、甘いミルクの香りの、あの生クリームが使われていて、苺との相性も最高。
ガトーフレーズ

→いちごのショートケーキ
枡入り八女抹茶ティラミス


→独特な香りがかすかにするので、最初は枡の香りかと思いましたが、どうもお茶の香りのようです。
表現が難しいんですが、お茶っぽくない、スッキリとした「青い」香りとでもいいましょうか。
スイーツは、スポンジとコクのある抹茶クリームが層をなしていて、ショートケーキのような感覚も併せ持ちます。
中にも所々あずきが入っていて上品な和風の甘さ。
オリエンタル博多プリン


→色を見てもわかるように、たまごが濃い!そのコクと香り、ややねっとりした食感はもはやプリンではなく、
カスタードクリームそのもの。下にカラメルが入ってますが、むしろ要らないぐらいです。
器も凝っていて、まさにシグネチャースイーツの名にふさわしい一品。
しぼりたて和栗モンブラン (オーダーブッフェメニュー適用外)


→こちらのカフェの看板メニュー。せっかくの機会なのでいただきました。
今流行りのスタイル、テーブルで最後の仕上げとしてモンブランクリームを絞ってもらえます。
このクリーム、九州産の栗が使われて和栗の芳醇な香りとほっくりと濃い甘さ。
薄いクッキーを底に敷いて、サクサクのメレンゲ、そしてカスタードクリーム。このカスタードが大正解!
和栗だけだとちょっと単調で野暮ったいところもありますが、カスタードが入ることで奥深いスイーツ感が倍増します。
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